《緊急プレミアム殿堂》 [編集]
緊急プレミアム殿堂 P 水文明 (3) |
呪文 |
カードの名前を1つ選んで言う。次の自分のターンのはじめまで、誰もその名前のクリーチャーをバトルゾーンに出せず、その名前の呪文を唱えることができず、その名前のクリーチャーは無視される。 |
※プレミアム殿堂 |
DMEX-08で登場した水の呪文。
宣言したカード名のカードを次の自分のターンのはじめまで誰も出すことや唱えることができなくなる能力を持つ。既にバトルゾーンにいるクリーチャーの名前を宣言した場合、そのクリーチャーを無視する効果も発揮する。
《「本日のラッキーナンバー!」》と比べると、対象がピンポイントになって、自分にも効果が及ぶようになってしまったが、あらゆる方法の着地も許さず、既にバトルゾーンにあるクリーチャーを無視できるのはあちらにはない利点。単純に1種類のカードによるカウンター封じだけを考えるなら《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》より強力。
後述の通り生まれながらにしてプレミアム殿堂に指定されているため、活躍は殿堂ゼロデュエルに限るだろう。
このカードが使用できる環境では、S・トリガーを封殺されたりする危険性を減らすために墳墓避けを考慮する必要があるに違いない。
- 「無視される」というのは、おそらく封印されているのと同じ状態を指すと思われる。
- カードを名指しで機能不全にさせることから「指定のカードをその場でプレミアム殿堂にする」という意味が込められたカードであることが窺える。
- このカードの情報は発売前にあらかじめ公開され、いわゆるジョークカードの1つとして目されていた。しかし、登場7日前の2020年1月18日付でこのカード自体がプレミアム殿堂に指定されるという、二段構えのジョークが待っていた。
- 性能面で言えば、《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》を殿堂入りさせた直後により優れたカウンター封じを登場させることになるので、正規のカードプールに追加されないのは妥当なところになる。
- 初の発売前にプレミアム殿堂に指定されたカードである。登場7日前はゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカードなど初めから規制を掛ける前提のカードを含めて殿堂入り以上に指定されたカードとして史上最速記録。
発売の7日前に禁止カード(プレミアム殿堂)入りするというのはデュエマはおろか、他カードゲームでも類を見ない速度であり、当然ながらTCG界隈において禁止カード入り最速記録(-7日)である[2]。
そのネームバリューとジョーク性からプレミアム殿堂という体裁をとっているものの、「プレイヤーが手に入れられるようになる前から、そのカードを使用できない事が制定・通達される」「そもそも正規のカードプールに追加することを考慮していない性能をしている」という点では使用禁止カードに通ずるものがある。
- このカードのプレミアム殿堂が発表されたのは、プレミアム殿堂指定日の前日である2020年1月17日(コロコロ生配信にて)であり、本当に緊急でプレミアム殿堂に指定された。
- 元ネタはMTGの《Look at Me, I'm the DCI》であると思われ、イラストが開発者(こちらは主任デザイナーであるMark Rosewater氏)が描いたものであることも共通している。そちらに合わせてか、こちらもイラストレーターの名前が記されていない。
関連カード [編集]
収録セット [編集]
参考 [編集]
ただし、実際に出す時点で《緊急プレミアム殿堂》が発生源となる「出せなくする効果」を解消(《∞龍 ゲンムエンペラー》を使うことで可能)していなければ、召喚宣言も不発に終わる。
なお、二位はMagic: The Gatheringの《精神の願望/Mind's Desire》の0日である。あちらは、このカードのようにジョークではなく本当に環境を支配する危険があったための禁止カード化である。