《プリンセス・パーティ ~シラハの(きずな)~》 [編集]

プリンセス・パーティ ~シラハの絆~ VR 光/水/自然文明 (5)
クリーチャー:スノーフェアリー/ドリームメイト/スプラッシュ・クイーン 5000
S・トリガー
このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを3体まで選ぶ。相手はその中から1体をシールド化し、1体をマナゾーンに置き、1体を手札に戻す。

DM24-RP3で登場した//自然スノーフェアリー/ドリームメイト/スプラッシュ・クイーン

cipで相手のクリーチャーをシールド送りマナ送りバウンスするS・トリガー獣

《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》以来の3体確定除去S・トリガー。すべてバウンスのあちらに対し、こちらはシールドマナ手札に一体ずつ送り、どれをどこに送るかは相手に選択権がある。

送るゾーンの違いに関しては短所とも長所とも言える。
シールド送りマナ送りバウンスより再利用が難しいが、相手に選択権があるため、一番回収したいクリーチャーは手札に戻されてしまい、シールド送りマナ送りの「回収が難しい」という利点が活かしきれない。また、除去対象にS・トリガー獣G・ストライクを含めてしまうとそれらを優先的にシールド送りに選ばれてしまうので、これらを持つクリーチャーは除去しにくい。上述の通り回収予防としては不完全なため、全バウンスと比べてマナシールドアドバンテージを与えてしまうという問題が目立つ。
しかし、「3体まで選ぶ」なので選ぶ数は2体以下でも良く、1体シールド送り→1体マナ送り→1体バウンスの順で処理するため、最初に選ぶ数を1体にすればシールド送り固定、2体にすれば1体シールド送りと1体マナ送りとなりバウンスさせない事が可能。シールド送り+マナ送りの2体除去として考えても十分に優秀なS・トリガーであり、状況に応じてこちらを選べばバウンスによる回収を防げる。
シールド送りのみでもハイパー化のない《ハイパー・トリセラティ》相当ではある。

また、そもそもこちらは手打ちしやすいコスト5で3体も除去できる上、クリーチャーが残るのでフィールドアドバンテージを一気に4体分稼げる。おまけにパワーバニラ並みに高いので殴り返しや、白青緑なのでマナ基盤にも最適。《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》との差別化には困らないだろう。

「七福神のお出ましだ!」と言って頭の上からカードを落とさないといけないカードが真面目に検討されるほど除去の層が薄かったドリームメイトにとって待望の強力な(そしてプレイヤーのメンタルを痛めない)除去と言える。の合わない【白赤緑ドリームメイト】においても《森夢のイザナイ メイ様》光臨など豊富なコスト踏み倒し手段で出す前提で投入される例が見られた他、こちらに色を寄せて《飛翔龍 5000VT》なども搭載可能にした【白青緑ドリームメイト】も登場した。

ルール [編集]

3つのゾーンに飛ばす処理は、まず自分が相手のクリーチャーを3体まで選ぶ。次に相手はシールド送りマナ送りバウンスの順で1体ずつ送り先を決める。1体に複数の送り先を定義することはできない。移動そのものは1体ずつ行う。その過程で除去が不発になることや、直前まで有効だった耐性が剥がされるケースがある。

  • 例2) 《支配の精霊ペルフェクト》、《クリーチャーA》《クリーチャーB》の3体を選んだ場合、相手はシールド送りマナ送りバウンスのアクションをすべて半永久耐性持ちの《ペルフェクト》に押し付けることはできない。必ず《ペルフェクト》《A》《B》のそれぞれをどのゾーンに送るか割り振らなければいけない。

    公式Q&A(2024.10.18)

  • 例3) タマシード/クリーチャーを含んで複数体を選んだ。1体目のシールド送りあるいは2体目マナ送りを実施した結果、途中でクリーチャーとして扱わなくなった場合、2体目および3体目に行うはずだったクリーチャー指定のマナ送りバウンスが対象不適切で何も起こらない。
    《ブルトゥーラ-D1》《クリーチャーA》《クリーチャーB》の移動を、一番はじめに《ブルトゥーラ》を除去することにしたら、《クリーチャーA》《クリーチャーB》は破壊以外の方法でも離れる。

    公式Q&A(2024.11.22)

+  2024/10/18Q&A公開までの記述

環境において [編集]

登場から【白緑ドリームメイト】【白青緑ドリームメイト】【マッド・デッド・ウッド】【アカシック3】【シールドプリズン】【ブレスラチェイン】【白青黒マーシャル】に使われた実績がある。

特に【白緑ドリームメイト】がこのカードの色に合わせた【白青緑ドリームメイト】に派生したのは特筆される。

【アカシック3】【ブレスラチェイン】【マーシャル・クイーン】などのコンボデッキでは、メタクリーチャー除去としても役立った。コスト5なのでマナブーストを行わない【白青黒マーシャル】でも比較的無理なく不正メタの影響から逃れやすかった。

【マッド・デッド・ウッド】【シールドプリズン】のようなS・トリガーデッキでは、多少の需要の振れ幅はあっても、基本的に《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》を凌ぐ防御性能とあって採用候補から完全に外れることはない。この手の受けデッキならコスト5を支払って手打ちする機会を得るなどすぐである。

しかしDM24-BD3DM24-BD4期に入った頃になると既に流行は過ぎており【白緑ドリームメイト】でも《森夢のイザナイ メイ様》からの射出用に1枚積みされる程度となった。

DM24-RP4期には《蒼龍の大地》軸の【5色ディスペクター】に2枚積みされた。

【清永】では色が合いエレメントである防御札として採用された。

【白青黒緑ペテンシーフシギバース】では基本的に取り回しの関係で《宇宙妖精エリンギ》に分があるが、色と除去力が優秀なため1枚から2枚程度挿された。一方で《宇宙妖精エリンギ》に優先して4枚積みする派閥もあった。

【白青緑アセビゴルファウンデーション】が成立すると、そちらにマナ基盤を兼ねた防御札としてまとまった数入るようになった。

2025年8月12日殿堂レギュレーション改訂後に開催された「超CSVIII in 大阪」では、優勝した3面【白青黒緑天門】のチーム全員が2枚積みしていた。

イラストフレーバーテキストについて [編集]

  • 《龍后幻獣パティシエ・メイ様》の持つケーキには《エリカッチュ》のハート飾り型のチョコ、《プリンセス》の巻貝をイメージしただろうロールケーキ、更に《メイ様》自身のウサ耳をモチーフにしたと思われるお菓子が乗っている。
    DM25-RP3版のフレーバーテキストによるとそれらは《メイ様》が用意している模様。

開発秘話 [編集]

デュエチューブで開発秘話が公開されている。参考

  • 通常弾収録だが、DM24-EX1との連携を意識してデザインされた。

その他 [編集]

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DM24-RP3DM24-EX3(10/76)
    花嫁争いの中でも三人はお茶会を開き、話に花を咲かせた。
  • DM24-EX3(㊙10/㊙20)
    シラハアローは運命へと導くが、運命を選択はしない。
  • プロモ(P53/Y24)
    君はどのヒロインを選ぶ!?
  • DM25-RP3
    彼女たちのティータイムにはメイ様がとっておきのデザートを用意してくれる。
  • DM25-EX2
    ライバルこそが王道だ。

収録セット [編集]

参考 [編集]