王道篇環境 (オリジナル) [編集]
2024年4月から6月 [編集]
この時期は【黒緑アビス】と【青赤マジック】の二強環境であった。
DM24-RP1発売に伴い、《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》が【黒緑アビス】を強化し、無数と言える種類のクリーチャーがそちらでの呼び出し先として採用された。カウンター封じとしては特にミラーマッチでの盤面処理に役立つ《聖魔連結王 ドルファディロム》が好まれた。
『DMGP2024-1st』Day2の3人1チーム戦では【青赤マジック】、【青黒COMPLEXコントロール】、【黒緑アビス】各1面使用のチームが優勝。準優勝には【5色蒼龍】3面のチームが残った。3位は【黒緑アビス】1人、【青赤マジック】2人のチーム。4位は3面【黒緑アビス】。
特に【5色蒼龍】は準優勝チームを始めとして《ブレイン・スラッシュ》を事実上のメインコンセプトとしたものが主流であった。
遅くとも5月下旬には《邪光魔縛 ネロマノフ=ルドルフI世》4枚積みの【白緑巨大天門】が主流となった。
5月4週の集計と5月最終週から6月初頭の集計で【青赤マジック】が2週連続入賞率30%超を記録。
DM24-RP2発売に伴い、《邪魂龍 ジャビビルブラッド》型の【黒単アビスロイヤル】が台頭。6月3週の集計では【アビス ジャガイスト】(【黒緑アビス】、【赤黒テレスコ=テレス】、【黒赤緑アビス】)が1位を奪取し、【青赤マジック】の連続入賞数1位が7周でストップ。
2024年7月 [編集]
7月に入ると《聖霊超王 H・アルカディアス》、《蒼神龍アナザー・ワールド》、《超光喜 エルボロム》、《理想と平和の決断》といったDM24-RP2の新規を採用した【白青天門】が台頭。既存の【白緑巨大天門】も全社2種類を獲得して強化されている上に、《閃光の精霊カンビアーレ》も獲得している。
【赤緑“逆悪襲”ブランド】は既にDM24-RP1で獲得していた《冒険妖精ポレキチ》とDM24-RP2での《ブレイズ・ハイパー・クロー》、《白銀妖精コユキ》の獲得によってそこそこの立ち位置となっている。
【黒緑アビス】も《深淵の瘴炉 インシネ=ロウ》、《霊淵 ヒドアノッカ=ノアドッカ》を獲得し、依然強化されている。
【白赤アーマード】系統は《ボルシャック・ハイパー・ヴォルジャアク》を獲得したことで、それなりの立場を築いている。
7月2週には過去最多クラスとなる49種類のデッキタイプがチャンピオンシップで上位入賞した。
DM24-EX1発売に伴い【白黒赤ファイアー・バード】や【白赤緑ドリームメイト】が各地のチャンピオンシップを荒らし回った。この2つのデッキは、まさかこれらのデッキカラーと種族で組んでモノになるとは予想外と、多くのプレイヤーが驚愕した。また、新規デスパペット軸の【青黒COMPLEXコントロール】や《冥土人形ヴァミリア・バレル》型の【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】も結果を出した。
7月3週のオリジナルのチャンピオンシップ上位入賞実績の集計では、【白黒赤ファイアー・バード】がデッキ成立から2日にして1位を記録。
2024年8月 [編集]
7月末から8月初週末までの統計によると、【白黒赤ファイアー・バード】が登場以降3週連続となるチャンピオンシップ上位入賞率1位。同集計では【白赤緑ドリームメイト】、【白緑ドリームメイト】、その他型が不明のものを合計した【ドリームメイト】括りで入賞率4位。一方、【青赤マジック】は新進デッキに押されて入賞率6位(4.6%)まで凋落。アビス系統も【ジャガイスト】括りでは入賞率7位(4.1%)と低迷し、【黒単アビスロイヤル】に至っては母数196件中2件とほぼ死滅。
8月第2平日から第2週末までの集計では【ヘブンズ・ゲート】系統が【白黒赤ファイアー・バード】から入賞数1位を奪取し、【白黒赤ファイアー・バード】の登場以来から続いた連続入賞数1位の記録は3週でストップ。
8月からDM24-RP3発売直前までは概ね【白黒赤ファイアー・バード】、【ヘブンズ・ゲート】、【ドリームメイト】、【青黒COMPLEXコントロール】の四強環境であった。
ところがDM24-RP3発売を機に【青黒緑マルル】がトップメタに躍り出た。《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》の殿堂解除以降も今一つ良いデッキ止まりという評価を引きずっていた【無色ジョーカーズ】が、《ベイビーポンの助》と《ハイパー・ザ・ジョニー》の獲得によって環境中位程度にまでランクアップ。
《アクア・ギャクテンポインター》は登場から瞬く間に【シールドプリズン】系統で活躍したが、ゲーム進行の面で致命的な問題を抱えていたため、登場からわずか10日でエラッタ。事実上のナーフだが、直接カードテキストを修正して弱体化させられたのはこのカードが史上初。
参考 [編集]