《ラブ・エルフィン》 [編集]

ラブ・エルフィン C 自然文明 (2)
クリーチャー:ツリーフォーク 1000
このクリーチャーがバトルゾーンにある間、自分の呪文を唱えるとき、支払うコストは1少なくなる。ただし、コストが1のときは少なくならない。

DM-02で登場したツリーフォーク

呪文コストを軽減できるシステムクリーチャー

《フェアリー・ライフ》が登場する前、《シビレアシダケ》とは異なり手札消費を抑えながら、呪文限定で2→4と動けるようになれる貴重なクリーチャーだった。
2ターン目に召喚出来れば《マナ・クライシス》などの4マナ圏の強力な呪文を3ターン目に使用できるので、かなりのテンポアドバンテージを得る事が出来る。

DM-06《フェアリー・ライフ》が登場してからは《マナ・クライシス》に繋げるならそちらのほうが不測の事態を防げるが、その5枚目以降となる《鼓動する石版》が登場するのははるか後なため、初動を8枚体制にする場合は必然的に《ラブ・エルフィン》もフル投入になる。
《ラブ・エルフィン》と《フェアリー・ライフ》を同時採用することでそちらが1マナのマナ加速呪文に化けるシナジーがあるのも見逃せない。

DM-27にて、《飛行男》との合体クリーチャーとして《妖魔賢樹フライ・ラブ》が登場。pig能力のおかげで、除去耐性が上昇している。

DM-28では、1コスト上で同じ呪文コスト削減能力を持ち、文明になった《氷牙フランツI世》が登場。そちらの利点はナイトであること。

DMC-52で登場した《王機聖者ミル・アーマ》は、《ラブ・エルフィン》より1コスト重くなり、ブロッカーが追加された呪文コスト削減能力を持つクリーチャー。ただしあちらは多色クリーチャーである。

このカードの登場の6年後のDM-30《魔光ドラム・トレボール》、 15年後のDMRP-04魔《ハヤテノ裁徒》という、サイズは据え置きで能力が下方修正されたクリーチャーが登場している。元祖であるこのクリーチャーがいかに高スペックだったかがわかる。

  • なお、種族はそれらの方が格段に優秀な上文明も異なるので、上位互換というわけではない。

環境において [編集]

初期型の【ボルバルブルー】に投入されていた実績を持つ。《エナジー・ライト》《地獄万力》等の強力な呪文コストを減らして早い段階から使用でき、最終局面ではもちろんアタッカーとして活躍していた。
しかし、【ボルバルブルー】《炎槍と水剣の裁》が投入されるようになると、破壊されてもマナが残る《シビレアシダケ》《幻緑の双月》の方が優先的に使われるようになったため、このカードが投入されることが無くなってしまった。

エピソード2環境では《復活の祈祷師ザビ・ミラ》絡みの黒緑系の【超次元コントロール】に使われることも偶にあった。この場合《ザビ・ミラ》のcipで巻き込めるものが残るのが《フェアリー・ライフ》にはない利点となる。

王道篇環境(オリジナル)では4枚採用の【緑零ゼニス・セレス】での優勝が報告されたことがあった。
初動マナブーストの代わりに採用する事で、次のターン《「これは命懸けのデュエルなのです」》で産んだアンタップマナから《シャングリラ・クリスタル》を撃ったり、《水晶設計図》を2回撃ったり出来るため、普通に《「この私のために華を咲かすのだ!」》から動くよりも沢山の水晶マナを産みやすい。勿論、《華を咲かすのだ》自体も1マナで撃てるシナジーもある。

その他 [編集]

  • アニメ「デュエル・マスターズ」ではミミが勝舞戦で使用。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DM-02
    銀髭団が傷つき、倒れた時、美しい妖精たちがその窮地を救った。

収録セット [編集]

参考 [編集]