【白黒緑ドルマゲドン】 [編集]

DMSD-10発売から1週間前頃に流行した【黒緑ドルマゲドン】の派生形。

自然のコスト踏み倒し、超次元呪文、シノビを軸にしたコントロールデッキで、侵略持ちでビートダウンする初期の【ドルマゲドンX】とは一線を画す。

「光をタッチした【黒緑ドルマゲドン】」とは、《超次元ガード・ホール》《龍罠 エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ》《怒流牙 サイゾウミスト》などのように「明らかに通常の【黒緑ドルマゲドン】には入らないカード」の有無、光が15枚前後メインデッキに含まれているかどうかなどで区別する。
侵略持ちが完全にカットされたケースも少なからずあること、シノビの数も《怒流牙 サイゾウミスト》3枚、《威牙の幻ハンゾウ》3枚、《光牙忍ハヤブサマル》1枚、《光牙忍ライデン》1枚とかなり多いことも特徴。これが通常の【黒緑ドルマゲドン】だと、《威牙の幻ハンゾウ》《光牙忍ハヤブサマル》《光牙忍ライデン》各1枚が精一杯である。

終焉の禁断 ドルマゲドンX FFL 闇/火文明 (999)
最終禁断クリーチャー:(種族なし) 999999
T・ブレイカー
このクリーチャーが禁断爆発した時、相手は自身のクリーチャーすべてに封印を1つ付ける。(クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する)
相手は自身のクリーチャーに付いている封印を墓地に置けない。
このクリーチャーに封印を付けることはできない。
このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーの禁断コアを2枚、このカードの下に置いてもよい。そうしたら、自分のシールドを1つ墓地に置く。
このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、クリーチャーをすべて破壊し、自分はゲームに負ける。
禁断爆発前⇒《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》
超次元ガード・ホール R 光/闇文明 (7)
呪文
進化ではないクリーチャーを1体選んで裏向きにし、新しいシールドとして持ち主のシールドゾーンに加える。
闇または光の、コスト10以下の、コマンド・サイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。

主要カード [編集]

候補コマンド [編集]

その他候補カード [編集]

ドラグハート [編集]

サイキック・クリーチャー [編集]

このデッキの回し方 [編集]

序盤は自然のマナブーストで準備を行い、相手の攻撃はシノビ《Dの牢閣 メメント守神宮》の組み合わせで防御する。

7マナ程度貯まったら大型コマンドを並べたり《威牙の幻ハンゾウ》を構えたりする。後は禁断爆発してから《超覚醒ラスト・ストーム XX》1ショットキルするなり《ヴォルグ・サンダー》で相手をライブラリアウトに追い込んだりする。1ショットキルプランの際は大型ロック中で詰めるのがメイン。また、主要な勝ち筋は《超次元ガード・ホール》無しでは成り立たないとも言える。

長所 [編集]

とにかくカードパワー【黒緑ドルマゲドン】よりも高い。打点が並びにくい中速ビートダウンに対しては除去シノビが間に合い、コントロール系統には詰めの性能が活きるだろう。

禁断爆発への依存度が低く、時には雑に《超覚醒ラスト・ストーム XX》と適当なロック獣で勝ててしまう。

光の枚数がメインデッキに15枚前後と多いので光マナが捻出しやすく、そういうことからカード手札に抱えてもS・トリガーで捲って強い傾向にある。

《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》自体が5枚のカードリンクしてバトルゾーンに置かれる形のカードであり、バトルゾーン離れない効果を持っているため、その離れないカード達を覚醒の際に選べば《時空の支配者ディアボロス Z》を実質無条件で覚醒することができる。

短所 [編集]

総じて、軽量の枠潰しをカットしていることに弱点の根源が求められる。

まず軽量の封印外し手段が少ないため、禁断爆発がしづらい。次に、打点形成を《超覚醒ラスト・ストーム XX》に依存しているため、《超覚醒ラスト・ストーム XX》なしの場合のビートダウン性能は劣悪。

《デスマッチ・ビートル》などの軽量コスト踏み倒しメタ《解体人形ジェニー》などの軽量ハンデスを基本的に採用しないため、【速攻】には弱い。

《超次元ガード・ホール》がコスト踏み倒しメタに邪魔されるのもきつい。だが、流行し始めたころの環境で《異端流し オニカマス》【クラッシュ“覇道”】以外にあまり採用されなくなったため、だからこそ上がってきたデッキといえる。

多色が10枚以上採用されることがざらで、色事故も怖い。

【白黒緑ドルマゲドン】の変遷 [編集]

DMSD-10発売から1週間前頃に数が増えたデッキ。従来の【黒緑ドルマゲドン】では【ジョット・ガン・ジョラゴン】【赤白“轟轟轟”ブランド】を受けるのがS・トリガー頼みになってしまっていたことから、デッキをシノビやそれをマナ回収する手段に寄せて、このデッキタイプが生まれたのである。

DMSD-10発売から1週間程度が経過すると、ブレイクによって増えた手札《口寄の化身/強欲の王国》マナゾーン埋めて遅れを取り戻す型が見られるようになった。《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》を搭載し、呪文面を活かしてタップキルしたりクリーチャー面で大量展開にメタを張ったりする型も確認されるようになり、果ては《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》でマナ回収、ロックを行う型も見られるようになった。

DMEX-06期に《ドンドン水撒くナウ》が登場したことをきっかけに、グッドスタッフを投入した抜き4色型が流行。

参考 [編集]