構成カード [編集]
特定のオブジェクトを構成するカードのこと。
テキストでは「〈オブジェクト〉に含まれるカード」と表記される。
例えば、進化クリーチャーなら、一番上のカードとその下にあるカードすべてが構成カードにあたる。
G・リンクでリンクしたクリーチャーも当てはまる。
カードの中には、ほぼ構成カードとしての特性しか持たないセルというカードタイプや、単体のカードタイプすらなく構成カードとしてしか存在しないようなものもある。
ルール [編集]
- 構成カードは平面軸・垂直軸どちらに位置していてもカード指定除去で選ぶことができる。そしてカードとして選ぶもしくは巻き込まれる際、その特性は参照される。カードがどう移動するかについてはオブジェクトの性質で決まる。
- 垂直軸のカードについて。例えば《三界 ブッディ》は進化元が3枚以上の場合、《ブッディ》そのものをカード指定除去しようとすると「このクリーチャーはバトルゾーンを離れない」能力により離れない。しかし進化元をカード指定除去すると「このクリーチャーはバトルゾーンを離れない」能力は働かず、カードは離れる。
- エレメントの下にあるクリーチャー・カードがバトルゾーンから墓地に置かれても、「クリーチャーが破壊された時」は誘発しない。(ソース)
- エレメントの下にあるクリーチャー・カードは「クリーチャーではない」指定のカード指定除去では選べない。(ソース)
- エレメントの下にあるカードがバトルゾーンから墓地に置かれたら「カードが破壊された時」は誘発する。(ソース)
- オーラは必ずクリーチャーより上に配置される。スター進化の「かわりに一番上のカードが離れる」という指示は、先にオーラから離れていく。(ソース)
- 平面軸のカードについて。カードを選ぶまでは垂直軸と同じだが、そのオブジェクトとしてのカードタイプは引き継がれ、それ離れる際に働く常在型能力や置換効果やルールはすべて適用される。
- 平面軸・垂直軸どちらであっても、その構成カードが同時に離れる際にオブジェクトに置換効果が発生すれば、構成カードが離れる予約は消滅する。
- スター進化クリーチャーに、一番上とそれより下のカードが同時に離れる場合、クリーチャーとして離れるとして「かわりに一番上のカードが離れる」が実施される。それより下にあったカードはすべてとどまる。(ソース)
- EXライフの残っているキング・クリーチャーで、それぞれのキング・セルが同時に離れる場合、クリーチャーが離れるとして「かわりにそのシールドを墓地に置く」が実施される。セルはすべてとどまり、クリーチャーとしてバトルゾーンに残る。(ソース)
- オブジェクトの特性(コスト、能力など)を持つカード同士がリンクしてさえいれば、それ以外の構成カードが外れても本体はバトルゾーンに存続することができる(《零龍》の裁定より)。
単体になった時など、オブジェクトとしての特性を失ったカードは、バトルゾーンに存在するカードとしては不適格となり、墓地へ置かれる。
その他 [編集]
- クリーチャーではないエレメントに封印が付いていると、あたかも構成カードのような見た目になるが、構成カードではない。
そのエレメントがバトルゾーンを離れると、裏向きのカードだけがバトルゾーンに取り残されてから、即座に状況起因処理で墓地に置かれる。(ソース)
単体としてのカードタイプ表記が存在しない構成カード一覧 [編集]
『〜に含まれるカード』を参照するカード [編集]
参考 [編集]