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S・トリガー(このカードをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ実行してもよい) |
※実際のカードには「実行」に「プレイ」とルビが振ってある。
ルールについては「使う」を参照。
本格的な導入は王道W?から。
呪文の打ち消しを行う《超神星マーキュリー・ギガブリザード》と《王来文具ケシキング》のテキストに使用されているものはプレイのルビがない別物である。
デュエル・マスターズにおける「使う」は以下の3通りの意味がある。いずれもカードテキストに登場する。活用形の「使い」や否定形の「使えない」も同じ。
「使う」とは、やがて解決され効果を生成するように現在あるゾーンから宣言・公開することである。
クリーチャーであれば「召喚する」、呪文であれば「唱える」がこれに当たる。
基本的には「自分のメインステップに」「手札から宣言・公開し」「マナコストを支払う」ことでカードを使うことができるが、カードの効果により「自分のメインステップ以外に」「手札以外のゾーンから」「コストを支払わずに」使うことができる場合もある。
自分のメインステップ以外にカードを使える能力にはS・トリガーなどが、手札以外のゾーンからカードを使える能力にはマナ爆誕やリサイクルなどが、コストを支払わずにカードを使える能力を持つクリーチャーには《サイバー・I・チョイス》や《夢の変形 デュエランド》などがある。
「使う」は以下の手順から成るキーワード処理である。
※保留状態になるタイミングについて、コスト決定処理より前であることは2023.7.21付に急遽作られた後付であると考えられ、2021.9.24付では墓地召喚中のカードも墓地にあるカードに含めている。さらに、2023.4.21付でも《♪面白き こともなき墓地を 面白く》を唱えて墓地にある《荒廃と豊穣の決断》を唱えようとする際の数え方でも同様。
使用されたカードが解決されることにより、保留状態を経由して所定の場所に置かれる。
効果の解決に割り込むようにカードを使うことはできない。例外として、侍流ジェネレートやナイト流ジェネレートなどの単発的効果によってカードを使う指示がある場合は、その効果の解決中に指示されたカードを使うことができる。
「使う」手順に介入する能力がある場合でも、介入されない部分には本来の手順を守る必要がある。
例えばG・ゼロはコストを支払わずに召喚することや唱えることを許可する常在型能力であるが、その能力がなくてもクリーチャーや呪文が使えるタイミング、つまりメインステップでしか使うことはできない。
クロスは起動型能力であり、「クロスギアをクロスする」ことは「使う」に含まれない。よって《完全不明》のターンの残りをとばすロックに引っかからない。
カードタイプによっては、そのカードを使うことについて固有のキーワード処理が設定されていることがある。
例えばクリーチャーであれば「召喚する」、呪文であれば「唱える」など。
これらのキーワード処理と「使う」は、互いに同じものとして扱われる。
例えば、「クリーチャーを召喚する」能力と、「クリーチャーを使う」能力は、どちらも実行した場合「クリーチャーを召喚した」かつ「クリーチャーを使った」ことになる。これらに反応する常在型能力などには注意が必要。
一部のカードタイプには固有のキーワード処理が存在しない。そのようなカードタイプでは「使う」がそのまま充てられる。
なお、「バトルゾーンに出す」という書式の効果は「使う」としては扱われない(=召喚した、ジェネレートしたという扱いにもならない)。コスト踏み倒しによくある表現であり、これらの区別は重要。
テキスト上では「カードを使う」は、固有のキーワード処理がないカードタイプを使う場合のほか、その効果で使えるカードタイプを限定しない場合にも用いられる。
■カードタイプが未確定の「使う」
サイバー・I・チョイス R 水文明 (7) |
クリーチャー:サイバー・コマンド 3000 |
S・トリガー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、「S・トリガー」を持つカードを1枚、自分の手札からコストを支払わずに使ってもよい。 |
完全不明 SR 水文明 (11) |
クリーチャー:??? 16000 |
T・ブレイカー |
相手のターン中、相手がマナゾーンにカードを置いた時またはカードを使った時、相手はターンの残りをとばす。 |
相手のクリーチャーが攻撃する時、その攻撃の後、相手はターンの残りをとばす。 |
■そのカードタイプのキーワード処理が「使う」
極幻夢 ギャ・ザール SR 水文明 (5) |
オレガ・オーラ:トリックス/デリートロン +2000 |
これを付けたクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引く。その後、コスト6以下の呪文またはオーラを自分の手札からコストを支払わずに使ってもよい。 |
オレガ・オーラ:これを自分のGRクリーチャー1体に付けるか、1体GR召喚してそれに付ける。そのクリーチャーがバトルゾーンを離れたら、これも同じゾーンに行き、その後、そのGRクリーチャーは自分の超GRの一番下に戻る。 |
Code:-MAX SR 水文明 (6) |
S-MAX進化クリーチャー:ドラゴン・コード/トリックス/レクスターズ 7000 |
S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、かわりにこのクリーチャーを破壊するか、自分の手札から《Code:-MAX》を1枚捨てる。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す。) |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが出た時、カードを2枚引いてもよい。 |
このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札からコストを支払わずに、コスト4以下のタマシードを1枚使うか、コスト4以下の呪文を1枚唱えてもよい。 |
Q.《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》の「出た時」の能力で、コスト5のタマシードをバトルゾーンに出しました。そのターンの終わりに、自分は《ラクリマ・クロウラー》を「各ターンの終わりに」の能力で手札からバトルゾーンに出せますか?
A.いいえ、出せません。《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》が持つような、タマシードを出す能力でタマシードを出しても、それを使ったことにはなりません。
メインステップ中にコストを支払って使用した場合や、「S・トリガー」のような「使う」と書かれている能力で使用した場合にのみ、そのカードを使ったことになります。
引用元(2022.9.16)
希望のジョー星 R 無色 (3) |
D2フィールド:ジョーカーズ |
このゲームで使うカード、そのコスト、そのテキスト内のコストはすべて文明を失う。(無色となる) (他のD2フィールドがバトルゾーンに出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く) |
103.1.ゲームを始める前に、各プレイヤーはデッキおよびゲームに使うカードを用意します。この時、両面カードは取り除いてかまいません。
《希望のジョー星》の「ゲームで使うカード」とは、「すべてのゾーンにあるカード」と同じ意味になる。→参考