《“閃忍勝(シャイニング)威斬斗(ウィザード) [編集]

“閃忍勝”威斬斗 MSS 火文明 (6)
呪文
マスターG・G・G:自分の手札がこのカードだけなら、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。
相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて破壊する。
自分のマナゾーンに火のカードがあれば、カードを1枚引く。

DMEX-07で登場した呪文

初のマスターG・G・Gを持つ呪文
その強力さ故に殿堂入りした《“轟轟轟”ブランド》と同様のコスト踏み倒しキャントリップ能力を持つ。

速攻デッキに入れてウィニー同士の殴り合いになった際に相手の盤面を一掃したりするほか、《キング・シビレアシダケ》で無理やり手札を枯らして放つなどコントロール速攻に間に合わせる返し札としての採用もできる。《BAKUOOON・ミッツァイル》の種となるGRクリーチャーも纏めて全滅させられるのがうれしい。
なんといってもノーコストのキャントリップの強さが元と全く変わっていない。デッキ圧縮の点においても役立つだろう。

全体火力なのでアンタッチャブル除去できる点も強力。
【サンマックス】であれば侵略前に相手の《異端流し オニカマス》除去できる上に侵略先を手札ではなくマナゾーンにおいても問題ないため、コスト踏み倒しメタ対策として採用が見込める。

環境において [編集]

登場後は【赤単ブランド】における《奇石 ミクセル》対策、ミラーマッチウィニーへの干渉手段として利用されている。【赤単ブランド】では相手の《奇石 ミクセル》を警戒する都合上低コストのGRクリーチャーが採用されることも少なくなく、その分パワーも小さくなる。そこでこのカードによる全体除去が活きるということである。

DMBD-11DMBD-12期に安定4ターンキル型の【赤単ブランド】チャンピオンシップ優勝を果たしたが、その中にも投入されていた。運良く引いたカードが《“罰怒”ブランド》《BAKUOOON・ミッツァイル》であれば余った1マナからさらに展開することができ、殿堂入りだが《“轟轟轟”ブランド》に至ってはノーコストで出せるのが大きい。

DMRP-22期の【赤緑“逆悪襲”ブランド】の入賞レシピにも確認された。DMBD-21DMBD-22期辺りにも同様に活躍しており、主に【青黒緑ゼーロベン】破壊コストとして使われるウィニー【我我我ブランド】の2コスト以下の打点【白青赤鬼羅.Star】メタクリーチャー刺さる。初手に来たらマナチャージし、必要に応じて《スナイプ・モスキート》で回収すれば良いため、マスターG・G・Gで唱えるタイミングはそれほどシビアではない。

【絶望神サガループ】が環境に進出した頃には【赤緑“逆悪襲”ブランド】のパーツとしてよく見かけるようになった。【絶望神サガループ】が呼ぶ【我我我ブランド】に刺さる上に、《「迷いはない。俺の成すことは決まった」》を使ったループで並んだ《蒼狼の大王 イザナギテラス》をまとめて吹っ飛ばせるのが大きい。

その他 [編集]

  • 元ネタはプロレスの蹴り技「シャイニング・ウィザード」だろう。片膝を着いた相手の太腿を踏み台にして相手の頭部・顔面に膝蹴りを叩き込む技で、グレート・ムタの必殺技として知られる。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DMEX-07
    ロケットの推進力を踏み台に、閃光の如き膝蹴りを放つ。それが“轟轟轟”ブランド幻の必殺技、“閃忍勝”威斬斗!!! その膝蹴りはまるで魔法のように目にもとまらぬという。

収録セット [編集]

参考 [編集]