《「破壊の赤!スクラッパーレッド!」「知識の青!ブレインブルー!」「魅惑の緑!トラップグリーン!」「閃光の黄色!スパークイエロー!」「強欲の紫!ハンドパープル!」「ブレイクあるところに我らあり!シールド戦隊、トリガージャー!!」》 [編集]
※正式な表記は《「破壊の赤!スクラッパーレッド!」「知識の青!ブレインブルー!」「魅惑の緑!トラップグリーン!」「閃光の黄色!スパークイエロー!」「強欲の紫!ハンドパープル!」「ブレイクあるところに我らあり!シールド戦隊、トリガージャー!!」》だが、ページ名はこのWikiの仕様上《「ブレイクあるところに我らあり!シールド戦隊、トリガージャー!!」》と表記する。
「破壊の赤!スクラッパーレッド!」「知識の青!ブレインブルー!」「魅惑の緑!トラップグリーン!」「閃光の黄色!スパークイエロー!」「強欲の紫!ハンドパープル!」「ブレイクあるところに我らあり!シールド戦隊、トリガージャー!!」 P 光/水/闇/火/自然文明 (7) |
呪文 |
S・トリガー |
次のうち2つ選ぶ。 |
►相手のクリーチャーを、パワーの合計が5000以下になるように好きな数選び、破壊する。 |
►カードを3枚まで引く。 |
►相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。 |
►相手のクリーチャーをすべてタップする。 |
►相手のクリーチャーを1体破壊する。 |
DMEX-08で登場した5色レインボーの呪文。
《超法無敵宇宙合金武闘鼓笛魔槍絶頂百仙閻魔神拳銃極太陽友情暴剣R・M・G チーム・エグザイル~カツドンと仲間たち~》の1.5倍は長いカード名に目が行くが、その能力は強力。5000割り振り火力、3ドロー、1体マナ送り、オールタップ、1体破壊のいずれかをモードで2つ選んで実行できる。
コストや文明を考慮しなければ、S・トリガーとしてのスペックは最高峰。名乗り口上により、《龍装車 マグマジゴク》《遣宮使 ネオンクス》《ナ・チュラルゴ・デンジャー》《龍装の調べ 初不》《マッド・デーモン閣下》すべてのサポート対象になっている。
スクラッパーとしては頭一つ抜きん出た性能であるため、【マグマジゴクワンショット】の強化パーツとしても優秀。
5色ではあるが、S・トリガーで使えばマナ基盤は必要はなく、選択肢も10通りあるため、能力自体の汎用性はそこそこ高いだろう。《龍素記号Sr スペルサイクリカ》や《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》で唱えられることも見逃せないポイント。
ウィークポイントは5色レインボー特有のマナ数0と文明の数、加えてそこそこのコストの重さから手打ちがしにくく、手札で腐りやすいことだろう。《アクア・スーパーエメラル》などのシールド追加手段を用意したり、《魔光大帝ネロ・グリフィスII世》や《龍聖霊ウルフェウス》といったS・トリガー以外でのコスト踏み倒し手段を用意したりといった方法で対処したい。
ルール [編集]
- 「2回選ぶ」パーフェクト呪文と違って、こちらは「2つ選ぶ」なので、同じモードは選べない。また、呪文は上から解決するルールはモードでも適用されるため、下の効果を解決してから上の効果を解決するようなことはできない。
- 割り振り火力は「好きな数選び、破壊する」なので1体も破壊しないことができ、ドロー効果も、「3枚まで引く」なので、1枚もドローしないこともできる。そのため、ほぼありえないシチュエーションだが、除去もタップもドローもしたくないがこの呪文だけ唱えたいという時は割り振り火力とドローを選択するとよい。
環境において [編集]
《フェアリー・ミラクル》や《お清めシャラップ》《獅子王の遺跡》は山札からの無作為なマナブーストで序盤にこのカードがマナに落ちる事故を回避できないため、通常の【5色コントロール】には適性がない。
環境上での活躍を見る限り、「マナブーストを使わない」「手札に来たこのカードを能動的にシールド化できる」「これにスペースを割いてでも【速攻】をメタる意味がある」という条件を満たしたデッキでのみ採用候補になっている。
DMEX-12で成立した【ライベルモットループ】は暴発が容易で《ストリーミング・シェイパー》の回収にも引っかかるためかなり相性が良いが、先攻1ターン目にチャージできないという《海底鬼面城》との噛み合いのなさが足を引っ張り、しばらくはおしゃれ枠に近かった。
《海底鬼面城》の殿堂入り後は《龍脈術 水霊の計》と入れ替わる形でじわじわとシェアを伸ばし、2023年1月中旬にはこれを4枚積みした【ライベルモットループ】がオリジナルのCSで3位入賞。その後もまとまった数投入したレシピが散見された。
DM24-BD1・DM24-BD2期のオリジナルでは、3枚採用した【シールドプリズン】が64人規模のCSで優勝。手札事故は《Dの天牢 ジェイルハウスロック》《偽りの名 ドルーシ》《サイバー・I・チョイス》で手厚く対策しており、ダメ押しのように《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》でこれを踏み倒すギミックまで搭載されていた。
この頃の環境は《アシステスト・インコッピ》《同期の妖精》といった身代わり系のウィニーが大流行中で、それらを巻き込みながら打点を減らせる割り振り火力の通りが良かった。
一見《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》に無防備だが、当時は【白黒赤ファイアー・バード】や【白赤緑ドリームメイト】の数が多く、それらに刺さらない《ラフルル・ラブ》は減少傾向にあったため、割り切っても問題なかったと思われる。
その他 [編集]
- あまり知られていないがコラボカードであり、カード横のコピーライトには「©SCG Power Rangers LLC&Hasbro」の文字がある。コラボ先は「パワーレンジャー」。本家スーパー戦隊をリメイク元として、アメリカで展開されている戦隊シリーズの名称である。
- 「何故日本ではなく海外の戦隊なのか?」と疑問に思うかもしれないが、これは2018年に「パワーレンジャー」の版権を東映から買い取ったHasbro社がWizards of the Coastの親会社であるため。
その上日本の戦隊は、先述の東映と競合するTCGであるバトルスピリッツを制作しているバンダイが版権を持っているのでコラボしにくい相手である。
- カード名の元ネタは、特撮ヒーロー作品『スーパー戦隊シリーズ』。「ブレイクあるところに我らあり!」という台詞は、2001年から放送されたスーパー戦隊シリーズ『百獣戦隊ガオレンジャー』の「命ある所、正義の雄叫びあり!」というキメ台詞のパロディと思われる。
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| | 詳細
| - それぞれの文明の特色と知名度が高めの名称カテゴリ、「戦隊シリーズ」の口上などが踏襲され、それぞれが「」で区切られているため、名前の長さの割に覚えやすいかもしれない。
- このカードが収録された2020年の時点では、紫の戦隊ヒーローが初期の5人組のメンバーとして登場した事は一度もなく、全員が途中からの追加戦士(もしくはゲスト、敵)である。
「5人のみの名乗りに参加した」と言う視点ならば、初期メンバー3人+追加戦士2人+番外戦士2人という構成の「獣拳戦隊ゲキレンジャー」に登場した、シリーズ初の紫のヒーローでもあるゲキバイオレットがこれに該当する。
なお、ゲキレンジャーは初期メンバーが赤青黄なので5人中4人がこのカードと一致するが、残り1人の追加戦士は白でありこのカード通りの配色ではない(番外戦士2人は緑と黒であるが)。
- 2023年放送開始の「王様戦隊キングオージャー」では、史上初の紫の初期メンバーとなるパピヨンオージャーが登場。彼女と赤青黄まではこのカードと一致するが、残り一人は黒であり、赤青緑黄紫の並びの戦隊はまだまだ先になりそうである。
- なお、戦隊シリーズにおける紫の戦士は基本的に「バイオレット」と呼ばれ、「パープル」と名乗った戦士は一人もいない。
- イラストを見る限り、トラップグリーンがこのメンバーの紅一点と思われるが、現在、戦隊ヒーローにおける緑の女性戦士は4人(正式なメンバーは2人)と非常に少ない。
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関連カード [編集]
収録セット [編集]
参考 [編集]