エピソード2背景ストーリー [編集]
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エピソード1背景ストーリー
該当弾 [編集]
DMR-05 「エピソード2 ゴールデン・エイジ」
DMR-06 「エピソード2 ビクトリー・ラッシュ」
DMR-07 「エピソード2 ゴールデン・ドラゴン」
DMR-08 「エピソード2 グレイト・ミラクル」
以下は後年、新たに設定が明かされた弾。
概要 [編集]
主人公サイドのゴールデン・エイジと、敵方のアンノウン&ゼニスの対決構造となっている。
バッドエンド傾向であったエピソード1に対して、全体的に希望が持てるストーリーとなっている。
パンドラ・スペースが消滅した影響でサイキック・クリーチャーの力は衰退し、結果、クリーチャー世界とアンノウン勢力のパワーバランスはアンノウン側に傾いてしまう。
「希望の守り手」として生み出された《希望の守り手クラップ》、《希望の守り手ラプソディ》、《希望の守り手ファンク》、《希望の守り手シウバ》、《希望の守り手ペッパー》の5人は「希望の双子」たる《問答無用だ!鬼丸ボーイ》たちを守り抜くためパワーアップし、「希望の親衛隊」を結成した。
トライストーンの降り注いだ日(《天頂開戦ゼニス》)、親衛隊は双子の片割れの鬼丸一人を守るのに精一杯で、もう片方の双子をさらわれてしまう。
こうしたハンター&エイリアン側に不利な戦況が続く最中に親衛隊の一人であるシウバが裏切り情報を漏らしたことから戦況は一変。さらにシウバに続いてペッパーも裏切ったため親衛隊は解散となった。
こうした状況でも残った3人、《希望の親衛隊ラプソディ》、《希望の親衛隊ファンク》、《希望の親衛隊クラップ》は、黄金に光り輝く未来のために残された鬼丸という希望を最後まで守り抜こうと誓った。
そうしている間にもアンノウンによるクリーチャー世界の支配は進んでいった。
それに起ち上がったのは《無限鉄拳オニナグリ》を中心とするレジスタンス、「ゴールデンエイジ」だった。ヒューマノイドを中心とし、ドリームメイト、イニシエートで構成され、アンノウンの支配に抵抗した。
ゴールデンエイジには、レッド・コマンド・ドラゴンによる「鬼無双」、アカデミアによって創設された知識を探求する機関「アカデミー」、ビーストフォークによる「花吹雪一家」らが参入し、最後にデスパペットの「鬼人形」が加わったことでアンノウンに対する本格的な反抗をスタート。手始めにヘドリアンをアンノウンから解放するのだった。
「鬼無双」には、鬼丸と幼いころから相棒として切磋琢磨していた《鬼無双 カイザー「勝」》がいた。彼こそが、かつての《ガイアール・ベイビー》の成長した姿であった。
一方で、アーマード・ドラゴン、エンジェル・コマンド、ドラゴン・ゾンビ、ジャイアント、グレートメカオー、リヴァイアサンがアンノウン側に寝返っていた。
そんな中、戦場から《ハッチャキ》が帰還する。暖かく迎えるゴールデン・エイジだったが、《ハッチャキ》は突然彼らを攻撃した。アンノウンにトライストーンを埋めこまれて洗脳され、「アンノイズ」と呼ばれるキルマシーンと化していたのだ。彼の背後から《ハッチャキ》を洗脳したと語る《偽りの名 オレワレオ》が現れ、《無限鉄拳オニナグリ》との戦闘を開始。奮戦する両者だったが、最終的には横から割り込んだ《問答無用だ!鬼丸ボーイ》がとどめを刺す形で《偽りの名 オレワレオ》は倒れ、《ハッチャキ》は開放された。
最初こそ《無限鉄拳オニナグリ》や、鬼丸の成長した姿である《黄金世代 鬼丸「爆」》を中心に快進撃を続けるゴールデン・エイジであったが、《偽りの名 オレオレ・ライオネル》と鬼丸の一騎打ちの途中に突如として現れた、アンノウンの上位的存在である、文明をもたない生命「ゼニス」達によって再び状況は悪化してしまう。
ゼニスはクリーチャーたちの「願い」の思念、特にアンノウンらの果て無き支配への願望から生まれた存在であった。
長年積もり続けた思念は、もはや消えることはない。
自らを頂点たる存在と称するゼニスは、旧来のクリーチャー世界を破壊し、ゼロへと変革することを目的としていた。
この頃から、連合軍の間では敵味方関係無く無差別に攻撃を放つ「ドラゴンの亡霊」の噂が流れていた。心当たりを感じた《好奇心 プリンセスプリン》はゴールデン・エイジのアンノウン討伐に参加したが、《裏切りの親衛隊シウバ》により作戦を利用されアンノウン、アンノイズの軍勢に包囲されてしまう。彼女が死を覚悟したその時、突如その亡霊が現れ、周りのアンノイズ達を吹き飛ばしていった。やはり彼女の考えた通り、そのドラゴンはかつて仲間をかばって《偽りの名 シャーロック》の攻撃を受け、命は助かるも記憶と視力を失った《勝利のリュウセイ・カイザー》である、《オフコース・カイザー「龍」》だったのである。プリンとの再会を経て、リュウセイは記憶を取り戻すことができた(《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》)。
死闘の末、ゼニスのリーダー格、《「俺」の頂 ライオネル》を打ち倒したゴールデン・エイジ。
勢いづいたゴールデン・エイジは、ゼニスの本拠地「ニルヴァーナ・ゼニシア」を陥落させるべく集結するが、そこに新たに二体のゼニス、《「祝」の頂 ウェディング》と《「呪」の頂 サスペンス》が降臨する。
新たに現れた二体のゼニスは、「全ての文明をゼロにする」と言う使命を果たすべく、手始めに闇文明と光文明を象徴する二大種族、エンジェル・コマンドとデーモン・コマンドの文明を塗り替え、両文明に壊滅的ダメージを与えた。
ライオネルとの死闘を制した鬼丸だが、休む間もなく、今度は「光文明のデーモン・コマンド」を従えた《「呪」の頂 サスペンス》の襲撃を受ける。
「呪い」を司る《サスペンス》と戦う鬼丸は、さらに《偽りの羅刹 アリバイ・トリック》の不意打ちを受ける。《アリバイ・トリック》の一撃が鬼丸に届こうかというその時、彼を身を挺してかばったのはゴールデン・エイジのリーダー、《涙の終撃オニナグリ》だった。
《アリバイ・トリック》の凶刃に倒れた《オニナグリ》の敵を討つべく、怒りに燃える鬼丸は《鬼無双 カイザー「勝」》にまたがり《勝利宣言 鬼丸「覇」》として、サスペンスに対してビクトリーラッシュを決める。
一騎打ちの果てに、鬼丸と友情を結んだライオネルだが、それを裏切りと断じた《「祝」の頂 ウェディング》はライオネルを処刑する計画を始動する。
「祝い」を司る《ウェディング》は、その黒い祝福の力を持って「闇文明のエンジェル・コマンド」を「暗黒宮 堕天使の魔園」にて生み出し、トライストーンから解放され「真実の力」を得た《真実の名 ラララ・ライオネル》が加わった光のエンジェル・コマンドに差し向ける。
こうして、鬼丸らが《サスペンス》及び光のデーモン・コマンドと戦闘を繰り広げるのを他所に、光と闇のエンジェル・コマンド、そして闇側に加勢したガーディアンの戦闘が始まった。
トライストーンの力に魅せられ、他の種族よりも率先してアンノウン側についたグレートメカオー達は、「戦略のイノベーター」《偽りの名 iFormulaX》によって知識を力に変える能力を得る。
新たに変形能力を備えたグレートメカオー達は、「《偽りの名 iFormulaX》」の戦略を完成させるべく、新たな知識を求めて「サイバー・H・チューブ」に進撃を開始するが、iFormulaと並ぶメカオー軍主力の一体であった《合身巨兵エクスキュベーターMS》が突如反旗を翻し、レジスタンス側に加勢しだした。
処刑用のギロチンを用意し、着々とライオネル処刑の計画を進める《ウェディング》。
光のデーモン・コマンドと闇のエンジェル・コマンドと共に、ライオネルとゴールデン・エイジを攻め立てる《サスペンス》。
さらに、ゼニスはキング・コマンド・ドラゴンを大量に生み出し、ドラゴンを統治するよう命じた。
キング・コマンド・ドラゴンによるドラゴン支配の開始に反旗を翻し、一度は真実の力を得たアーマード・ドラゴンとドラゴン・ゾンビ。しかし、《偽りの王 モーツァルト》の槍に貫かれ、再び「偽り」へと身を堕としてしまった。
一度は堕天使を退けた光のエンジェル・コマンドだったが、かつて鬼丸に敗れた《偽りの名 オレワレオ》が《偽りの星夜 スター・イン・ザ・ラブ》として復活し、再び戦うこととなる。
一方、「勝」は、圧倒的な力でドラゴンたちを制圧していく《偽りの王 モーツァルト》を打ち倒すべく、その身を《国士無双カイザー「勝×喝」》へと進化させ、迎え撃つのだった。
ビクトリー・ラッシュにより、サスペンスを撃退した鬼丸。
しかし《サスペンス》は敗れてもなお諦めることなく、今度は盟友《「謎」の頂 Z-ファイル》を伴って再びゴールデン・エイジに奇襲をかける。
二体のゼニスを相手にし鬼丸は追い詰められるが、突如ゼニスの力に目覚め(《黄金龍 鬼丸「王牙」》)、二体のゼニスを返り討ちにし、今度こそ殲滅する。
鬼丸との友情に目覚めたライオネル。感情無きゼニスであった彼は「友情」という感情に目覚めたことで、ライオネルは《真実の名 ホワイト・オブ・ライオネル》へと姿を変える。
トライストーンに呑まれ「偽り」へと堕落したアンノウンが「真実」に目覚めるための鍵、それは「感情」を取り戻すことだったのだ。
そしてそれは感情を持ったゼニス誕生の予兆でもあった。
しかし、「0引く1」は「マイナス1」。本来ありえなかった、感情無きライオネルが真実の力を得るということ。この矛盾を打ち消すがごとく、闇のライオネル、《偽りの星夜 ブラック・オブ・ライオネル》が現れた。
かつて偽りへと身を落としたアンノウン・アンノイズが、ゴールデン・エイジの誇りを貫く鬼丸の勇姿によって次々と感情を取り戻し、偽りの名を捨てて真実の姿へと変わっていく。
彼らは徐々にゴールデン・エイジへと再起していき、また彼らの体から離れたトライストーンはそれぞれが意志を持つクリーチャーとなっていった。
そして、一度はゼニスによって壊滅したリキッド・ピープルの「アカデミー」も、アンノウンの力を解析し《真実の名 アカデミー・マスター》を得て復活する。
さらなるトライストーンの解析により、ゴールデン・エイジ側の種族にも真実の名に目覚めるものが出始める。
「アカデミー」創設者だった《真実の名 アカデミアン》を筆頭に、ゼニスに立ち向かう各文明を代表するクリーチャーたちが、次々と真実の名に目覚めていく。
真実の力を手にしたゴールデン・エイジは勢力をさらに拡大する。
鬼丸の前に、レッド・コマンド・ドラゴンの「鬼無双」と交戦していたキング・コマンド・ドラゴンの部隊が現れる。
その部隊を指揮する龍王の頂点、《「戦慄」の頂 ベートーベン》を一目見た時、鬼丸は気付いた。
キング・コマンド・ドラゴンの鎧に身を包んではいるものの、《ベートーベン》は紛れもない己が兄弟。かつて生き別れになった双子の兄であると。
鬼丸の思いを裏付けるように、ベートーベンの傍には、かつて親衛隊を離反した《裏切りのペッパーシウバ》の姿があった。
二人は、世界のアンノウン化を早めてしまうことを覚悟しながらも、希望を守るためアンノウンに連れ去られた双子の片割れについていっていたのである。
全ては、希望の双子を生きて再会させるためだった。
ゼニスの思想に染まり、世界の浄化を謳うベートーベンを相手に死闘を繰り広げる鬼丸。
その最中、鬼丸の放った一撃が《ベートーベン》の鎧を破り、《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》の姿を経て双子の兄の《真実の名 修羅丸》が鎧の中から現れた。
とうとう、希望の双子が本当の意味で再会したのである。
希望の双子が再会し、兄弟の絆を取り戻した事でようやくこの戦いも終わるかと思われたその時、原初にして最凶のゼニス、《「無情」の極 シャングリラ》が降臨する。
《鬼丸》と《修羅丸》が戦闘を繰り広げていたころから、《「破滅」の頂 ユートピア・エヴァー》が出現するなど不穏な動きを見せていたガーディアンだったが、ついにその全貌が明らかとなった。
はじまりのゼニス、シャングリラ。
「文明を問わずみんなを守りたい」 「外敵を排除したい」
共に平和を望む思いでありながら、同時に相反するガーディアン達の二つの思想。
矛盾に苦しむガーディアンたちはやがて無感情となり、その思いは《「無情」の極》へと歪んだ結実を迎えていたのだった。
全てを破壊し、「無」にすることで苦しみをなくそうと考えるシャングリラは、手始めにガーディアンを闇に堕とす。
ライオネルに敗れた《ウェディング》が姿を消したことによって、残された闇のエンジェル・コマンドたちは《シャングリラ》側に付く。
世界の破壊をもくろむシャングリラを前に、またも犠牲の山を築くこととなったゴールデン・エイジ。鬼丸と修羅丸も奮戦したが、二人の力をもってしても《シャングリラ》には手も足も出なかった。
世界を守るため、《絆の戦士ペッパー》の提案により、修羅丸はその力と魂全てを弟・鬼丸に託すことで融合し(《希望の絆 鬼修羅》)、《超絶奇跡 鬼羅丸》となった。
希望の双子が融合した力をもってしても、なおも《シャングリラ》相手に苦戦する鬼羅丸。
しかし彼のもとに、とうとうゼロの力に目覚めた双子たちの姉《逆転王女プリン》達が救援に駆けつける。
シャングリラが持つ「封殺」の力を、プリンの「自由」の力が打ち破る。
そして、死闘の果てに鬼羅丸はシャングリラを相討ちで討ち取る。
同じ頃、鬼丸と共に戦い続けた《カイザー「勝」》もまた、最高潮に達した勝利の力によってゼニスとなり、《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》と名乗っていた。《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》も、最後のゼニスである《「終」の極 イギー・スペシャルズ》と戦い、カイザー軍団と共に「必勝」したのである。
こうして世界からゼニスが消え去るのであった…。
だが、鬼丸はみんなの願いで帰ってきた。
「ただいま」 ――堂々終劇 鬼丸「End」
時の移ろいの中、ゼロ文明が霧散したこの世界に、いつしかオラクルとアウトレイジという2つの存在がどこからともなく現れた。
オラクルは、世界に残留するゼニスの力を使い、クリーチャーを導いていこうと動き始めた。
アウトレイジは、無法者の集まりで、その原理は不明ながら、自身の体の一部を武器とする能力を持っていた。
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エピソード3背景ストーリー
参考 [編集]