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雷鳴の守護者ミスト・リエス UC(R) 光文明 (5) |
クリーチャー:ガーディアン 2000 |
他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。 |
DM-04で登場したガーディアン。光文明を代表するドローソースである。
「軽量ブロッカー等で守りを固めながら戦線を展開していく」という光文明の基本的な戦略を支えるクリーチャー。
クリーチャーを出すだけでカードを引けるため、手札を切らさずにガンガン展開していける。
また、相手のクリーチャー展開に際してもカードが引ける為、相手は非常に展開がやり辛くなる。例え《フレイムバーン・ドラゴン》等のcipで除去されても、1ドローはできるので損失にはならない。かといって除去しなければ、一方的にアドバンテージを稼がれてしまう。
生かしておくだけで勝敗を左右してしまう強力なシステムクリーチャーであり、相手が出した時は優先して除去するべき。パワーが低い為除去自体は難しくない。光が絡んだ【クリーチャーコントロール】系デッキ同士の戦いの場合、自分のこのカードをいかに長く生存させ、相手のこのカードをいかに早く潰すかが肝であった。かつてはこのクリーチャーの生存期間が勝敗を左右するほど、非常に重要な存在だったのである。
しかし覚醒編環境以降、軽量除去の充実やカードパワーの向上による置きドローへの逆風が強く、かつてほどの活躍は望めなくなっている。種族的にコスト軽減の恩恵を受けにくく、コスト5という重さもネック。
しかしハマった時の爆発力や相手への牽制力はまだまだ残っており、囮としての起用等、工夫すれば活躍の機会はない訳ではない。
DM-04での登場以降、中速デッキや種族デッキ・クリーチャーコントロールなど、特に青の入らないクリーチャー中心のデッキでアドバンテージ源として高確率で採用された。
採用されたデッキはトップメタ及びそれに準ずるものだけでも【ガーディアン】、【アクアンホワイトブラック】、【白緑ビートダウン】、【白黒緑コントロール】等、挙げれば枚挙に暇がない。
DM-29登場のシノビとの相性は最高であり、マナを使わないニンジャ・ストライクで防御しながらドローして後続のシノビを確保しに行ける。
DM-30にて類似効果で除去耐性の高い《ハッスル・キャッスル》が登場するも、「相手の展開には反応しない」「自身が打点にならず、2枚目以降が腐りがち」などの違いから差別化は容易であり、【白黒緑コントロール】等で両方投入されることもあった。
これまでグッドスタッフカードの代表格であり続けたが、2009年4月15日についに殿堂入り。これを中心としたデッキは弱体化を受け、《ハッスル・キャッスル》等の代替手段が模索されていったが、このカードは1枚でも十分強力であり、いまだに採用され続けていた。
ギャラクシーマスターリーグ2008優勝デッキである【ギャラクシーコントロール】に4枚投入される実績を残した。
DM-32で登場した《エンペラー・キリコ》への対策としても使われ、引ければ勝負を大きく有利にすることができる札として有名であった。《エンペラー・キリコ》によるソリティアが途切れたが最後、10枚以上ドローして迎撃することも十分可能であった。
しかし殿堂入り後のDM-36より登場した超次元呪文のうち、このカードを除去できる《超次元ボルシャック・ホール》《超次元ミカド・ホール》が多く採用されるようになり、このカードの期待値や信頼性が著しく低下した。一応超次元呪文や連鎖持ちクリーチャーによる複数展開からのドローが容易になったメリットもあったものの、総合的に大きく採用率を落とした。
その後超次元関連の規制や環境の高速化などでクリーチャーコントロールそのものが環境から遠ざかり、このカードも殿堂入りカードとしての存在感を失いつつあった。
その為か、2016年2月1日付で殿堂解除が決定した。単体では役に立たず、以前ほどの決定力を持たないが為であり、殿堂解除は妥当と思われた。
殿堂解除以降は、【白単天門】など光を主軸としたデッキで活躍しており、それなりの評価を受けている。双極篇以降一線級のデッキ・カードには色々と及ばないものの、殿堂解除されたカードの中では比較的使われた方である。
雷鳴の守護者ミスト・リエス SR 光文明 (5) |
クリーチャー:ガーディアン 2000 |
他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札が5枚以下なら、カードを1枚引く。 |
DMPP-01から登場。スーパーレアに格上げされている。《屑男》や《マーチング・スプライト》などの置きドローと同様に「自分の手札が5枚以下」という制約が加わっているほか、ドローが任意から強制へと変更されている。
公式Q&A
Q.バトルゾーンに自分の《雷鳴の守護者ミスト・リエス》が1体いる状況で、自分は《天門の精霊ヘブンズ》をバトルゾーンに出しました。《雷鳴の守護者ミスト・リエス》の「出た時」の能力で引いたカードが光のブロッカーだった場合、それを《天門の精霊ヘブンズ》の「出た時」の能力でバトルゾーンに出せますか?
A.はい、待機中の効果は好きな順番で解決することができるので、先に《雷鳴の守護者ミスト・リエス》の効果を解決した後《天門の精霊ヘブンズ》の効果を解決できます。
引用元
Q.バトルゾーンに相手の《雷鳴の守護者ミスト・リエス》が1体いる状況で、自分は《罪無 バドミン垓》をバトルゾーンに出しました。相手の《雷鳴の守護者ミスト・リエス》の能力と自分の《罪無 バドミン垓》の「出た時」の能力が同時にトリガーしますが、どちらを先に解決しますか?
A.同じタイミングで複数の能力がトリガーした場合、ターンプレイヤーのものから解決します。自分のターン中であれば、先に《罪無 バドミン垓》の効果を解決してから、《雷鳴の守護者ミスト・リエス》の効果を解決します。相手のターン中であれば、先に《雷鳴の守護者ミスト・リエス》の効果を解決します。(総合ルール603.3)
引用元