選ばれた時 [編集]
誘発型能力の誘発タイミングの一つ。
カードの効果によって選ばれた時に能力が誘発する。「このクリーチャーを選んだ時」「このクリーチャーを選ぶ時」というテキストで表現されることもある。
DM23-RP4までの時点で、相手プレイヤーによって選ばれた時に誘発するもののみが存在する。以下、特記なき限り「選ぶ」側は相手プレイヤーを想定して記載する。
超神星アポロヌス・ドラゲリオン SR 火文明 (6) |
進化クリーチャー:フェニックス/ティラノ・ドレイク 15000+ |
進化GV−自分のドラゴン3体を重ねた上に置く。 |
T・ブレイカー |
メテオバーン:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚墓地に置いてもよい。そうしたら、このクリーチャーに「パワーアタッカー+15000」と「ワールド・ブレイカー」を与える。 |
相手は、このクリーチャーを選ぶ時、自身のマナゾーンにあるカードをすべて墓地に置く。 |
俗に疑似アンタッチャブルとも呼ばれる。
選ぶことはできるが、選んでしまうとこちらが大きなディスアドバンテージを被りかねない。例えば、《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》は選んでしまうと、こちらのマナゾーンのカードが墓地に置かれてしまうため、心理的な面で迂闊に選ぶことができないクリーチャーとなっている。強制で相手を選ぶ能力を持ったカードを使うときには注意。
ルール [編集]
選ぶも参照。
- 誘発型能力としての基本だが、選ばれて即座に誘発するわけではない。ターン・プレイヤーから効果を順番に解決していく。もちろん、他に誘発している能力があれば先に使っても良い。
- 以下の場合、「相手が選んだ」に該当しないため、効果は誘発しない。
- 《デーモン・ハンド》で選ばれて、結果的にそのクリーチャーがバトルゾーンを離れたり、《勝熱と弾丸と自由の決断》で選ばれて、能力を無視されることになったとしても、「選んだ時」の能力は誘発する。「選んだ」時点ではそのクリーチャーはバトルゾーンに能力を保った状態でいたからである。
代表的な疑似アンタッチャブル [編集]
参考 [編集]
公式Q&A
Q.《ノラディ:ド:スルーザ》を攻撃したり、ブロックした時にも「相手がこのクリーチャーを選んだ時」の能力はトリガーしますか?
A.いいえ、トリガーしません。攻撃やブロックでは、そのクリーチャーを選んだことになりません。
引用元(2023.4.21)
+
| | 類似裁定(2020.7.17)
| Q.《シン・ガイギンガ》が攻撃された場合、攻撃先のクリーチャーとして選ばれたので、自分はターンを追加できますか?
A.いいえ、ターンを追加することはできません。「クリーチャーを選んだ時」「クリーチャーは選ばれない」というカードテキストは呪文や能力によって選ばれることを意味していますので、攻撃されてもこの能力はトリガーしません。
引用元(2020.7.17)
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Q.自分の《闇鎧亜グランド・アルカディアス》で相手プレイヤーを攻撃し、「攻撃する時」の能力で、相手の《ブランド-MAX》を選びました。《ブランド-MAX》の「選んだ時」の能力はどうなりますか?
A.この場合でも《ブランド-MAX》の「選んだ時」の能力がトリガーし、《闇鎧亜グランド・アルカディアス》側のシールドが1つ墓地に置かれます。
《ブランド-MAX》の能力は、《闇鎧亜グランド・アルカディアス》の能力で選ばれた瞬間にトリガーして、効果が待機しています。能力を無視したとしても、待機中の効果は無視されません。
(総合ルール 603.2)
引用元(2023.2.17)
Q.自分のクリーチャーが相手を攻撃しました。相手は「G・ストライク」の宣言をし、自分の《熱核連結 ガイアトム・シックス》を選びました。「相手がこのクリーチャーを選んだ時」の能力は使えますか?使える場合に、この宣言をした「G・ストライク」を持つカードも手札から墓地に置きますか?
A.はい、能力を使えますし、相手はそれを墓地に置きます。「G・ストライク」で《熱核連結 ガイアトム・シックス》を選ぶことで《熱核連結 ガイアトム・シックス》の能力はトリガーし、そしてその能力を使う時点で「G・ストライク」を持つカードは手札にあるためです。
引用元(2021.6.25)