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超竜バハム P(SR) 火文明 (4) |
進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン 11000 |
進化:自分のアーマード・ドラゴン1体の上に置く。 |
このクリーチャーは、バトルゾーンにある自分のドラゴノイド1体につき、シールドをさらにもう1枚ブレイクする。 |
コロコロコミック2004年1月号に封入されたプロモーション・カード。
自分のドラゴノイドの数だけシールドを余分にブレイクする。
このクリーチャーの元々のブレイク枚数が1枚なので、実質的には「クルー・ブレイカー・ドラゴノイド」のようなもの。
ドラゴノイドには《凶戦士ブレイズ・クロー》を筆頭に軽いクリーチャーが揃っているため、だいたい2〜3枚のシールドをブレイクする事ができる。
問題は進化元が大型のアーマード・ドラゴンだということ。
デッキの大半を小型のドラゴノイドで占めた場合、デッキの構成は【速攻】寄りになり、それに対して大型のアーマード・ドラゴンを入れるのはふさわしくない。
長らくこの進化元問題は解消されず、《レジェンド・アタッカー》や《ファイナル・ドラグアーマー》、《レオパルド・グローリーソード》などが候補に上がることもあった。
ただし、《レジェンド・アタッカー》の場合は爆発力が出るものの、進化まで含めると8マナかかってしまう上、強化されたドラゴノイド達でそのまま攻撃した方が良いケースもある。
残り2枚の場合、ジェネレートとクロスという手間がかかる。
しかしDMEX-08にて2コストのオレガ・オーラ《メガ・イノポンドソード》が登場。GR召喚先につければ、それを進化元にできる。
同時にGRドラゴノイド《炎舞闘士サピエント・アークGR》も収録され、《バハム》は地味ながら大きな強化を受けることになった。
DMBD-16にて、念願の3マナアーマード・ドラゴンである《ボルシャック・栄光・ルピア》 が登場し、マナ加速などに頼らなくてもスムーズに進化出来る様になった。
皮肉なことだが、《栄光・ルピア》はcipにマナブーストを持ち、次のターンにはコスト6の進化クリーチャーを重ねることができるため、《超竜バハム》がデッキに採用されやすくなったわけではない。
またDMRP-21で登場した《ボル武者の炎霊》はそれよりさらに軽い2マナのアーマード・ドラゴンである。こちらも進化元として有力だろう。
準バニラなため、後年のインフレには取り残されている。しかし以上の通り、黎明期のカードの中ではかなりハイスペック。