《フューチャー・スクラッパー》 [編集]

フューチャー・スクラッパー R 火文明 (3)
呪文
この呪文を唱える時にマナゾーンでタップしたカードの枚数以下のコストを持つ相手のクリーチャーを1体破壊する。
この呪文を自分の手札から唱えた後、墓地に置くかわりに超次元ゾーンに置く。
[火(6)]を支払って、この呪文を自分の超次元ゾーンから唱えてもよい。

DMEX-18で登場した呪文

払ったマナコスト以下のクリーチャー破壊する変則的な火力呪文手札から唱えた場合超次元ゾーンに移動し、超次元ゾーンからも指定のマナコストでもう一度唱えることができる。

1枚の呪文をゲーム序盤と中盤以降に2回使うことができ、実質的に「1回使っても手札が減らない呪文」と言える。反面、個々の火力コスト相応とは言えず、前者は《トーチング・パニッシュ》の下位互換、後者は《ギロチン・チャージャー》の下位互換。
ランチャーEバズレンダ《地震》のように自身でタップするカードの枚数を調整することもできない。

再利用できる点にどれほどの価値を見出すかがこのカードの評価を分けるだろう。

コスト軽減コスト加重が働いていると焼ける範囲が変動するほか、コスト踏み倒しで唱えた場合「コスト0以下のクリーチャーを1体破壊する」というほぼ意味のない呪文になってしまう。文字通り、コストに重みがある能力となっている。

超次元ゾーンに置く効果は、手札から唱えた場合にのみ発動することに注意。そのため超次元ゾーンから唱えた後は超次元ゾーンに残ることはなく墓地へ置かれる。

  • 性能の微妙さの割にレアリティは高く、「フューチャー」サイクルで唯一、レアに割り当てられている。

ルール [編集]

  • 総合ルール112.2bにより、5色レインボーを余分にタップできる場合がある。具体的には火文明を含まないマナ数が1のカードを3枚と、マナ数が0で火文明を含む5色レインボータップすれば、コスト3のカードに対しマナゾーンのカードを4枚タップして唱えることができる。

112.2b プレイヤーが実際に支払うマナコストは、効果によって増減することがあります。マナコストがコスト減少効果によって必要な文明の数より少なくなった場合、文明の支払いを優先します。このとき超過した分のマナは支払い終了時になくなります。

112.2c 文明やコストの支払いが適切に完了している場合、余分にマナゾーンのカードをタップすることはできません。

サイクル [編集]

DMEX-18のフューチャー呪文サイクル。いずれも未来フレームかつ、DMRP-06でフィーチャーされた呪文名称カテゴリに所属している。
フレーバーテキストでは、「もしも各文明のアイデンティティ形成の根幹に関わる要素が欠けていたら」というif世界線の様子が描かれる。

自然には存在しないが、《樹界の守護車 アイオン・ユピテル》が未来フレームかつこれらと似たフレーバーテキストを持つ。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

  • 能力について

Q.《フューチャー・スクラッパー》をコストを支払わず唱える際、マナゾーンのカードをタップできますか?
A.いいえ、タップできません。結果的にコスト0のクリーチャーを1体破壊します。

+  (総合ルール 112.2c)

引用元(2022.02.18)