裏斬隠蒼頭龍(うらぎりがくれそうとうりゅう) バジリスク》 [編集]

裏斬隠蒼頭龍 バジリスク SR 水文明 (6)
クリーチャー:シノビ・ドラゴン/オリジン 6000
ニンジャ・ストライク8(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが8枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなければ、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを山札の下に置く)
ブロッカー
W・ブレイカー
自分のシノビが出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。

DMEX-12にて登場したシノビ・ドラゴン/オリジン

シノビプリン効果のcip付与とニンジャ・ストライク8を持つ。

シノビが元々持つニンジャ・ストライクに追加でプリン効果を使えるため、シノビの防御力がさらに高まる。
自身の登場時にもプリン効果を使えるため、返しのターンで除去されてもとりあえず相手クリーチャー1体の攻撃は封じられる。

ニンジャ・ストライクで出した場合はブロッカープリン効果で計2体の攻撃を防げる強力な受け札になる。
加えてこのクリーチャーがブロック破壊されなければ後続のシノビにもプリン効果を付与できる。

ブロッカーを持っているために受け札として注視しがちだが、相手のブロックも弱められるため、自分のターン中に出してもしっかり働いてくれる。
《「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》《トット・ピピッチ》のようにスピードアタッカー化する手段があればW・ブレイカーもあって凶悪性が激増する。

素のコストもそれなりで手打ちも十分狙える。
パワーの高いクリーチャーが少ない【シノビ】では貴重なアタッカーとして活躍できるだろう。プリン効果も最大限に活かせる。
ドラゴンなのでおなじみ《時の法皇 ミラダンテXII》革命チェンジし、再度ニンジャ・ストライクを狙う手も。

総じて高い汎用性を有したクリーチャーと言える。
唯一の欠点はニンジャ・ストライクのコストが重いことか。《連唱 フェアリー・ダブルライフ》《剛撃古龍テラネスク》で早急にマナを貯めよう。

ルール [編集]

他のカード・デッキとの相性 [編集]

環境において [編集]

十王篇環境では【チェンジザドンジャングル】にその姿が見られる。過剰なマナブーストを行う【青黒緑シャコガイル】でもそれなりに上位入賞を果たしている。

王来篇環境でも《獅子王の遺跡》《砕慄接続 グレイトフル・ベン》などのカウンターで利用できる過剰なマナブースト手段のあるビッグマナ系統などに採用されることがある。特に《砕慄接続 グレイトフル・ベン》とシナジーが強い《ヘブンズ・ゲート》軸の【5色コントロール】での需要が高い。

王道篇環境では、稀に【5色蒼龍】【5色バラモルド】などのマナ伸びやすい5色構築に採用される場合がある。

DM24-RP3で強力な競合である《自由の逆転撃》が登場。こちらはニンジャ・ストライク条件さえ満たせばノーコストでカウンターになる、ドラゴンブロッカーサポートが受けられる、オリジンなので何らかの手段で着地すればいざという時に《エンペラー・キリコ》の進化元になるなど、幸い《自由の逆転撃》とは完全に別物である。

その他 [編集]

  • 「バジリスク」とは、中世ヨーロッパの伝説に登場する視線で相手を石化させる能力を持つ毒蛇。
    シノビであることから、せがわまさきの漫画作品『バジリスク〜甲賀忍法帖〜』も由来かもしれない。
  • 名前は「うらきりがくれ」ではなく「うらぎりがくれ」と読む。《バイケン》の冠詞と混同しやすい故、意識していないと誤認しかねないので、何らかのカードの効果で名前を宣言する時は間違えないようにしておきたい。
    • 《土隠雲の超人》フレーバーテキストにて「裏斬隠」とは敵勢力に寝返った流派などではなく、シノビ同士の争いが起こらないよう立ち回る存在であることが示されている。当クリーチャーはこの「裏斬隠」の頭目を務めていると思われる。

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]


公式Q&A

Q.《裏斬隠蒼頭龍 バジリスク》をバトルゾーンに出しました。この時自身の「自分のシノビがバトルゾーンに出た時」の能力はトリガーしますか?
A.はい、《裏斬隠蒼頭龍 バジリスク》自身がバトルゾーンに出た時も、そのあとで他のシノビがバトルゾーンに出た時も、この「自分のシノビがバトルゾーンに出た時」の能力はトリガーします。
引用元