鬼槍(きそう)一撃(いちげき) [編集]

鬼槍の一撃 R 火文明 (6)
呪文:鬼札王国
<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、このターン、クリーチャーがバトルゾーンを離れない効果を無視する。
パワー4000以下のクリーチャーをすべて破壊する。

DMRP-15で登場した鬼札王国呪文

鬼タイム発動時ならこのターンクリーチャーのあらゆるバトルゾーンを離れない効果無視する。エスケープのような置換効果も無視される。
その後、鬼タイムに関係なく味方も巻き込む全体火力4000を放つ。

鬼タイム発動中に唱えれば、この呪文を唱えた後もそのターン中であれば、あらゆる耐性無視されるので、この呪文以外の除去が通じるようになる。ただし、それは味方も同様。
また、離れない耐性持ちのクリーチャーでも革命チェンジJチェンジなどが行えるようになる。

しかし、6コストと重い点は無視できず、鬼タイムでいくら耐性を無視できると言っても、単体ではパワー6000以上のクリーチャーに一切手出しできず、S・トリガーすら持ってないのは辛いものがある。
また、エスケープのような回数制限のある置換耐性に対してはパワー低下による除去で十分で、このカードより汎用性の高いカードはいくらでもいる。

同威力の火力を持ち1コスト軽い《ミリオン・スピア》が使われていない以上、1ターン耐性を無視できる点を活かそう。

  • 条件付きとはいえ、《零龍》を単体で撃破できる1枚。
  • スター進化クリーチャーが持つ「離れる時」の置換効果は、能力が無視されている状況でも解決できると発表された。なので、鬼タイム発動時、パワー4000以下のスター進化は、一番上のカードだけを墓地に置いて「破壊した」ことになると思われる。
    • 問題となるのは、一番上のカードがオーラだった場合。一番上のカードがクリーチャーなら、「一番上のクリーチャーを墓地に置く」は破壊したことになり、一応《鬼槍の一撃》で破壊を実施できたことになるが、「バトルゾーンにあるオーラを墓地に置く」のはクリーチャーの破壊ではないイベントである。ゆえにクリーチャーがバトルゾーンを離れない効果を無視することを無視するという奇妙な現象が起こってしまう。
    • 未解決問題のため、実戦で遭遇したら、「一番上からクリーチャーが墓地送りにするまで墓地に置く」か「一番上から最も近いクリーチャーを1枚墓地送りにする」暫定処理が考えられる。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.自分は《鬼槍の一撃》を「鬼タイム」能力が発動していない状態で唱えました。その後、同じターン中に自分と相手のシールドの数が合計6つ以下になった場合、《鬼槍の一撃》の「鬼タイム」能力は発動しますか?
A.いいえ、発動しません。
引用元

Q.自分は《鬼槍の一撃》を「鬼タイム」能力が発動している状態で唱えました。《零龍》の「パワーが0以下の間」の能力はどうなりますか?
A.《鬼槍の一撃》の「鬼タイム」能力は、離れない効果を無視するので、パワーが0の《零龍》は即座に破壊されます。(総合ルール 101.2)
引用元

Q.自分は《鬼槍の一撃》を「鬼タイム」能力が発動している状態で唱えました。《ナゾの光・リリアング》の「破壊される時」の能力はどうなりますか?
A.《鬼槍の一撃》の「鬼タイム」能力は、離れない効果を無視するので、「破壊される時」の能力は使えず、《ナゾの光・リリアング》は破壊されます。「エスケープ」でシールドを手札に加えること自体できなくなります。
引用元

Q.バトルゾーンに相手の《西南の超人》が2体いる状況で、自分は《鬼槍の一撃》を「鬼タイム」能力が発動している状態で唱えました。《西南の超人》の「破壊される時」の能力はどうなりますか?
A.《鬼槍の一撃》の「鬼タイム」能力は、離れない効果を無視するので、《西南の超人》は2体とも破壊されます。「セイバー」のような置換効果を解決できず、かわりに破壊すること自体できなくなります。
引用元

Q.自分は《鬼槍の一撃》を「鬼タイム」能力が発動している状態で唱えました。相手の《超奇天烈 マスターG》《インフィニティ・ドラゴン》の「破壊される時」の能力はどうなりますか?
A.《鬼槍の一撃》の「鬼タイム」能力は、離れない効果を無視するので、「離れる時」「破壊される時」のような置換効果を解決できず、山札の上から1枚目のカードを見たり、墓地に置くこと自体できなくなります。
引用元