サイキック・スーパー・クリーチャー [編集]

指定のサイキック・セルを複数枚覚醒リンクさせて1体となるサイキック・クリーチャー

零戦(ゼロセン)ガイアール・ゲキドラゴン P 火文明 (14)
サイキック・スーパー・クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター 9000
自分のハンターがバトルに勝った時、相手は自身のシールドをひとつ選び、手札に加える。
このクリーチャーがタップされている間、相手の攻撃クリーチャーは可能であればこのクリーチャーを攻撃する。
W・ブレイカー
リンク解除(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、そのサイキック・セルのいずれか1枚を選んで超次元ゾーンに戻し、残りのカードを裏返す)
覚醒リンク前⇒《ゼロ・カイザー》(上)/《ガチンコ・ピッピー》(下)

バトルゾーンに決められたサイキック・クリーチャーを揃えることで、覚醒リンクしてサイキック・スーパー・クリーチャーになることができる。

総じてゲームの勝敗を決めかねないほどのカードパワーを誇るが、基本的に覚醒リンクが自分のターンの初めに行われる都合上、パーツとなるサイキック・クリーチャーを揃えてから一度相手のターンを凌がなければ覚醒リンクできない。このため除去により妨害されることが多く、実戦でリンクを成功させることはかなり難しい。しかし、相手に妨害をせざるを得ない状況を作り出せる点で、一種のブラフとして優れているとも考えられるだろう。
また、いくつかのサイキック・スーパー・クリーチャーはリンク解除という能力を持っており、除去を喰らってもリンク元のサイキック・クリーチャーバトルゾーンに残すことができる。

運用には少々骨が折れるが、使いこなして見せるだけの魅力はあると言える。本気で覚醒リンクを狙うならば、専用デッキを組むといいだろう。

覚醒リンクリンク解除の処理は該当ページ参照。

ルール [編集]

サイキック・スーパー・クリーチャーを進化させた場合 [編集]

サイキック・スーパー・クリーチャーの上に進化クリーチャーを重ねる場合、サイキック・スーパー・クリーチャーだったものはバラバラのサイキック・セル1枚ずつとして進化クリーチャーの下に置かれる。この時、進化クリーチャーを出すプレイヤーがサイキック・セルを置く順番を決定する。この時点でサイキック・スーパー・クリーチャーのリンク情報は失われる。

その他 [編集]

  • サイキック・スーパー・クリーチャーもサイキックコストを持っているが、便宜上設定されているだけであり、特に意味は無い。ただ、基本的に大きめの数値になっているので、《怨念集結》のようなコストを指定する除去は受けにくくなっている。
  • 開発陣の振り返りでは、「ぶっちゃけサイキック・スーパー・クリーチャー(という名前)はスーパー・サイキック・クリーチャーにすべきだったなとは思う」とコメントした。(ソース
    • これは、「サイキック・スーパー・クリーチャーはサイキック・クリーチャーとして扱う」という蛇足のようなルール(総合ルール805.1)をわざわざ制定することになってしまったことに対するコメントであると思われる。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

  • 3枚で構成されるサイキック・スーパー・クリーチャーのうち、TCGのリンク元がV覚醒リンクを持っていなかった場合、新たに作られたP'S覚醒リンクが与えられることになった。
    • P'S覚醒リンクによって、自分ターン開始時だけでなく、特定のリンク元を出した時にリンク元3枚が揃っていても覚醒リンクできるようになった。これによって、サイキック・スーパー・クリーチャーはある程度の速攻性を得ることとなり、1ターンでリンク元を揃えられる《復活の祈祷師ザビ・ミラ》が、TCGとは別方向で強くなった。
  • リンク解除で戻すカードが明記されており、プレイヤーで選ぶことはできなくなった。
  • 演出の都合上、覚醒リンクしたクリーチャーはゴッド・クリーチャーと同じような1枚のカードであるかのように表示される。また、カードイラストでもサイキック・セルという文言は出てこない。しかしながら、「サイキック・スーパー・クリーチャーは複数枚のクリーチャーではないカードで構成されている」というTCG版のルールはデュエプレでも適用される。
    • リンク解除のテキストは「バトルゾーンを離れる時、《(1枚目のカード名)》、《(2枚目のカード名)》のほうに裏返す。(《(3枚目のカード名)》は超次元ゾーンに戻る)」と書かれているが、実際には種族をもったクリーチャーとして3枚目のカードが戻されているわけではないので、「クリーチャーが離れた時」として扱われない。
  • サイキック・スーパー・クリーチャーを進化元にした場合の挙動はTCGと異なっており、進化元は1体のクリーチャーとして保存されている。
  • 上記の挙動に関連するが、進化元のサイキック・スーパー・クリーチャーがメテオバーンや進化先クリーチャーの除去等により直接墓地やシールドゾーンに置かれる場合、1枚のカードとして所定のゾーンに置かれ、置かれた後でリンク元にそれぞれ分解するような挙動をとる。

参考 [編集]


公式Q&A

Q.《極限龍神メタル》の「出た時」の能力で、相手の《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》を構成しているカードを1枚選び、墓地に置けますか?
類似例:《エンドレス・フローズン・カーニバル》
A.いいえ、墓地に置けません。構成カードのサイキック・セルはクリーチャーとして表出しているカードなので、「クリーチャーではないカード」を選ぶ能力では選べません。
引用元