芸魔隠狐(げいまいんこ) カラクリバーシ》 [編集]

芸魔隠狐 カラクリバーシ VR 水/火文明 (5)
クリーチャー:マジック・モンスター/ゲーム・コマンド 4000
G・ストライク
革命チェンジ:マジック(自分のマジックが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
スピードアタッカー
このクリーチャーが出た時、カードを1枚引き、その後、コスト3以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。

DM23-RP3で登場した/マジック・モンスター/ゲーム・コマンド

革命チェンジスピードアタッカーを持ち、cipで1ドロー呪文コスト踏み倒しが行える。

文明構成は異なるが、《ミラクル1 ドレミ24》インフレ版といった性能。そちらと同じく《AQvibrato》《プラチナ・ワルスラS》などを革命チェンジ元として使える上、スピードアタッカーでタイムラグをなくせる《灼熱の演奏 テスタ・ロッサ》《調律師ピーカプ》あたりもチェンジ元として使える。
キャントリップで手札の減りを抑えられる上、唱えられる呪文に光または水の文明指定もない。

cip後半の呪文コスト踏み倒しを使ってアンタップ効果を持つ呪文を使えば、自身をチェンジ元にして再度革命チェンジできる。コマンドを持つので侵略元に使うのも手だろう。
自前でスピードアタッカーを持つので、手打ちで召喚しても問題無く仕事が出来るのも嬉しい。

チェンジ先の有力候補は《芸魔王将 カクメイジン》だろう。《カクメイジン》のブレイク前効果で、このカードで唱えた呪文を再利用することが出来る。
上述したアンタップ効果を持つ呪文を再利用することで、3ターンキルも狙える。

特に相性が良いのは《瞬閃と疾駆と双撃の決断》。自前でスピードアタッカーを持つため効果の選択権が1つ浮き、適当な追撃要員を投げるなど状況に応じた動きが出来るのが強み。

アンタップからの革命チェンジに拘らずとも、《本日のラッキーナンバー!》などでフィニッシュをサポートしたり、適当なドロー呪文を投げるなどして便利に働ける。

革命チェンジ元として《奇天烈 シャッフ》を使う場合、《奇天烈 シャッフ》のアタックトリガー1回分の呪文ロックと《本日のラッキーナンバー!》1回分の召喚・詠唱ロックで雑にカウンター封じしてワンショットすることが期待できる。

出したターンから攻撃できるコマンドなので侵略元としても優秀。
侵略先は《SSS級天災 デッドダムド》《轟く侵略 レッドゾーン》といったメジャーどころを始めとして、《超奇天烈 ガチダイオー》などの侵略元に四苦八苦していたクリーチャーにも幅広く対応している。
ただしそれらのカードと合わせる場合は自身の革命チェンジが若干活かしにくいところはあるので、主にミッドレンジ帯での侵略デッキに活躍の場を見出すことになるか。

また、多色かつコスト6以下の範囲ということで《蒼き守護神 ドギラゴン閃》《蒼き団長 ドギラゴン剣》の踏み倒し先としても候補になる。
《Napo獅子-Vi無粋》《紅奏龍メルダウ》のように使いやすそうな火単色のコスト5ドラゴンが登場していることから決して机上論では済まされない。

ルール [編集]

  • 《龍風混成 ザーディクリカ》の裁定より、cipの1ドローの時点から任意で、「その後」は直前の任意を使った場合は連動して行わなければならない。
    ただし、このカードの場合は「その後」以降が非公開ゾーンから相手に見せずに何かをする効果なので「唱える対象が手札にない」扱いで効果を破棄することができる。
    • 結論だけ言うと「1ドローも呪文詠唱もしない」「1ドローと呪文詠唱をする」「1ドローはするが、(手札にコスト3以下呪文がないものとして)呪文詠唱をしない」の三択から選べる。不可能なのは「1ドローはしたくないが、呪文詠唱はしたい」という選択。

その他 [編集]

  • カード名の由来は「カラクリ」とボードゲームの「リバーシ」か。隠狐は和将棋・大局将棋における走兎の成駒。

サイクル [編集]

DM23-RP3のコスト5革命チェンジ持ちサイクル。すべてベリーレアで、cipキーワード能力を持つ。

収録セット [編集]

参考 [編集]