《自称辞書》 [編集]
自称辞書 P 無色[ジョーカーズ] (5) |
クリーチャー:ジョーカーズ/スペシャルズ 4000 |
DMEX-03で登場したジョーカーズ/スペシャルズ。
能力欄が縦書きになっており、セイバー、プラチナ・ドライブ、そして友情ララバイという新規の能力を持っているように見えるが、よく見ると全てフレーバーテキストであり、ただのバニラクリーチャーである。
おまけにパワーもコストも中途半端で、【バニラビート】に入れるにしても枠がもったいないスペックである。パワーは1コスト下の《ノウメン》にも劣り、同コストで11000の《破界の右手 スミス》とは比べるまでも無い。
とはいえ後述の通り、ジョークカードとしては非常に秀逸なので、コレクションやネタデッキにしてもいいだろう。
フレーバーテキストについて [編集]
- DMEX-03には約70個の能力が収録されていると書かれているが、「クリーチャーの能力」の説明としては間違っている。
- シールを除き、クリーチャーのキーワード能力だけを数えたら50個程度しかない。逆に一文一文を1つの能力とすると明らかに約70個では収まらない。
- 友情ララバイでは「自分のバトルゾーンに」とあるが、バトルゾーンは自分と相手で共有する一つのゾーンであるため、「自分の」バトルゾーンは存在しない。
- これらを見るに、どうやらこのクリーチャーは「一見正しそうなことを書いてるように見せかけて、実は細かい部分に粗がある」エセ辞書なのだろう。
- DMEX-08版では、デュエマにかかわる裏話や、役に立ちそうにない豆知識が書かれてある。
- この内ルミエールルルルミエールについては、作画工程動画にて実際に使用されている例が確認できる(厳密には《ルミエール ルミエール》であり、こちらは「ル」が2つ多い。誤植か意図的かは不明)。
- また、《モンスのゴブリン略奪隊》については真実か嘘か怪しい他の情報と異なり、珍しく完全に正しい情報が載せられている。
その他 [編集]
- 後日公開された原案では、種族まで自称の「自称クリーチャー」であり、「自称」辞書なので中身は白紙であるという設定が明かされた。カード化に際してはデタラメだが辞書としての体裁を持ったフレーバーテキストが与えられ、種族も既存の2種類が加えられたので幾分マシになったと言えるだろう。
関連カード [編集]
収録セット [編集]
参考 [編集]