攻撃曲げ|リバースブロッカー[1] [編集]
このクリーチャーをアンタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーまたは自分のタップしているクリーチャーに変更してもよい。 |
アンタップを条件に攻撃中の相手クリーチャーの攻撃先を変更させる能力の俗称。いわばブロッカーのような挙動をとるが、タップ・アンタップの関係で対極にあり共存も可能。
DMRP-09にて《粛清者ハヤシッツ》が登場するまでは、この能力はメタリカのみが保有していた。
DMR-23にて《月の輝き 夢幻》が登場、次弾の新たな種族メタリカと共に先行披露された。ただしこの時はやや効果が異なり、現在の形に安定したのはDMSD-02から。
ブロッカーやガードマンも本来は「攻撃を曲げる能力」だが、この頁ではメタリカのものについてを扱う。
基本パターン(能力を使ったクリーチャーかタップされている他のクリーチャーに攻撃先を変更する) [編集]
緑知銀 フェイウォン P 光文明 (3) |
クリーチャー:メタリカ 1500 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のクリーチャーを1体タップしてもよい。そうしたら、カードを1枚引く。 |
このクリーチャーをアンタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーまたは自分のタップしているクリーチャーに変更してもよい。 |
《月の輝き 夢幻》のパターン(タップされている他のクリーチャーに攻撃先を変更する) [編集]
月の輝き 夢幻 SR 光文明 (6) |
クリーチャー:メタリカ 8000 |
W・ブレイカー |
このクリーチャーをアンタップして、相手クリーチャーの攻撃先を自分のタップしているクリーチャーに変更してもよい。 |
自分のターンの終わりに、自分のクリーチャーを1体タップしてもよい。そうしたら、カードを1枚引く。 |
《鬼の轟き 参角》のパターン(能力を適用したクリーチャーに攻撃先を変更する) [編集]
鬼の轟き 参角 VR 光文明 (8) |
クリーチャー:メタリカ 12000 |
T・ブレイカー |
自分のターンの終わりに、次のうちいずれか1つを選ぶ。 |
►カードを1枚引く。 |
►自分の手札の枚数以下のコストを持つクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出す。 |
ラビリンス:相手のクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドの数が相手より多ければ、自分のクリーチャーを1体アンタップしてもよい。そうしたら、相手クリーチャーの攻撃先をそのクリーチャーに変更する。 |
ルール [編集]
- 能力を使うタイミングはブロッカーやガードマンと同じタイミングである。それらの能力と同じく、ブロッカーやガードマンで変更した攻撃先を、さらに攻撃曲げで変更したり、逆に攻撃曲げで変更した後にブロックやガードマンを使用することが可能。
- この能力を以ってしても、「攻撃先は変更できない」を持つクリーチャーには対抗できない。攻撃の中止など別の方法を使う必要がある。
その他 [編集]
- 相手の攻撃を止めるという性質から、ブロッカーに代わる新たな守りの能力といえよう。能力を使うためには(一度攻撃をするなどして)タップしなければならず、一見すると使いづらく映るが、逆に言えば攻撃と防御を兼ねて行動することができるその特性や、ブロッカーを対象とした除去に狙い撃ちされない点など利点も多くある。デッキに合わせてうまく機能させてあげたいところ。
- 何らかの効果でブロッカーを付加させると、破壊されない限りブロックと攻撃曲げを交互に行えるようになり、擬似的な無限ブロッカーのような状態となる。
パンプアップやすべてのバトルに勝つ効果も合わせれば、より強固な壁となる。
- 後の裁定変更により、一度の攻撃に対して上記の動きを行いタップ、もしくはアンタップ状態をキープすることはできなくなった。
あくまで、「一度の攻撃に両方の攻撃先変更能力を使用できない」というだけであり、一度目の攻撃をブロックで、二度目の攻撃を攻撃曲げで、といったように、複数回の攻撃に対してそれぞれの能力を順繰りに使用することはかわらず可能である。
参考 [編集]
公式Q&A
Q.バトルゾーンに自分のアンタップ状態の《正義の煌き オーリリア》とタップ状態の《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》がいる状況で、相手のクリーチャーが攻撃してきました。
《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》の能力で《正義の煌き オーリリア》は「ブロッカー」を得ていますが、この攻撃に対して《正義の煌き オーリリア》の1つ目の能力と「ブロッカー」を同時に使えますか?
A.いいえ、この状況では「ブロッカー」のみ使えます。《正義の煌き オーリリア》がアンタップ状態なので、1つ目の能力は使えません。攻撃先を変更する能力を複数使用する場合は、能力を使うクリーチャーを同時に選ぶ必要があり、かつ、それらの能力がすべて適正に使用できる状態でなければいけません。
(総合ルール 507.1a[2])
引用元
開発陣が内部で使っていた呼び方(https://youtu.be/YtqHBeG78VA?t=252)
ブロッカーやガードマンなど、攻撃先を変更する能力を使用したい場合、非ターン・プレイヤーはその能力を使用できる1体以上のクリーチャーを選びます。複数体を選ぶ場合は同時に選びます。選ぶクリーチャーは、適正にその能力を使用できる状態でなければいけません。攻撃先を変更する能力を使用するために何らかの条件を必要とするクリーチャーは、その条件を満たせない状態では選ぶことができません。
例:ブロッカーを持つタップ状態のクリーチャーを、能力を使用するクリーチャーとして選ぶことはできません。
例:相手のクリーチャーがプレイヤーを攻撃している場合、ガードマンを持つクリーチャーを、能力を使用するクリーチャーとして選ぶことはできません。他にブロッカーを持つクリ ーチャーがいたとしても同様です。
例:「ブロックされない」能力を持つクリーチャーが攻撃している場合、ブロッカーを持つクリーチャーを選ぶことはできません。
例:アンタップ状態のブロッカーを持つクリーチャーが攻撃されている状況で、その攻撃されているクリーチャーは、ブロッカーを使用するクリーチャーとして選ぶことはできません。