【緑単サソリス】 [編集]
《龍覇 サソリス》と《邪帝斧 ボアロアックス》のコンボを利用する緑単のデッキ。ドラゴン・サーガ期ではビートダウン型が、革命編期ではコントロール型が結果を残した。構築の自由度が高くいずれも強力なデッキタイプである。
龍覇 サソリス R 自然文明 (6) |
クリーチャー:ビーストフォーク號/ドラグナー 4000 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、コスト2以下のドラグハート1枚、または、コスト4以下の自然のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す) |
このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のマナゾーンに置く。 |
邪帝斧(イビルトマホーク) ボアロアックス P 自然文明 (4) |
ドラグハート・ウエポン |
このウエポンをバトルゾーンに出した時またはこれを装備したクリーチャーが攻撃する時、自然のコスト5以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。 |
龍解:自分のターンの終わりに、バトルゾーンにある自分のクリーチャーのコストの合計が20以上であれば、このドラグハートをフォートレス側に裏返してもよい。 |
龍解後⇒《邪帝遺跡 ボアロパゴス》 |
※殿堂入り |
完全にビートダウンに特化させたタイプ。いわゆる「殴リス」と呼ばれるデッキ。
《邪帝斧 ボアロアックス》は、装備した時と装備しているクリーチャーが攻撃する時にマナゾーンから5マナ以下のクリーチャーをコスト踏み倒しできる。
ここで《邪帝斧 ボアロアックス》を出すのに使った《龍覇 サソリス》を適当な進化クリーチャーに重ねれば、すぐさま攻撃に移れる。
このコンボを利用してW・ブレイカーの進化クリーチャーを一気に2体展開するのがこのデッキのコンセプトである。
赤緑構築の【グレンモルト】折衷型もドラゴン・サーガ環境当時存在しており、《龍覇 サソリス》を出して《邪帝斧 ボアロアックス》を装備させてから溜めるプレイングも取られた。
主要カード [編集]
ウィニーの候補 [編集]
進化クリーチャーの候補 [編集]
呪文の候補 [編集]
サイキックの候補 [編集]
このデッキの使い方 [編集]
《幻緑の双月》《青銅の面 ナム=ダエッド》《成長の面 ナム=アウェイキ》などのマナブーストを駆使して《龍覇 サソリス》を速やかに召喚。《邪帝斧 ボアロアックス》を装備する。
すると《邪帝斧 ボアロアックス》の能力がトリガーするので、《サソリス》を適当な進化クリーチャーに進化させる。そのまま攻撃に参加できるので、再びマナゾーンから進化クリーチャーをコスト踏み倒し。合計2体のW・ブレイカーで攻め込んでいく。
出す候補としては、失ったマナを回復できる《ベル・ザ・エレメンタル》、相手からの殴り返しを牽制できる《諸肌の桜吹雪》、コストパフォーマンスのいいマナ進化の《大神秘イダ》や《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》などがある。
いずれも優秀なので、選択肢には困らないだろう。
このデッキの弱点 [編集]
キーカードである《龍覇 サソリス》をハンデスを狙われると弱い。《解体人形ジェニー》を使われると真っ先に落とされるのは間違いないだろう。《天真妖精オチャッピィ》でマナゾーンに置いてマナ回収で再利用するといい。
また、マナゾーンのカードがどんどん無くなっていくため、クリーチャーを除去されてしまうと後続が続かなくなることもある。マナブーストによって回復させることも考えたい。
こちらは完全にコントロールに寄せたタイプである。
主に《革命目 ギョギョウ》と《掘師の銀》による半ロック状態で相手を足止めし、《邪帝遺跡 ボアロパゴス》でクリーチャーを展開した後《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》を呼び出すことでスピードアタッカーを付与し一斉攻撃、もしくは《曲芸メイド・リン・ララバイ》を用いた無限ループでライブラリアウトを狙う。
革命ファイナル環境当時、【ジョバンニスコール】に明確に有利を取ることができたのが強みであった。
主要カード [編集]
候補カード [編集]
候補ドラグハート [編集]
このデッキの使い方 [編集]
序盤はマナブーストをしつつ、必要なパーツをマナゾーンに揃えていく。主に《S級原始 サンマッド》、《掘師の銀》、《侵革目 パラスラプト》、《雪精 チャケ》などから相手のデッキタイプに合わせて仕込んでいく。
《革命目 ギョギョウ》を場に出すことで相手に圧力をかけ、場をコントロールしつつ《龍覇 サソリス》や《雪精 ジャーベル》を用いてクリーチャーを展開していき、打点を形成して総攻撃する。
《革命目 ギョギョウ》と《掘師の銀》のコンボはもちろん、《邪帝遺跡 ボアロパゴス》下での《天真妖精オチャッピィ》など防御手段も豊富であり、もし全体除去や立て続けのハンデスなどを受けても《侵革目 パラスラプト》で墓地を逆にリソースに変えるなど非常に粘り強いデッキタイプである。
このデッキの弱点 [編集]
自然単色なうえ《ダイヤモンド・ソード》などの対抗手段がないため、《調和と繁栄の罠》を《龍素記号Sr スペルサイクリカ》で回されると非常に苦しい。
また小型が多いため、《メガ・マグマ・ドラゴン》や《暴走龍 5000GT》なども脅威である。
また必要な準備が整う前にシールドを空にし、《獣軍隊 ベアッサー》や《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》が《ギョギョウ》によるロックをすり抜けてくる【緑単ベアフガン】や、先攻《一撃奪取 トップギア》が決まった時の【レッドゾーン】など、速すぎるデッキに対しては気を抜くとすぐ轢き殺されてしまう。
参考 [編集]