公式Q&A 2022年9月16日更新版 [編集]
Q.《赤翼の精霊エルラ・ルージュ》の「シビルカウント3」が発動している状況で、自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いを無視して攻撃できますか?
A.いいえ、召喚酔いは無視できません。《赤翼の精霊エルラ・ルージュ》の能力はテキストにある通り、「そのクリーチャーが持つ相手プレイヤーを攻撃できない能力」のみを無視します。これは、《聖女の翼 アクルクス》の「このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。」や、《シンカイフォックス》の「このクリーチャーは攻撃できない。」のように、クリーチャーが持っている能力を無視して相手プレイヤーに攻撃できるという意味です。
なお、この能力が発動している状況でも、《シンカイフォックス》のような「攻撃できない」能力を持つクリーチャーは、相手のクリーチャーに攻撃できるようにはなりません。
引用元
Q.《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》の「出た時」の能力で、コスト5のタマシードをバトルゾーンに出しました。そのターンの終わりに、自分は《ラクリマ・クロウラー》を「各ターンの終わりに」の能力で手札からバトルゾーンに出せますか?
A.いいえ、出せません。《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》が持つような、タマシードを出す能力でタマシードを出しても、それを使ったことにはなりません。
メインステップ中にコストを支払って使用した場合や、「S・トリガー」のような「使う」と書かれている能力で使用した場合にのみ、そのカードを使ったことになります。
引用元
Q.自分のマナゾーンにカードが3枚あったので、《先陣兵アインデッカー》を火文明の1マナを支払って召喚しました。
そのターンが終わる前に《先陣兵アインデッカー》がバトルゾーンを離れてしまったのですが、この場合でも自分は「このターンの終わりにこのクリーチャーを破壊し、その後、カードを1枚引く。」の効果でカードを引けますか?
A.はい、引けます。この能力は、《先陣兵アインデッカー》を1マナで召喚した時点で待機している遅延誘発型能力です。ですので、《先陣兵アインデッカー》がバトルゾーンにいるかどうかに関わらず、召喚したターンの終わりにトリガーします。解決の際、効果を可能な限り実行するので、《先陣兵アインデッカー》が破壊できない状況だったとしてもカードは1枚引きます。
引用元
Q.《アビスベル=ジャシン帝》の「自分の墓地にあるクリーチャーの召喚コストを2少なくする。」は、どういう能力ですか?
A.墓地からマナコストを支払ってクリーチャーを召喚する際に、そのマナコストを2少なくできる能力です。
「アビスラッシュ」による召喚のほか、「ムゲンクライム」や「フシギバース」でクリーチャーを召喚する際、《テラ・スザーク <ロマノフ.Star>》を自身の能力で墓地から召喚する際にも、そのコストを2少なくできます。
ただし、「ムゲンクライム」のクリーチャータップの体数や、「フシギバース」でクリーチャーをマナに送ることなど、マナコスト以外のコストは少なくできません。
参照:《∞龍 ゲンムエンペラー》《大樹王 ギガンディダノス》
引用元
Q.自分の光のクリーチャーが3体いる状況で《シェケダン・ドメチアーレ》を出しました。これにより自分の光のクリーチャーが合計4体になりますが、「出た時」の能力でカードを引く枚数は、0から4までの好きな枚数を選べますか?それとも、0枚か4枚かしか選べませんか?
A.4枚まで好きな枚数のカードを引けます。また、1つの効果で複数のカードを引く場合も、処理上は1枚ずつ引くので、引いたカードの内容を1枚ずつ確認しながら、好きなところで引くのを止めることもできます。
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| | (総合ルール114.2.)
| - 114.2.
- カードを同時に引くことができるのは1枚だけです。複数枚のカードを引くように指示された場合、そのプレイヤーはその回数だけカードを1枚引くことを繰り返します。
- 114.2a
- 効果によって複数人がカードを引く場合、まずターン・プレイヤーが指定された枚数のカードを引き、その後非ターン・プレイヤーがカードを引きます。
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引用元
Q.相手の《飛ベル津バサ「曲通風」》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《神の試練》を唱えました。この時、処理はどうなりますか?
A.山札の上から1枚目を表向きにして、そのカードを手札に加えて処理を終了します。
引用元
Q.自分の《暴竜爵の爪》と《凶鬼67号 アゴクイ》がバトルゾーンにいる状況です。自分のクリーチャーが攻撃した時、先に《凶鬼67号 アゴクイ》の「自分のクリーチャーがタップした時」の能力でそのクリーチャーを破壊しました。その後で《暴竜爵の爪》の「自分のクリーチャーが攻撃する時」の能力を解決する際、「攻撃しているクリーチャー」としてコストを参照するのはどのクリーチャーですか?
A.《凶鬼67号 アゴクイ》の能力を先に解決した場合、攻撃しているクリーチャーがいなくなるので、コストを参照できません。参照できないので、何を表向きにしたとしてもそれを出せず、手札に加えます。
《凶鬼67号 アゴクイ》の能力を解決する前に《暴竜爵の爪》の能力を解決した場合は、攻撃したクリーチャーはまだバトルゾーンにいるので、問題なくそのコストを参照できます。
引用元
Q.自分の《暴竜爵の爪》がバトルゾーンにある状況です。自分の《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》が攻撃した時、先に《蒼き団長 ドギラゴン剣》の「革命チェンジ」を使い、入れ替えた後、《暴竜爵の爪》の「自分のクリーチャーが攻撃する時」の能力を解決したのですが、この時「攻撃しているクリーチャー」としてコストを参照するのは《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》と《蒼き団長 ドギラゴン剣》のどちらですか?
類似例:《燃える侵略 レッドギラゴン》の「侵略」
A.《蒼き団長 ドギラゴン剣》のコストを参照します。今回の場合、山札の上がコスト8のクリーチャーまたはタマシードなら出せます。
《暴竜爵の爪》の能力は、能力を解決した時点でのコストを参照します。先に入れ替えるなどして攻撃クリーチャーのコストが変わっていた場合、変更後のコストを参照します。
引用元
Q.《アニー・ルピア》の「各ターン、はじめて自分のドラゴンが攻撃する時、アンタップする」の能力で、アンタップするのはどのクリーチャーですか?
A.その攻撃したドラゴンです。
引用元
Q.相手の《龍世界 ドラゴ大王》がバトルゾーンにいる状況で、自分は墓地から「アビスラッシュ」を持つクリーチャーを召喚しました。バトルゾーンに出る際に墓地に残りますが、自分が《邪杯と魔術の決断》を唱えるコストは2少なくなりますか?
参照:《ベル=ゲルエール》
類似例:《ナーガの海黒環》の「各ターン、はじめてカードが自分の墓地から離れた時」の能力
A.いいえ、唱えるコストは少なくなりません。保留状態になったカードが再度同じゾーンに置かれても、そのカードはそのゾーンに置かれたことにはなりません。
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| | (総合ルール409.2a)
| - 409.2a
- 保留状態になっているカードが元々置かれているゾーンに再度置かれた場合、そのゾーンにカードが置かれたことにはなりません。カードが置かれたことで誘発する能力は誘発せず、また、そのカードの位相は変化しません。
例: 《Wave ウェイブ》の「出た時」の能力で墓地から呪文を唱えた際、唱えた呪文は解決した結果、再度墓地に置かれますが、それによってカードが墓地に置かれた時に誘発する能力は誘発しません。 例2:マナゾーンにタップ状態で置かれている状態で置かれている《陰陽の舞》を召喚した際に、《獣軍隊 ヤドック》の置換効果を適用した場合、置換効果の適用後も《陰陽の舞》はタップ状態のままマナゾーンに置かれます。
|
引用元
Q.相手の《若き大長老 アプル》がバトルゾーンにいる状況で、自分は墓地から「アビスラッシュ」を持つクリーチャーを召喚しました。バトルゾーンに出る際に墓地に残りますが、自分が《邪杯と魔術の決断》を唱えるコストは2少なくなりますか?
参照:《ベル=ゲルエール》
類似例:《ナーガの海黒環》の「各ターン、はじめてカードが自分の墓地から離れた時」の能力
A.いいえ、唱えるコストは少なくなりません。保留状態になったカードはゾーンを移動していません。保留状態になってから移動せずに墓地にとどまっているので、カードが離れたことにはならず、墓地に置かれたことにもなりません。
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| | (総合ルール409.1.)
| - 409.1.
- |カードを使用した際や、効果でカードがバトルゾーンに出る際、それらのカードは実際にゾーンを移動するまでの間、保留状態になります。カードは保留状態になっても、そのゾーンを離れたことにはなりません。
- 409.1a
- クリーチャーなど、バトルゾーンに出るカードを使用した際や、効果でバトルゾーンに出そうとした際、それらのカードは実際にゾーンを移動するまでの間、保留状態になります
- 409.1b
- 呪文は唱えてから効果を解決し終えるまでの間、保留状態になります。解決が終わった後、唱えていた呪文は墓地に置かれます。
409.1c |カードが保留状態になっている間、そのカードは元々置かれているゾーンに属していますが、そのゾーンにあるカードの枚数としては数えません。 例 : 《紅神龍オグリストヴァル》がいる状況で、手札にある残り1枚の《エナジー・ライト》を唱えた場合、カードを引く効果を解決する前に、《紅神龍オグリストヴァル》のパワーは0になり、破壊されます。 例2: 手札から唱えた《エマージェンシー・タイフーン》の効果で手札のカードを捨てる場合、その唱えた《エマージェンシー・タイフーン》自身を捨てることはできません。 例3: 自分のマナゾーンにカードが4枚あり、バトルゾーンに相手の《獣軍隊 ヤドック》がいる状況で、マナゾーンから《虹速 ザ・ヴェルデ》を召喚する際、《虹速 ザ・ヴェルデ》が保留状態になることでマナゾーンのカードの枚数が3枚になるので、《獣軍隊 ヤドック》の置換効果が適用されます。
- 409.1d
- 保留状態になったカードが保留状態ではなくなった後、そのカードは、保留状態になる前に与えられていた効果を失います。
例 : 「このターン、自分の墓地から使ってもよい」という効果が与えられたカードを自分の墓地から使用した結果、そのカードが再度墓地に置かれた場合、それをもう一度使うことはできません。 例2: 《蛇手の親分ゴエモンキー!》の効果を与えられたクリーチャーをマナゾーンから召喚した際、そのクリーチャーが《獣軍隊 ヤドック》の置換効果でマナゾーンにとどまった場合、そのクリーチャーを再度マナゾーンから召喚することはできません。
- 409.1e
- 1つの効果によって複数のカードが同時に使用されることがあります。その場合、効果で使用するカードはすべて保留状態になった後、1枚ずつ処理を行います。
例 : 《甲型龍帝式 キリコ³》の能力で3枚の呪文を唱える際、その3枚はすべて保留状態になった後、1枚ずつ解決していきます。 例2: 《夢の変形 デュエランド》の能力で7枚のカードを墓地に置いた際、使用するカードがすべて保留状態になった後で、それらを1枚ずつ使用します。
- 409.1f
- 1つの効果によって複数のカードが同時にバトルゾーンに出ることがあります。その場合、バトルゾーンに出るカードはすべて保留状態になった後、1枚ずつバトルゾーンに出ます。ただし、複数の封印が同時にバトルゾーンに出る場合は、それらすべてが保留状態になった後、バトルゾーンのクリーチャーに同時に付けます。
例 : 《ヘブンズ・ゲート》の効果で2体のクリーチャーをバトルゾーンに出す際、その2体は保留状態になってから、1体ずつバトルゾーンに出ます。 例2: 《ドキンダム・アポカリプス》の効果でバトルゾーンにいるクリーチャー全てに封印がつく場合、それらは同時に付きます。
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引用元
Q.自分は《超奇天烈 ギャブル》の「出た時」の能力で、相手の山札から《デーモン・ハンド》を唱えました。自分は相手の《暗刻 クロック=クロニクル》を破壊できますか?
A.はい、破壊できます。《暗刻 クロック=クロニクル》のテキストにある「相手の呪文」とは、相手が唱えた呪文ではなく、相手が持ち主である呪文を指します。そのため、相手の《暗刻 クロック=クロニクル》は、相手自身の呪文の効果によって破壊されます。
引用元
Q.自分の《蒼き熱剣 デカベッタ》の「タップした時」の能力で、相手の《大魔王 ウラギリダムス》の下にある《超七極 Gio/巨大設計図》を、コスト4以下のカードとして手札に戻せますか?
A.はい、手札に戻せます。カードの下にあるツインパクトカードを、カードを選ぶ能力で指定する場合、両側のコストを持つものとして扱います。《超七極 Gio/巨大設計図》の呪文側のコストは2ですので、《蒼き熱剣 デカベッタ》の能力で手札に戻せます。
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| | (総合ルール200.3a 808.1.)
| - 200.3a
- 進化などによってカードの下に置かれているカードは通常のゲーム中は特性が無視されています。ただし、カードを指定する場合、特性は参照されます。カード以外を指定する場合は参照されません。
例:光と水文明を持つクリーチャーの上に進化した水のクリーチャーは水のクリーチャーであり、パワーも種族も下のカードから影響されません。ただし、《テック団の波壊 Go!》の効果を受けた場合、下のカードもコストを参照し、適正であれば効果を受けます。 例:《卍月 ガ・リュザーク 卍》の無月の門・絶は魔導具を参照しているため、《卍 デ・スザーク 卍》の下にあるカードは参照できません。
- 808.1
- ツインパクトカードは1枚のカードに2つのカードタイプを内包した新たなカードの種類です。2つの異なるコスト、カードタイプを持ちますが、カードとしてそれらの特性を参照される時には常に正しい情報が参照されなければなりません。
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引用元
Q.自分の闇のクリーチャーとタマシードが合計4つ以上ある状況です。自分の《深淵の三咆哮 バウワウジャ》は自分のターン中、破壊以外の方法でバトルゾーンを離れますか?
A.いいえ、離れません。条件を満たしたタマシード/クリーチャーは、クリーチャーとしてもタマシードとしても扱うためです。
引用元
Q.自分の火のクリーチャーとタマシードが《炎龍神ヴォルジャアク》のみの状況で、自分は《ボルシャック・フォース・ドラゴン》を出しました。この時、《炎龍神ヴォルジャアク》の「自分のドラゴンが出た時」の能力で、パワー9000より少なくなるように相手のクリーチャーを好きな数破壊できますか?
A.いいえ、破壊できません。条件を満たしていないタマシード/クリーチャーは、タマシードとして扱います。タマシードはパワーを持たないので1体も選べず、破壊できません。
引用元
Q.バトルゾーンに自分のクリーチャーが1体もいない状況で《ミラクル・ミラダンテ》の「革命0トリガー」を使ったところ、表向きにした山札の一番上のカードが《ドラン・ゴルギーニ》でした。
この《ドラン・ゴルギーニ》を出し、《ミラクル・ミラダンテ》に進化できますか?
類似例:《ボルシャック・ドギラゴン》《ボルシャック・フォース・ドラゴン》
A.《ドラン・ゴルギーニ》を出すことはできますが、その上に《ミラクル・ミラダンテ》を重ねることはできません。
《ドラン・ゴルギーニ》は、山札では状況を問わずクリーチャーですので《ミラクル・ミラダンテ》の効果でバトルゾーンに出せます。その後、質問の状況では、バトルゾーンに出た《ドラン・ゴルギーニ》はクリーチャーになる条件を満たせず、「シンカライズ」を持たないタマシードになるので、その上にクリーチャーを進化できず、《ミラクル・ミラダンテ》は手札に残ったまま処理を終了します。
引用元
Q.《ドラン・ゴルギーニ》がバトルゾーンに出た時、相手の《ブラキオ龍樹》や《The邪悪 寄成ギョウ》の置換効果は適用されますか?
A.状況によって置換効果が適用されるかどうかが変わります。
《ドラン・ゴルギーニ》が出た時点で自分の光のクリーチャーまたは光のタマシードが4つ以上ある場合、クリーチャーが出たことになるので、《ブラキオ龍樹》や《The邪悪 寄成ギョウ》の置換効果が適用されます。光のクリーチャーまたは光のタマシードが3つ以下しかない場合、《ドラン・ゴルギーニ》が出てもタマシードが出たことにしかならないので、置換効果は適用されません。
引用元
Q.《∞龍 ゲンムエンペラー》がバトルゾーンにいる状況で、自分は《ドラン・ゴルギーニ》を出しました。この時、「このタマシードが出た時」の能力はトリガーしますか?
A.いいえ、トリガーしません。《∞龍 ゲンムエンペラー》がいる状況で《ドラン・ゴルギーニ》を出した場合、自分の光のクリーチャーまたは光のタマシードの数に関わらず、能力が無視されたタマシード/クリーチャーになります。能力が無視されるので、その「出た時」の能力はトリガーしません。
引用元
参考 [編集]