爆裂英雄(ばくれつヒーロー) A(エー)R(アール)T(ティー) [編集]

爆裂英雄 A・R・T SR 水/火文明 (5)
クリーチャー:マジック・フレイム・コマンド 6000
スピードアタッカー
ジャストダイバー
W・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、カードを3枚まで引く。このターン、自分がカードを7枚以上引いていれば、相手のエレメントを2つまで選び、持ち主の手札に戻す。その後、このクリーチャーは相手のシールドを1つブレイクしてもよい。

DM24-EX4で登場した/マジック・フレイム・コマンド

スピードアタッカーW・ブレイカーで、アタックトリガーによる3枚までのドロー能力を持つ。更に、自分がこのターンのはじめからこのクリーチャーの攻撃時までに引いていたカードの合計枚数が7枚を超えていれば、エレメント2つバウンスと、追加でシールドブレイクを行える。
ドローバウンスブレイクはいずれも任意であり、バウンスとブレイクの発動条件は重いが融通は効く。
この手のクリーチャーで効果によるシールドブレイク《超銀河槍 THE END》を例にすればデメリットとして受け取られやすいが、ブレイクは任意であり、かつジャストダイバーを持つので安易なディスアドバンテージを起こしづらくなっている。

ドローステップに1枚、アタックトリガーで3枚引けるため、7枚ドローを達成するにはあと3枚引く必要がある。このクリーチャーを出しながらそれと別に3ドローを行うカード使うのは困難だが、あらかじめ《オカルト・チューナー》のようなアタックトリガーなどでドローできるクリーチャーを用意しておくか、《ブレイン・スラッシュ》などドローしながら同時にこのクリーチャーを出せるカードで両立できる。また、2回攻撃を付与することでも2回目の攻撃で達成可能。
また、《芸魔山鷹 トリノドミノ》革命チェンジし、そちらのcipから解決するという手もある。

いずれの能力も侵略と噛み合っており、特に《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》との相性は抜群。ジャストダイバーで耐性を得つつ殴り込み、2回目の《A・R・T》の攻撃でバウンスとブレイクを起動できるため、5枚のシールドを一気にブレイクすることもできる。
1回目のドロー手札を整えることで更なる侵略に繋げられるほか、《龍装者 バルチュリス》を引き込んでいればそのままダイレクトアタックも狙える。
その他《超音速 ターボ+1》または《超奇天烈 ダイスダイス》アタックトリガーの条件を満たすための侵略先として適する。

  • 種族マジック・フレイム・コマンドだが、ゴッド・オブ・アビス以降のマジック種族カテゴリを付けられた種族とは趣きが異なる。
    • 「ART」とはパチンコ用語で「アシストリプレイタイム」の略。押し順に従うことで小役が揃いメダルが増えるアシストタイムと、リプレイ確率が上がることでより多くのリターンが得られるリプレイタイムが複合した状態を指す。
      また効果ブレイク数、ドロー枚数、コスト、追加効果の発動条件である1・3・5・7の奇数はパチンコの「確変(大当たりが出やすくなった状態)」を引き起こす「確変図柄」に設定されることが多い。
    • 「爆裂」もフレイム・コマンドの冠詞であると同時に、ことパチンコにおいては瞬間的な出玉が非常に多いことを指して使われる。
    • 以上からルール上種族として属するわけではないが、語として含まれているマジック・コマンドにカジノ・ギャンブル系統の命名が多かった点を意識されているようにも読み取れる。また、単純にアートと読むこともでき、その場合は芸術性に重きを置くウィン編以降のマジックにも対応する。
      コラボ対象であるイブラヒム氏がパチスロと縁があることが由来になったうえで、ゴッド・オブ・アビス以前・以降双方のマジックのモチーフに沿った、非常に秀逸な命名と言える。
    • また、デュエル・マスターズで水/火文明のフレイム・コマンドと来ればオンセンが連想される。氏が「掘り当てた温泉で生計を立てている。」という設定ともかかっているのかもしれない。

収録セット [編集]

参考 [編集]