東方血土 [編集]
背景ストーリーに登場する場所で、闇文明に関係しているらしい謎の土地。不死鳥編背景ストーリーでは「新世界」、極神編背景ストーリーでは「旧世界」とも呼ばれている。
基本的にワールドマップにて詳細が描かれていることが多い土地だが、フレーバーテキストでも稀に言及されることがある。設定上、不死鳥編の世界観においては非常に重要な役割を担った。
背景ストーリーでの扱い [編集]
不死鳥編以前の描写 [編集]
フィオナの森の東方の奥地に入り口が存在し、「逢魔が原」戦場後を超えた先に「東方血土・賢者の門」と呼ばれる入り口がある。
入り口は重火器を積み上げて厳重に作っているらしく、その先には「東方闇帝国」と呼ばれる謎の国家があるようだ。
闇文明に関係する土地だが、《血土の無僧ザハク》のフレーバーテキストでは闇文明の大物である《悪魔神バロム》がこの土地を支配しきれなかったと語られており、バロムの転生した姿である《悪魔神ドルバロム》がDMRP-17版のフレーバーテキストによると破壊対象にしていたりとその関係性には謎が多い。
また、ワールドマップでは《古の羅漢バグレン》と関係性があることが示唆されていたり、東方血土の土地に自然文明のクリーチャーである《怒髪の豪腕》が佇んでいる。
不死鳥編背景ストーリーの舞台となっており、終末魔導大戦で崩壊した従来の超獣世界を「旧世界」と区別することに伴って「新世界」と呼ばれるようになっている。
ワールドマップでは賢者の門はあっけなく破壊された様子が描かれており、門が破壊されて行き来が自由になったことで旧世界の破滅が加速した。
理由は不明だが1万年間も旧世界を吸収しているユニバースの脅威から逃れているらしく、それが移住の理由になったと思われる。
旧世界において生き残って東方血土に脱出した者たちの子孫であるハイブリッド種族が繁栄し、危ういバランスの元で調和しながら生活を送っていた。
極神編のワールドマップではゴッドによってハイブリッド種族と共に壊滅させられたことが語られている。
しかし、一部のハイブリッド種族などは「スカイライン・ブリッジ」を渡ってその先にある関所の「アルオスの塔」による弱者の命を吸い取る審判を突破して新たな世界へと生き延びた。
「スカイライン・ブリッジ」の先にある新たな土地が「現世界」と呼ばれるのに対し、東方血土は「旧世界」と呼ばれる立場になってしまっている。
時系列や世界観の詳細は不明だが、復活した《煉獄大帝 キング・ロマノフ》の侵略対象に選ばれており、《邪光魔縛 ネロマノフ=ルドルフI世》が邪光騎士団を率いて進軍を開始した。
ただし、上述したように極神編背景ストーリーでは壊滅しており、その後は東方血土の状況が語られていないので《ネロマノフ=ルドルフI世》の進軍時点でどうなっているのかは不明。
デュエチューブによると、結果的に《キング・ロマノフ》の東方血土方面への侵略が成功したことが明かされた[1]。
ただし、東方血土の占領の成功は一部の上位存在が《キング・ロマノフ》を明確に敵視する結果となり、対する《キング・ロマノフ》もそれに対応するために更なる配下の強化を進めることに繋がる。
その他 [編集]
- 結局東方血土での存在が示唆されていた「東方闇帝国」が、不死鳥編背景ストーリーにおけるハイブリッド種族の登場と土地への定住でどうなったのかは現時点では語られていない。
- 順当に考えるのであれば終末魔導大戦の余波か或いは移住者であるハイブリッド種族によって滅ぼされたと思われる。或いは新世界において事実上の闇文明の後継者であるグランド・デビルや彼らと手を組んだデーモン・コマンドの残党が引き継いだのかもしれない。
- 転生編までの背景ストーリーにおいて未知の土地として扱われた後に不死鳥編で舞台となっているが、不死鳥編のワールドマップでは「スカイライン・ブリッジ」が転生編までにおける「東方血土・賢者の門」のポジションに置かれている。
- デュエチューブでの解説によると、仙界出身の、未だ語られていない未知の上位存在が事実上支配しているらしい。
- しかし、上述したように不死鳥編背景ストーリーにおける事実上の大移民が起きているのだが、この上位存在がそれを容認していたのかは不明。また、極神編背景ストーリーにおいて東方血土はゴッドが壊滅させているが、上位存在がいた土地にもかかわらず崩壊させられていることについても謎が残る。そもそも上位存在がいつから支配を始めたかも不明であり、エピソード3以後(つまり背景ストーリーにおける現在)に限定された話である可能性もある。
- 上述したようにDM23-BD5の背景ストーリーにおいても各超獣世界の地域に侵攻した《キング・ロマノフ》に占領されたことやその結果が一部上位存在に問題視され始めたことなどから、外部からの非上位存在の介入に上位存在が抵抗できずに土地を好き放題にされたことが読み取れる。極神編背景ストーリーとDM23-BD5の背景ストーリーの設定上の繋がりが現時点で不明慮であるが、単純に数えると極神編編背景ストーリー以降から2回(転生編背景ストーリー~不死鳥編背景ストーリーの大移民を介入と解釈するなら3回目)も土地を好き勝手に扱われていることになり、かつて恐れられたと言われた割にはフィオナの森のように定期的に外部の存在に荒らされる宿命にあるのかもしれない。
東方血土がフレーバーテキストに登場するカード [編集]
参考 [編集]
『【背景ストーリー】謎のベールに包まれていた「テクノ・サムライ」と「スチーム・ナイト」…!ついに彼らの目的が判明!?「邪神vs時皇 ~ビヨンド・ザ・タイム~」【デュエマ】』参照