冥土(メイド)人形(にんぎょう)クリン・ラビィ》 [編集]

冥土人形クリン・ラビィ R 水文明 (3)
クリーチャー:デスパペット 3000
ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)
各ターンに1度、自分のデスパペットが出た時、カードを1枚引いてもよい。
各ターン、相手はクリーチャーを2体までしか出せない。

DM26-EX1で登場したデスパペット

ターン1デスパペットが出た時にドローできる能力と、相手にターン不問でクリーチャー展開を2体までにするロック能力を持つジャストダイバー

相手を対象に1ターン中N体制限+αの機構を持つカードのバリエーションの1つ。

近い時期に出た《創世竜 ゴルギーネクスト》が上記の特徴を生かして様々なデッキに使われたのと同じく、こちらも様々なデッキで妨害として使える。
《ゴルギーネクスト》はフルスペックにはD・D・Dが必要ということでビートダウン系向けの性能をしていたが、《クリン・ラビィ》は攻撃を必要としていないのでメタばら撒きからコントロールワンショットする系向けとなっている。《キユリのASMラジオ》の呼び出し先として見ても優秀。

自身が出たことでもターン1が誘発するため、最低限キャントリップを内蔵している。加えてジャストダイバーにより往復1ターンの間は相手から処理されづらい。
「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力ではない出た時の1ドロージャストダイバーロック能力を持ちパワー3000であることから、《アクア・ハルカス》などの上位互換とも考えられる。
ジャストダイバーメタの組み合わせの強力さは《洗打の妖精》においても証明済みであるが、加えてこちらは置きドローを兼ねるため、ジャストダイバーでほぼ確実に1ターン生存可能であることの意味が更に大きくなっている。

種族デッキでなくとも十分使える性能な上、当然ながら種族シナジーを使うデッキでもバリューは高い。デスパペット・クリーチャーでありながら単色というのがマナ基盤としてありがたい。
【青黒デスパペット】、ひいては派生元である【青黒COMPLEXコントロール】両者ともに手札管理がかなり厳しいかつ大量展開メタに乏しい為、非常に噛み合った性能をしている。

相手の動きをメタ能力で1ターン、除去を使わせて1ターンの計2ターン狂わせつ2ドロー程度できると考えるだけでも大きなテンポアドバンテージを得られる。仮に選ばせ除去などの方法で即座に処理された場合でも、《クリン・ラビィ》が出た時点で既に1ドローできているため損失は少ない。
更に、ハンデスを得意とするデスパペットな性質上相手の処理手段をハンデスで刈り取れる可能性も高く、そうして生存できれば更なるアドバンテージを稼ぐことができる。

コスト3のデスパペットには《冥土人形ヴァミリア・バレル》アドバンス限定だが《覇王の特権大使、キサラギ》などが存在する。
ただし、役割は三者三様であり役割においての競合を心配する必要は薄い。
むしろ盤面にクリーチャーがいないときに《クリン・ラビィ》を召喚→出てきたクリーチャーに対して《ヴァミリア》のバウンスハンデスを行いつつ自分は2ドロー/ジャストダイバーな事を活かして《ヴァリミア》のハイパー化の種として使う、3ターン目に《クリン・ラビィ》→4ターン目の《キサラギ》で2ドローしつつ《「ウチの左眼は困惑の左眼なのゼナ(>▽Φ)」》ピーピングハンデスを飛ばし《クリン・ラビィ》と《キサラギ》への除去札を抜きつつ厄介なカードを2体盤面に並べるetc…と非常に噛み合っており、併用することでより強力に扱うことが出来る。

総じて、フレーバーテキスト通り【青黒デスパペット】の援軍としては勿論、それ以外でも非常に優れたカードと言える。

  • 《龍后人形メアリー・ジェニー》に仕える「冥土人形」の1体。掃除係を努めているが、「掃除をするより汚さなければよい」という考えのもと掃除よりも屋敷への人の出入りの取り締まりに対して努力しており、半ば門番として扱われている模様。
    • 「既存デスパペットの姉」という設定の通り冥土人形の中でも年長者であるらしく、他の人形たちから頼られるのは勿論《メアリー・ジェニー》すら彼女にの相談をすることがあるとのこと。
  • イラストについては非常に謎が多い。
    +  解説および考察

環境において [編集]

登場初日から【青黒デスパペット】【白青緑Drache der'Bande】系統、【白青G城ウィリデ】【白青赤緑グッドスタッフドギラゴン】等で結果を残した。
特に【白青緑Drache der'Bande】系統では各地で入賞を量産している。
2日目には【白青黒邪眼帝】【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】での実績が報告されている。
3日目には【白青ライオネル.Star】【青単カウンターニバイケン】での使用実績が見られた。

特に【ゴルギーオージャー】との対面では間に合いさえすれば、添えるだけで実質的に相手を逆転不可能に追い込むことが殆どである。
【白青赤緑グッドスタッフドギラゴン】との対面でも、取り敢えず《キユリのASMラジオ》で溜める動きの際に捲れば相手のメインの動きを粗方阻害できる。
丁度環境での使い勝手は《一音の妖精》《ネ申・マニフェスト》を足して2で割ったようなものである。

【青黒デスパペット】においては、墓地利用メタ耐性の低さ、墓地肥やしと妨害が同時にできない点、ハンデスと手札キープの両立の難しさ、こうした構造上の問題を1枚で解決できる。
継続的なドローで多色のパワーカードを抱えやすい上に若干多色事故も起こりにくくなっているため、要は《真気楼と誠偽感の決断》+《ブレイン・スラッシュ》で圧殺できてしまうということである。
そういう意味でも一番相性が良いのは2枚目以降の《クリン・ラビィ》であり、複数体着地すれば中々の勢いでドローできる。
自身での置きドローによって《人形の裏技ペット・パペット》をかき集めることで1ターンの密度を上げた型も見られる。

【青黒ボウダン=ロウ】でも結果を出しているが、これは手札の減らないメタカードというのが使いやすいだけでなく、案外デッキが結果的にある程度デスパペットで固まっているため継続的にドローしやすいのもある。
そういうこともあって【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】【黒緑アビス】などの地上戦デッキが流行している地域では有効性が高い。

2026年6月初頭には、何のシナジーもないにもかかわらずこれを1枚入れた【青緑ジャイアント】がオリジナルの51人参加のチャンピオンシップでベスト4入賞。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


[1] 単色では《アイアン・マンハッタン》《キャンベロ <レッゾ.Star>》のみ
[2] 参考
[3] 《メアリー・ジェニー》と直接の関係があるのは《マーシャル・プリンセス》だが、首元の形状や胸元まで開いてる服を着ていることから《マーシャル・クイーン》と思われる
[4] 本人は持っていないが
[5] 創作作品の中で登場する、財力や権力を持つ悪人が不都合な相手を抹殺するときの実行役の呼称。また、掃除係と直接の繋がりはないが、死体の処理役を意味して「掃除屋」という言葉を用いることもある