別名 [編集]

文字通り、特定のカードが持つ別の名前のこと。
デュエル・マスターズ プレイスプライズで初登場し、デュエル・マスターズにもDMART-10で登場した。

定義のしかたが両媒体で異なり、デュエプレでは特性定義能力、TCGでは「別名行」という特性の一つとして扱われている。

さんばか・チャージャー R 闇文明 (3)
呪文
自分の山札の上から2枚を墓地に置く。
チャージャー
(このカードは《ボーンおどり・チャージャー》として扱う)
オプティマスプライム MAS 火文明 (7)
(“罰怒”ブランド)
クリーチャー:ビートジョッキー 9000
マスターB・A・D(このクリーチャーを、コストを2少なくし、さらに、このターンに召喚した自分の他の火のクリーチャー1体につき追加で2少なくして召喚してもよい。そうしたら、このターンの終わりに自分のクリーチャーを1体破壊する。ただし、このクリーチャーのコストは0以下にならない)
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
自分の火のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。(「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない)

別名を持つカードは、なんらかの既存のカードとして扱うという特徴を持つ。
どのカードとして扱うかはカードごとに決まっており、それを指定するのが別名である。例えば《オプティマスプライム》《“罰怒”ブランド》そのもの、《さんばか・チャージャー》なら《ボーンおどり・チャージャー》そのものとして扱われる。
別名を定義する特性カード名を除けば、書かれている性能も指定されたカードのものと全く同じ。

言い換えれば、別名持ちのカードとは単に「とある既存カードのバージョン違い」である。
その性質上、基本的にはコラボカードがこの形をとる。新規のコラボカードではなく、性能上は既存のカードでありながらも、カードイラストのみならずカード名まで変更させられているものがこれにあたる。
明確に世界観の違うもの同士が組み合わさるからこそ「既存のカードでありながら違う名前を持つ」という性質が成り立つ、コラボカードならではの仕様と言えよう[1]

TCG版の総合ルール上では、「別名」の名が使われているのは元となったカードのカード名に対して。
一方でゲーム上では後述のように、メインに設定されているカードの名前は参照できず、元のカードの名前のみを扱うことができる。
つまり「『別名』と呼ばれている方がそのカード本来のカード名」という若干ややこしい事になっている。

ルール [編集]

デュエプレで起き得る事象 [編集]

TCGで起き得る事象 [編集]

その他 [編集]

  • 「既存のカードを別名のカードとして扱う」カードは、デュエマよりも先にMagic:The Gatheringで登場していた。そちらでも、大きく書かれた「別名」とは別に、ルール上の名前となる「副題行」を持っている。

関連項目 [編集]


[1] もし仮にコラボカードでない普通のカードが別名を得ても、扱いがややこしくなる事に見合う蓋然性が特に存在しない。