異世界転生宣言 デュエル・マスターズ「覇」 [編集]

2021年9月からコロコロオンラインで連載開始された記事。ライターは神結氏。
0話〜16話までは毎週水曜、17話以降は毎週金曜更新。(1ヶ月に1週間だけ休載する。)
現在は完結。

概要 [編集]

森燃(もりもえ)イオナが『デュエル・マスターズ』のルールの異なる様々な世界に転生し、変わったルールでのデュエマを行う。

各話リストとルール等解説 [編集]

0話:コスト100デュエマ [編集]

■ルール
デッキと初手、先攻後攻の決め方は本来のデュエマと同じ。
毎ターンカードを1枚引き、先手からバトルゾーンにカードを1枚出す。互いにバトルゾーンに出していったカードのコストが合計100になった方が負け。
また、《伝説の禁断 ドキンダムX》のようなコスト99のカードや逆にコスト0の《Black Lotus》はプレミアム殿堂とする。

1話:ロジカル・デュエマ [編集]

ルール
・デッキは40枚、同名カードは4枚まで可能だが、SR以上のカードは1枚まで。
・ゲーム開始時にカードを5枚ドロー。シールドを5枚セットする。
・各プレイヤーは互いに1回まで手札を交換をしてよい。交換は5枚になるように1~5枚の間でチェンジが可能。
・その後、互いに手札を任意の枚数公開し、「どちらが強いか」をロジカルする。
・ロジカルする際、先に喋ることができるのは優先権も持っている方から。優先権はターンごとに交代するが、最初のターンはじゃんけんで決める
・手札の強さは綺麗さであったり、背景ストーリー的な説得力や、テーマの統一性などで論じる。(グッドスタッフをただ詰め込んだだけのデッキはロジカル・デュエマだと「一貫した主張がない」として大きく減点される)

作中では、

当ルール下では、例えロジカルに詭弁や事実の歪曲、誇張が含まれていてもその場で相手が反論を通せなければ認めさせることが可能な模様。

また、シールドの役割が説明されていないが、後の展開を見るに「論理を通すことで、原則1枚ブレイクすることができる(ブロック可能)」と思われる。

2話:1コストデュエマ [編集]

・デッキに採用できるカードは1コストのカードのみ。
ちなみに《ベイB ジャック》は当然プレミアム殿堂。
今回は【黒緑速攻】vsミルクボーイデッキが軸となる。

3話:メンタル・デュエマ [編集]

1.DMRP-17からランダムに40枚のデッキが組まれる。ちなみに、《神龍連結 バラデスメタル》などの「コスト・色が一致するカードが存在しないカード」は40枚に含まない。
(トッキュー8のイメージ。また、自分達でこのルールでデュエマをする時は参照するパックを変えてもいいだろう。)
2.カードをプレイするとき、そのカードと同じマナ・文明を持つカードとしてプレイする。逆にそのカードとしては使うことができない。(例:《異端流し オニカマス》は水文明の2コストのカードとして使用可能。クリーチャー・呪文等を問わないので、《貪欲な若魔導士 ミノミー》《スパイラル・ゲート》などとしてプレイできるが、逆に《異端流し オニカマス》そのものとして召喚することは不可能)
3. 誰かが一度でもプレイしたカードはそれ以降使うことはできない。しかし、一度使って墓地に置かれたカードは”そのカード”として記録されるため、再利用が可能。(例:《蒼き団長 ドギラゴン剣》《スパイラル・ゲート》でバウンスされたが、《蒼き団長 ドギラゴン剣》として記録されたカードは手札に戻っても《蒼き団長 ドギラゴン剣》のままになる)。

4話:クリスマス・ミラクル・デュエマ [編集]

与えられた条件下でお題クリアを目指す。
問1:相手のバトルゾーンにある《チキン・タッ太》を以下の条件下で4体破壊する。 
1.使えるマナは4枚、墓地は0枚とする。(このマナは全文明を持っていることとする。)
2.こちらの盤面はなし。相手の盤面には《チキン・タッ太》4体と《洗脳センノー》《異端流し オニカマス》がある。
3.カードは何枚使ってもいいが、同じカードを2回使うことはできない。
4.山札の中身は全て《はずれポンの助》で、GRゾーンは《チューチョロ》。
5.プレミアム殿堂カード、マナをアンタップするカード、バトルゾーンにある自分のクリーチャーを、自分のマナゾーンにあるかのようにタップできるカード、及び《フェアリー・ギフト》《ゴゴゴ・Cho絶・ラッシュ》《天使と悪魔の墳墓》を使用禁止とする。

問2:GRデッキの12番目にある《クリスマIII》を以下の条件下でバトルゾーンに出す。
1.使えるマナは4で、墓地は0。(このマナは全文明を持っていることとする。)
2.持っている手札は10枚。
3.盤面に何かしらのカードはない。
4.同じカードを2回使うことはできない。
5.山札の中身は全て《はずれポンの助》で、GRゾーンの上11枚は《チューチョロ》
6.プレミアム殿堂カード、マナをアンタップするカード、バトルゾーンにある自分のクリーチャーを、自分のマナゾーンにあるかのようにタップできるカード及び《BAKUOOON・ミッツァイル》使用禁止。

5話:ダンジョン・デュエマ [編集]

赤緑レクスターズデッキを強化しながら、ラスボスの撃破を目指す。

  • 「迷宮」ミッション
    1. 呪文を3回唱えよ
    2. 同一ターンの間にシールドを全てブレイクせよ
    3. ゲームに勝利せよ(途中、特定のタイミングで「このターン中にゲームに勝利せよ」に変化する)

このミッションをクリアする事で、デッキ内の《王来英雄 モモキングRX》が再び使えるようになる。

  • ラスボス戦ミッション
    ラスボスはディスペクター軸の【ミステリー・キューブ】を使用する。
    ラスボスは2ターン目開始以降のターン開始時に以下の6つから1つをランダムに発動する。ただし、ラスボスはゲーム開始から10ターン経過までプレイヤーを攻撃できない。
    1. 《ミステリー・キューブ》を撃つ
    2. バトルゾーンに《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》を3体召喚する。次のターンの終わりに、それらは破壊される
    3. シールドが5枚になるよう、山札から追加する
    4. 相手のシールドを2枚ブレイクする
    5. 手札が5枚になるようにドローする
    6. バトルゾーンのクリーチャーを全て破壊する

ラスボスのデッキ

レクスターズ側

6話:イニシャル・デュエマ [編集]

ルール
互いのプレイヤーは、どちらかがバトルゾーンに出した/唱えたカードと、同じ頭文字のカードをプレイすることができなくなる。
(例:どちらかのプレイヤーが《ヤッタレマン》をプレイした場合、”や”から始まるカードは互いにプレイできない)
・濁点、半濁点は別の頭文字として扱う(例:ひ、ぴ、び、は全て違う頭文字として扱う)

  • 「長期戦を見すえて準ハイランダーデッキを組む」「被りを割り切って引ければ有利になれるようなカードを4投する」の2種類が構築論として紹介されている。
    また、1度使ったカードは2度と使えないのと同義なので、バウンスが非常に強力。
    ちなみに、このルール下で【赤緑ボルシャック】の使用は自殺行為であろう。

7話:グルメ・デュエマ [編集]

デュエマのカードを使った料理を作る。

8話:ヒストリー・デュエマ [編集]

  • 発売から5年経過するごとに、そのカードの使用するコストが1少なくなる(ただし0以下にはならない)
    ※以下の情報は「ヒストリー・デュエマ」執筆時点の物である。
    2002(DM-04まで) →4軽減
    2003~2007(DM-05DM-26) →3軽減
    2008~2012(DM-27DMR-07) →2軽減
    2013~2017(DMX-12DMRP-04裁) →1軽減
    2018~(DMRP-04魔~) →軽減なし
    ・発売年は、カードの右下に記された版権表記の年数に従う

後日、デュエチューブにてコラボ動画が作成された。参考
《次元の嵐 スコーラー》《逆転のオーロラ》が猛威を振るったことから、この2枚は殿堂入り扱いが推奨される。

9話:火之国デュエマ [編集]

赤単デッキしか使えない中、《二刀龍覇 グレンモルト「王」》を核にしたデッキで【赤単ガトリング】【レッドゾーン】【我我我ブランド】と対決する。
不利対面の中、プレイングが勝敗の鍵を握る。

10話:デュエマ20周年記念 テキスト20倍デュエマ [編集]

  • 王来MAXの新カードのテキストを20倍する
  • マナコストやパワーなどは据え置きとなる
  • 王来MAXで再録されたカードについてもテキストは据え置きとなる

《ジェニーの黒像》が20ハンデス《ゲラッチョの心絵》が20ドロー、《コーライルの海幻》が相手に20ドローさせる必殺カードとなる。ちなみに王来MAXのスター進化は進化元が20倍になるので使い物にならない。
最終戦では「読み合い」がテーマになっている。

11話:デュエマ殺人事件 [編集]

密室にて起きた《卍 デ・スザーク 卍》の召喚に見立てた殺人事件の真相を追う。

  • 今回の登場人物の名前は魔導具が由来となっている。

12話:デュエマフレテキかるた [編集]

カードのフレーバーテキストが読み上げられるかるたで対決する。

13話:ターボ・デュエマ [編集]

  • 各ターンの開始時に、自分の山札の上から1枚目を表向きにし、手札に加える。その後、表向きにしたカードをマナゾーンに置く。後攻のプレイヤーは最初の1ターン目だけ、自分の山札の上から1枚目を表向きにする時、かわりに1枚目と2枚目を表向きで手札に加え、それらをマナゾーンに置く。

要するに、《魂の大番長「四つ牙」》が常にバトルゾーンにいるイメージ。(後攻は初手で2ブーストできる)
一度手札に加える工程を経るのは《DG 〜裁キノ刻〜》等のメタカードに対する対策のため。
今回は「リソースを高速で貯められる事を活かしたビッグマナデッキ」と「手札消費を抑えられる事で普段より激しいハンデス妨害を行えるハンデスデッキ」の2種類が紹介されている。
《完全不明》が出ると相手は何もできなくなるという詰み要素がある。

14話:大怪獣デュエマ [編集]

15話:不死鳥デュエマ [編集]

  • 各ターンの終了後、そのターンに破壊されたクリーチャーを墓地からバトルゾーンに出す。

アタッカーが生き残り続ける【速攻】B・A・D《特攻人形ジェニー》などの自壊を利用するデッキ、除去が極めて困難となる《深淵の三咆哮 バウワウジャ》を活用した【黒単アビスロイヤル】が紹介されている。

16話:スローライフ・デュエマ [編集]

17話:アルティメット・デュエマラップ・バトル [編集]

  • 山札からカードを引いて出たカードを元に即席のラップを作ってバトルする。

18話:クライマックス・デュエマ [編集]

  • コスト7以下のクリーチャー1体(相棒)を選び、バトルゾーンに出した状態でゲームを開始する
  • 相棒はターン開始前に既に場にいたクリーチャーとして扱う
  • 相棒クリーチャーはデッキに4枚入っているカードから選ばなくてはならない

例えば《未来王龍 モモキングJO》を相棒に選択すると1ターン目から【JO退化】の猛攻が仕掛けられるが、このような「攻めるデッキ」は後攻になると不利に陥る。
また、最後のルールから、殿堂入りしているクリーチャーは選択不可。

19話:ディスペクター・デュエマ [編集]

  • クリーチャーを召喚した際、同コストのクリーチャー名を宣言してディスペクターとして召喚してよい (パワーは合計される)。ただしそのクリーチャーを宣言するにはマナゾーンに該当する文明が必要で、また同一のクリーチャーは1試合に1回までしか使えない。
  • デッキの構築は限定プールとなっているが、宣言できるクリーチャーのプールには指定はない。

例えば3マナで《青銅の鎧》を召喚した場合、同コストの《アクア・ハルカス》を宣言することによって《青銅の鎧》&《アクア・ハルカス》のディスペクターとして召喚できる。

しかも、その2枚が持たない「EXライフ」能力も、どこからともなく獲得されて登場することになる。(ルールに記載なし)

テキスト化すると、以下のようになると思われる。

《青銅》&《ハルカス》 水/自然(3)
ディスペクター/ビーストフォーク/リキッド・ピープル 1000+2000
EXライフ
このクリーチャーが出た時、山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
このクリーチャーが出た時、カードを1枚引いてもよい。

最終章 ファイナル・デュエマ [編集]

相手が決闘中に「ターボ・デュエマ」「ロジカル・デュエマ」など、今までの変則ルールに適宜「切り替え」を行いこちらの行動を妨害してくる。

参考 [編集]