コピーデッキ [編集]
他プレイヤーのコンセプトやコンボなどをまねたデッキのこと。
もしくは、他プレイヤーが考案したデッキの内容全てを模倣したデッキのこと。
単なる同じコンセプトのデッキを指すのか、完全模倣のコピーデッキのことなのか、その定義はプレイヤーによって曖昧である。
メタデッキの構築は上級者でも時間がかかる。コピーデッキの目的は主にその時間の消費を省くことなので、必然的に完成度の高いデッキや大会で好成績を残したデッキを模倣する事になる。
デッキビルディングというカードゲームの楽しみのひとつを欠いているため、あまり好ましく思わないプレイヤーもいるが、そこは個人の自由。デッキビルディングに使える時間が少ない、デッキビルディングが苦手、環境で活躍しているデッキを使ってみたいなど、理由は人それぞれだが、いずれにせよ他人のデッキを真似することは悪いことでも何でもないため、コピーデッキを使いたければ堂々と使えばいいだろう。逆に、他人がコピーデッキ使っていることに後ろ指を指すことはナンセンスである。
環境で活躍するメタデッキを作ってとりあえず回してみるということも、メタを読む上では重要な行為である。
ただし、実際に使うならそのデッキのコンセプトを理解し、きちんと合ったプレイングをしなければ性能は引き出せない。大会で上位に入賞するようなデッキは、その公式大会のメタゲームを読んだ特異なメタカードが搭載されることが多く、それが判別できないならば一様にまねをしても他の大会で通用しない場合も多い。
コピーデッキを回すというのは有益な行為ではあるが、ただ闇雲に使用するのは得策とは言えないだろう。コピーデッキを使う場合、そのデッキになぜそのカードが入っているのかもきちんと調べることもおススメされる。特に公式大会・公認大会に出るならばなおさらである。
- その性質上、初心者にこそ推奨できるだろう。完成度の高いデッキを回すことはプレイングとデッキビルディングの両方の練習に適している。初心者は、これを行ううちに構築のコツが分かってくる場合が多い。
- カードゲームでは、あるカードと相性のいいカードはおのずと限られてくる。つまり、同じコンセプトでデッキを組もうとすれば、構成が似通うのは自然なことである。他人のデッキをコピーデッキだと指摘するのはなるべく控えたい。
- コピーデッキをベースにデッキビルディングを行い、最も納得のいく結果がコピー元と同一になることもある。そのような場合、試行錯誤の結果なので、同じコピーデッキを使うのでも考えなしに使うのとは実態は全く異なる。
- 一般的にはデッキレシピには著作権は存在しないという考えが支持されている。上述の通り「《カードA》と相性が良い《カードB》を採用して、それぞれ4枚積みして……」といった試行錯誤の結果、結果的にほとんど一致したデッキが別の人によって制作される可能性は否定できないのが理由となる。
- 一方、状況証拠としてとあるデッキの制作者が特定できる例もある。【ヒラメキウォズレック】は成立時期と公認グランプリの使用者統計から制作者と思われる人が容易に推測できる。思考実験だが、このようなデッキに対して本来の制作者ではない人が「このデッキを考えたのは実は私です」と嘘を流布するのは“著作権的には”問題はない。だとしても、そんなことしたら現実問題その人間性が疑われる非常に悪質な行為といえる。
これは極端な例にしても、いかなる場合でも自身以外が考えたレシピに対してリスペクトを忘れてはいけないということは心がけたい。
- 特にネット黎明期にはレシピの情報源を秘匿しながらコピーデッキを使うというハードルが非常に低く[1]、そうした背景もあって自分が考えたデッキを丸パクリされるのを嫌う人は少なからずいる。
- ネットでは、競技プレイヤーが自身のガチデッキを公開していることも多いため、それをコピーするといいだろう。中にはそのデッキの回し方や、他の環境デッキとの戦い方なども公開していることもあるため、しっかりと調べてみるといいだろう。
- ループなどを利用するコンボデッキや、コントロール系のデッキはただ単にコピーするだけでは上手くデッキ内のカードを扱えないこともある。デッキの動かし方を予め理解しておく必要がある。
参考 [編集]
200X年代、某ショップでは「エックスデッキ」というシステムがあった。ネットには公開していない特別なデッキレシピを購入者特典でプレゼントするというものである。現在でもネット上に当時どんなデッキがプレゼントされていたかは完全には見つけることができない。