【
|
聖獣王ペガサス SR 光/自然文明 (6) |
進化クリーチャー:セイント・ペガサス 12000 |
進化V−自分のホーン・ビースト1体とエンジェル・コマンド1体を重ねた上に置く。 |
このクリーチャーが攻撃した時またはバトルゾーンを離れた時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それが進化クリーチャー以外のクリーチャーであれば、バトルゾーンに出す。それ以外のカードであれば、自分の手札に加える。 |
T・ブレイカー |
《聖獣王ペガサス》の進化元となるエンジェル・コマンドとホーン・ビーストを中心に組まれる。
光と自然を中心に白赤緑か白黒緑の構築が多い。
フルクリーチャー気味にさえすれば構築の自由度は高い。
進化元となるエンジェル・コマンドとホーン・ビーストはほぼ固定なので、あとは自分の好みで好きなcipクリーチャーやスピードアタッカーを選んでいけばよい。
《聖獣王ペガサス》 | 核。アタックトリガーとバトルゾーンを離れた時にコスト踏み倒し |
《太陽の精霊龍 ルルフェンズ》 | 《ペガサス》を踏み倒す進化元 |
《鳴動するギガ・ホーン》 | ホーン・ビーストの進化元。クリーチャーをサーチ |
《百威と族絆の決断》 | 手札からコスト5以下のクリーチャーを2体踏み倒せる。 《ルルフェンズ》と《ギガ・ホーン》を出せば一発で進化可能。このカードは呪文なので注意 |
《生命と大地と轟破の決断》☒ | マナゾーンからコスト5以下のクリーチャーを2体踏み倒せる。 《ルルフェンズ》と《ギガ・ホーン》を出せば一発で進化可能。このカードは呪文なので注意 |
《躍動するジオ・ホーン》 | 進化元。エンジェル・コマンドのエイリアンを呼ぶ |
《結界するブロークン・ホーン》 | 進化元。闇と水の呪文へのメタができる |
《怒号するグリンド・ホーン》 | 進化元兼S・トリガー獣。 貴重な防御札にしてホーン・ビースト最軽量 |
《旋突するスクリュー・ホーン》 | 進化元兼S・トリガー獣。 貴重な防御札にしてマナ加速要員 |
《勇猛 ギガホン-1》 | 進化元。クリーチャーをサーチ |
《霞み妖精ジャスミン》 | 初動となる基本マナブースト |
《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》 | 初動となる基本マナブースト兼巨大獣 |
《摩破目 ナトゥーラ・トプス/ストンピング・ウィード》 | マナブースト兼山札操作持ちのマッハファイター |
《ナ・チュラルゴ・デンジャー/ナチュラル・トラップ》 | S・トリガー除去兼さらなるコスト踏み倒し |
《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》 | シールド・フォースでとどまるフィニッシャー |
《迅雷の精霊ホワイト・ヘヴン》 | エンジェル・コマンドがいればcipでシールド送り |
《我牙の精霊 HEIKE・XX》 | 進化元。アンタッチャブルのブロッカー |
《光流の精霊ガガ・カリーナ》 | 進化元。同じく進化元となる《時空の霊魔シュヴァル》を出す |
《音階の精霊龍 コルティオール》 | 進化元兼S・トリガー獣。高コストだがドラゴンを持つ |
《最終龍覇 ロージア》 | 進化元兼S・トリガー獣。 ブロッカーな上にドラグハート・ウエポンも出せる |
《清浄の精霊ウル》 | 進化元兼S・トリガー獣。ペガサスを再攻撃させられる |
《審門の精霊アールフリート》 | 進化元兼S・トリガー獣。《ウル》よりこちらの方が低コスト |
《光牙忍ソニックマル》 | 味方をアンタップするシノビ。《ペガサス》と相性抜群 |
《龍装者 ヴァルハ》 | 攻撃時に2体フリーズ。 NEOクリーチャーなので踏み倒してすぐ攻撃させられる |
《煌メク聖晶 弩楼/ビスティック・マース》 | マナブースト兼巨大獣 |
《奇石 ベイブレンラ/スーパー・エターナル・スパーク》 | S・トリガーカード指定除去 |
《熱血龍 GENJI・XXX》 | ブロッカー破壊のスピードアタッカー |
《龍覇 グレンモルト》 | 強力なドラグナー |
《超銀河竜 GILL》 | cipで割り振り火力とシールド焼却 |
《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》 | シールド焼却のスピードアタッカー |
《永遠のリュウセイ・カイザー》 | 味方にスピードアタッカー付与、相手クリーチャーをタップイン |
《勇猛妖魔アニマトレイン》 | 最軽量ホーン・ビースト。序盤の殴り返しに |
《天罪堕将 アルカクラウン》 | 《ペガサス》とお互い踏み倒しができる進化元。進化元の展開も |
《大聖堂 ベルファーレ》 | cipで2体フリーズ |
《勇者の1号 ハムカツマン蒼》 | 《ペガサス》と革命チェンジしてcipの山札操作で《ペガサス》をサポート |
《時の秘術師 ミラクルスター》 | 呪文を墓地回収する。ツインパクトカードを多用するなら |
《天革の騎皇士 ミラクルスター》 | 相手の呪文を利用する |
《偽りの王 ヴィルヘルム》 | 除去&ランデス&マナブースト |
《生命と大地と轟破の決断》を使って《鳴動するギガ・ホーン》と《太陽の精霊龍 ルルフェンズ》をコスト踏み倒しすれば、《聖獣王ペガサス》をサーチしつつ即座に進化させることができる。
《ペガサス》を出したらひたすら殴っていく。除去されても能力を使えるので安心して攻めていける。パワーも十分あるので殴り合いにも強い。
《ペガサス》が出せない場合は各種エンジェル・コマンドなどを使っていけるので、それなりに戦える。
例えば《太陽の精霊龍 ルルフェンズ》から《迅雷の精霊ホワイト・ヘヴン》を出すことで、流れるように相手のクリーチャーをシールド送りに出来る。
《ペガサス》の攻撃の仕方は2種類ある。
1つ目は、《光牙忍ソニックマル》、《逆転王女プリン》、《ゲラッチョ男爵》のアンタップ能力を使って連続攻撃を狙う1ショットキル型。《神聖麒 シューゲイザー》が捲れた時にこれらを踏み倒すといい。
とはいえ、単に連続攻撃で1ショットキルを狙うだけならより出しやすく成功率も高い《爆龍皇 ダイナボルト》が気がかり。《ダイナボルト》は非進化なので、併用するのもアリか。
もう一つは、大型クリーチャーを踏み倒す事でアドバンテージを稼ぐグッドスタッフ型。《ペガサス》は進化クリーチャー以外なら踏み倒すクリーチャーに制限がないため、構築の幅は広い。
また、《ペガサス》の攻撃時に《勇者の1号 ハムカツマン蒼》に革命チェンジすることで、《ハムカツマン蒼》のcipで山札に踏み倒したいクリーチャーを持ってきやすくなる。しかも《ペガサス》がバトルゾーンに離れることになるので、もう一度《ペガサス》の踏み倒し能力を使えるようになる。
当然コスト踏み倒しメタには弱い。デッキの性質上、低コスト帯のパワーが低くなりやすいため、対処に手こずり動きが鈍くなりやすい。
そのため、除去のタイミングには細心の注意を払いたい。
《聖獣王ペガサス》が登場した聖拳編では、優秀な踏み倒しカードはほとんどなかったため、エンジェル・コマンドとホーン・ビーストのコストの重さがそのままのしかかって、《ペガサス》を出せないままゲームが終わることがザラにあった。そもそも、苦労して《ペガサス》を出せたとしても、当時のカードプールでは強力なクリーチャーは少なかったため、出せたところで勝利に直結しないことは殆どだった。この為、何体踏み倒してもオーバーキルですらなかったが故にジャンクデッキ同然だった。このデッキタイプはそんな不遇を抱えたまま、勝舞編の最後を迎えてしまう。
しかし、エピソード1に入ると、《ペガサス》と相性のいいカードが増えていき、エピソード2に入ると強力な非進化のフィニッシャーも続々と登場していったため、デッキパワーは徐々に上がっていくことになる。
革命ファイナル終盤には《太陽の精霊龍 ルルフェンズ》、《勇者の1号 ハムカツマン蒼》が登場。《ペガサス》が一気に出しやすくなったうえに、《ペガサス》の踏み倒し能力のサポートまでできるようになった。依然ファンデッキ止まりであるものの使用する者が一気に増加。
新章デュエル・マスターズでは、《怒号するグリンド・ホーン》の登場により、耐久性も進化元の確保も格段に容易になった。NEO進化やツインパクト等、このデッキにフィットするカードが続出しており、大会でも名を残すデッキとして広まりつつある。
そして、超天篇では、バトルゾーンに自分のクリーチャーが0の状態からでも、5コストで《ペガサス》を出すところまで持っていける踏み倒し呪文《生命と大地と轟破の決断》が登場したため、ガチデッキにそこそこ勝てるまでデッキパワーが高まった。
後に《生命と大地と轟破の決断》がプレミアム殿堂入りしたことで一時期は弱体化を余儀なくされたものの、新たに《百威と族絆の決断》や各種進化元を獲得した事で運用性を持ち直していっている。
浮き沈みはあったものの、正に大器晩成と言えるデッキだろう。
その影響で《聖獣王ペガサス》の価格も上がりつつあるのでお財布と相談しよう。