割り振り火力 [編集]
パワーまたはコストが規定値以下になるように対象を割り当てる火力除去の俗称。
初出はDM-07の《地獄万力》。
地獄万力 R 火文明 (7) |
呪文 |
相手のクリーチャーを、パワーの合計が8000以下になるように好きな数選び、破壊する。 |
《デーモン・ハンド》や《ナチュラル・トラップ》などはパワー・コストに関係なくクリーチャーを除去することができるが、1体しか除去することが出来ない。
一方で割り振り火力はパワー・コストの影響を受ける反面、2体以上のクリーチャーを除去することが可能な点では優位に立つ。
また、火文明には《バースト・ショット》など、規定値以下のパワー・コストをもつクリーチャーを何体でも全て除去することが可能なカードが別途存在している。
基本的にこれらは小型のみに有効で、中型や大型のクリーチャー相手には腐ることが多い。
一方で割り振り火力は小型用の除去が届かない中型+小型を討ち取ったり、大型獣1体を討ち取ったりと柔軟性に富む。
- 割り振り火力は基本的に「合計がxxxx以下になるように好きな数選び、破壊する。」というテキストで示される。
『合計が固定値ではなく何らかの値を参照する』『「2体まで」など選ぶ数に制限がある』『火力ではなくコスト火力』などの例外も存在する。例として《メテヲシャワァ <バジュラ.Star>》はこの3つの全てに当てはまる。
- 初出の頃から一貫して、テキストの表現がやや曖昧である。例えば《地獄万力》で言うと、初心者が「相手のクリーチャーを、(相手のクリーチャーの)パワーの合計が8000以下になるように好きな数選び、破壊する」、すなわち「バトルゾーンに合計8000の分だけ残す」と誤解してしまうケースが稀にあるが、当然誤り。正しくは、「相手のクリーチャーを、(選んだクリーチャーの)パワーの合計が8000以下になるように好きな数選び、破壊する」である。
割り振り火力を持つカードの例 [編集]
クリーチャー [編集]
呪文 [編集]
その他 [編集]
参考 [編集]