《「(しん)」の頂天(ちょうてん) プロフェシー》 [編集]

「心」の頂天 プロフェシー VR 無色 (10)
クリーチャー:ゼニス・セレス 23132
革命チェンジ:コスト7以上のアンノウンまたはゼニス(自分のコスト7以上のアンノウンまたはゼニスが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
Q・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、無色ではないコスト7以下のエレメントをすべて破壊する。

DM23-RP3で登場した無色ゼニス・セレス

コスト7以上のアンノウンまたはゼニスを条件とした革命チェンジを持つQ・ブレイカーcipで各プレイヤーのコスト7以下の有色エレメントをすべて破壊する。

召喚すればほぼ勝利が決まる存在だったはずのゼニスをさらに踏み台にして登場する前代未聞のフィニッシャーcipで邪魔なブロッカーエレメントを一掃して攻撃できる。

ブレイク数は豪快だが自分のクリーチャーもcipで除去してしまうため、リーサルを組むには少し工夫が必要になる。チェンジ元以外に無色クリーチャーかコスト8以上のクリーチャーが2体以上いる時に革命チェンジで出すのが理想である。
一応1体を攻撃させてから《「心」の頂天 プロフェシー》を出して巻き込んで破壊することもできるが、ブロッカー対策の面を活かせないので最終手段に近い。
また、タップキルに使うのも少々もったいない。コスト7以上のアンノウンやゼニスなら素のパワーでも殴り返しには十分なはずである。ただし、《「祝」の頂 ウェディング》のような召喚した時の能力が強烈なものを使い回すなら、選択肢としてなくはない。

このカードの問題点は【ゼニス・セレス】の全体除去としては《黙示録の水晶》と、革命チェンジ先としては《蠅の王 クリス=タブラ=ラーサ》と競合する事。

まず《黙示録の水晶》に関しては、あちらは除去範囲がコスト5以下と狭いが、《偽りの名 ワスプメリサ》《ラブ・エルフィン》等の有色の自軍を巻き込まない。
また、こちらが「水晶ソウルで軽減したアンノウンゼニスから」「革命チェンジを経て出す」という性質上コスト踏み倒しメタに極度に弱いのに対しあちらはむしろコスト踏み倒しメタを焼き払う露払い役を担える。

次に《蠅の王 クリス=タブラ=ラーサ》についてだが、あちらはオールハンデス呪文ロックワールド・ブレイカーにダメ押しの除去耐性まで付いており、フィニッシャーとしての総合力はあちらの方が高い。

このカードを活かすなら上記2枚のカードどちらとも差別化出来るよう組みたいところ。除去範囲の広さとアンノウンから革命チェンジ出来る点が差別化点になるか。

ルール [編集]

他のカード・デッキとの相性 [編集]

漫画・アニメにおいて [編集]

どのメディアにおいてもリッパー教授が切り札として使用する。

  • 第19話のデュエマ中にこのクリーチャーと相対した《アビスベル=ジャシン帝》は「思考が何も見えない『無』のような存在」と評している。
  • 革命チェンジの演出は「VSRF」から変わっておらず、チェンジ元のクリーチャーとハイタッチするものであり、「革命チェンジ」の文字は七色である。この時は手が見える状態になっていた。
  • また、第19話のミニコーナーである「今日のカード」としても紹介された。

その他 [編集]

  • 登場時点のパワー24000未満のクリーチャーの中で最もパワーが高い。光文明にもパワー23500は存在していない。
  • プロフェシー(英:Prophecy)は「神託」の意。ゼニス関連種族であるオラクルと奇しくも同じ意味の名前である。
  • イラストにはクロスギアイラストにいるものに似た白い人影が描かれており、アニメのCGモデルにも登場している。
    一方、漫画やアニメではこの部分をリッパー教授に置き換える形で実体化している。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]