ジャンクデッキ [編集]不必要と思われるカードが多く、著しく完成度が低いデッキのこと。「紙束」とも呼ばれる。 コンセプトが定まっていなかったり、カードパワーの低いカードが何枚か入っているのが特徴。早い話が、そういう構成にする意味が特にないデッキ全般である。デッキ作りの際にもっとも回避するべき構成である。 なぜジャンクデッキが生まれるのか [編集]ジャンクデッキが生まれてしまう背景については、主に以下の要因が考えられる。 1については、メタデッキや構築済みデッキなどを研究し、「なぜこのカードが入っているのか」「なぜこのカードなのか」ということを考えることにより、デッキの構築力が徐々に上がるために改善できる。 また、何戦もゲームを行っていけば強力な動きや不要なカードが分かってくるため、次第にどのようにデッキを改造すればいいか判断できるようになるだろう。 他にも、本当に始めたばかりで手持ちのカードが無いこともある。 2については、プレイヤーならば誰もが一度は通った道であろう。 参考までに、デュエマ黎明期においては都市部以外にカードショップが普及していなかったため、トーナメントプレイヤーでもカードパワーの劣るカードで代用する場合があり、妥協デッキでの大会上位入賞も稀ではなかった。 《フェアリー・ライフ》や《エナジー・ライト》などの基本的なカードは、構築済みデッキに複数枚収録されているものが多く、そちらを購入すれば簡単に集まる。 3は最も注意すべき事例である。 例えば、1つのデッキに、
という3つのコンセプトを組み込もうとする。当然デッキ内は混濁し、結局のところ何もできないデッキになってしまう。 そこまで極端な例でなくとも、例えばコスト踏み倒し主体のデッキのサブプランにGR召喚プラン、素出しプランとあれもこれも欲張って本来の勝ち筋の比重を下げた結果どっちつかずになってしまう場合もある。 【5色コントロール】で《ドンドン吸い込むナウ》のような序盤から中盤にかけての潤滑油となるカードを意味もなく1枚積みにしたり、類似スペックのフィニッシャーを明確な理由もなく複数種類散らしたり、持てる役割の少ないカードを何種類も採用して役割を細分化したりするのも同様に良くないデッキビルディングの1つ。 構築次第では、重いコストのカード満載のデッキを回るようにすること自体は可能だが、それには非常に高度な構築力とプレイングが求められる(例えば【連ドラ】の場合、ファイアー・バードのコスト軽減をフル活用する。または《メンデルスゾーン》を確実に成功させる為等)。 また、そのようなデッキでは得てしてコンセプトは定まっており(【連ドラ】の切札はあくまでもドラゴンであり、それ以外に重いカードは搭載されない)、結局のところ、上記のような全く相容れないコンセプトを共存させることはできない。 最も重視するカードを決め、その方向性を見失わないことが大切である。 あまりにも性質の違うカードを何枚も使いたい場合、無暗に同居させることは諦めて別のデッキを組んだ方が結果としてまとまりのある内容になることもしばしばある。 その他 [編集]
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