手札事故(てふだじこ) [編集]

ゲーム中思い通りの手札が来ず、デッキが機能しない状態のこと。
「手札が事故る」というような動詞として使う場合もある。

具体的には、序盤にコストが高いカードしか引けなかったり、コンボのパーツが揃わなかったりといった状況を指す。
マナが足りない色事故も、チャージするカード手札に来ない事で起こるため手札事故と呼べる。

一般的に、カード個別の役割が薄いビートダウンほど起きにくく、カードの流れが重要なコントロールほど起きやすい。

対策としては、マナカーブに沿ってカードの枚数を調整する、サーチカードを投入して特定のカードが手札に来る確率を上げる、など。
勝率が重要となる大会では、使用デッキの事故率の高さも考慮に入れておきたい。

また、《解体人形ジェニー》等で相手の重要なカードをハンデスすることで相手の思い通りにゲームをさせないことを『相手の手札を事故らせる』と表現することがある。 コントロールでは相手をうまく事故らせることが重要である。

  • 対戦相手のカットによって事故が起きてしまった場合、故意、無作為に拘らずそれをデスカットと呼ぶことがある。
  • デッキAにとっての事故手札がデッキBにとっての事故手札とは限らない。
    たとえば【除去コントロール】で手札が重量S・トリガーばかりなのは動きとして想定内なので事故とカウントされにくい。
    また通常多色カードばかりの手札は事故だが、5色においては《フェアリー・ミラクル》の存在ゆえに事故ではなく理想に近い動きだったりする。

参考 [編集]