裏斬の取引(トラスト・サクション) パルサー》 [編集]

裏斬の取引 パルサー P(UC) 水文明 (3)
クリーチャー:アウトレイジ/シノビ 6000
ニンジャ・ストライク5(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが5枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなかったら、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを山札の下に置く)
このクリーチャーは攻撃できない。
このクリーチャーが出た時、カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。
自分の墓地にカードが6枚以上あれば、このクリーチャーに「ブロッカー」を与える。

DMBD-17で登場したアウトレイジ/シノビ

攻撃そのものができないが3コストで6000ものパワーを持っている上に1ドロー1ディスカードcipを持ち、自分の墓地に6枚以上あるという条件付きでブロッカーを得る。

ブロッカーを持つ中量級ニンジャ・ストライク持ちという、《光牙忍ハヤブサマル》を思わせるスペックを持つ。
無条件でブロッカーを与えるあちらと比べるとかなり厳しめの条件を持ち、ニンジャ・ストライクそのもののコストも1上がっている。
とはいえ殿堂入りした《ハヤブサマル》と異なりこちらは4枚投入でき、cipで手札交換を行えるため、防御札以外にも必要最低限の初動も担える。場に居座り続けたとしても壁として機能する点にも注目。

手札に抱えておけば相手ターン中に狙ってディスカードができるため、《斬隠蒼頭龍バイケン》のような旧型マッドネスの発動に適している。

パワー6000なので《暴走龍 5000GT》のロックに引っかからず、アウトレイジなので《不死帝 ブルース》の効果下では墓地からニンジャ・ストライクを使えるようになるため無限ブロッカー化、とかなり器用。
ただし無限ブロッカーとして使うにはパワーが非常に高いため、相手がウィニーで攻撃してくるデッキの場合は《パルサー》を破壊できずに機能不全に陥ってしまう点には注意。

ニンジャ・ストライク5という条件は【墓地ソース】の場合、理想的なゲーム運びでは達成する前にフィニッシュしてしまう。あくまで膠着状態に陥った際の保険として割り切るのが吉。《鬼札アバクと鬼札王国》を軸とした黒赤緑構築ならマナブースト手段もあるので無理なく達成できるといったところか。

環境において [編集]

ニンジャ・ストライクの条件とブロッカー化の条件を両方達成することが厳しいことからしばらく環境で評価されなかったが、「DMGP2022」で【青単Drache der'Zen】が周知されたことを機に、そちらのデッキに2枚程度挿されるようになった。それ以前は他の防御札で凌げば中盤以降に使えるようになるのでも遅くないという理屈から採用されるのである。

その他 [編集]

  • 射場本正巳氏がTwitterで明かしたところによると、最初はニンジャ・ストライク4として設計されたがそれでは《光牙忍ハヤブサマル》と同じようになってしまい強すぎるという意見があり、色々と試作した結果としてニンジャ・ストライク5という条件に決まったとのこと。参考

関連カード [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]