《
|
蠅の王 クリス=タブラ=ラーサ SR 無色 (15) |
クリーチャー:ゼニス・セレス 57975 |
革命チェンジ:ゼニス(自分のゼニスが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい) |
ワールド・ブレイカー(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする) |
このクリーチャーが出た時、各プレイヤーは自身の手札をすべて裏向きでマナゾーンに置く。 |
相手は、自分のマナゾーンにある裏向きのカードの枚数よりコストが小さい呪文を唱えられない。 |
エターナル・Κ(このクリーチャーが離れる時、かわりに自分のマナゾーンにある裏向きのカードを3枚、表向きにしてもよい) |
ゼニスからの革命チェンジと非常に重いが、cipでお互いに水晶マナ化させる形の全ハンデス、自分の水晶マナの数未満の呪文ロック、ワールド・ブレイカーにゼニス・セレス共通のエターナル・Κを持つ。
【ゼニス・セレス】であればフィニッシュ時には5〜6枚の水晶マナを溜め込んでいるのがザラであり、さらに手札を水晶マナ化できれば大概の呪文をロックできるため、フィニッシャーとして申し分ない性能。
裏向きハンデスの都合上、手札から置かせた水晶マナは通常のカードでは参照できずほとんど回収不能になる。カードの替えがきかないハイランダー構築やデュエパーティーでは凶悪度がさらに上がる。
弱点としてはダイレクトアタックに失敗すると無色とはいえ多くのマナを与えてしまう上、シールドブレイクで相手の手札は潤っているのに対してこちらの手札はゼロという劇的に不利な状況になってしまうこと。そのため、試合を決め切れるタイミングで繰り出すのは勿論のこと《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》や《偽りの名 ワスプメリサ》でロックを掛けるなどの逆転阻止もしておくのがベストである。
強制で自分の手札もすべて水晶マナにしてしまう性質上、リソースがなくなるかつcipの再利用や同名カードの相互革命チェンジが不可能になるなど、全ハンデスという能力と裏腹にコントロールで使うには工夫が必要なカードとなっている。
【黒緑ゼニス・セレス】はオールハンデスで勝敗を決定付けるフィニッシャーである《「呪怨」の頂天 サスペンス》のために黒を入れていたが、オールハンデスに加え呪文ロックとワールド・ブレイカーを持つ、より高性能なフィニッシャーである本カードの登場により黒を入れる必要がなくなり、【緑零ゼニス・セレス】が成立する原動力となった。
登場後瞬く間に《「奇妙」の頂天 クリス=バアル》とのセットでのフィニッシャーとして運用されるようになった。このカードにより緑零だけで十分なフィニッシュ力を獲得したこと、その他DM24-SP2産のカードにデッキスペースを押し除けられて黒のカードが入る余地がなくなったことから【黒緑ゼニス・セレス】は衰退している。