多人数戦 [編集]
3人以上のプレイヤーで行うゲームのこと。
基本的にデュエル・マスターズは1対1のプレイヤー同士で行うカードゲームだが、多人数で対戦することも可能である。
2023年時点で、ルールが整備されている多人数戦の公式フォーマットはデュエパーティーがある。他にも後述する「公式が行った・もしくは紹介された多人数戦のルール」は存在していたが、いずれも現存しない。
多人数対戦は公式に1つの遊び方として認められている反面、基本ルールとカードテキストは1対1のデュエルにしか対応していない。大抵はデュエパーティールールも参考にするとよいが、遊び方によってはルール上の不備が出てくることも考えられるため、そのような場合は対戦しているプレイヤー同士で協議して裁定するとよい。
デュエパーティーではあくまでカジュアルなフォーマットとして設計されており、ルールも推奨ルールであり双方の同意の元であれば一部ルールを変更したり、独自のルールを追加しても構わないとされている、かなり緩い遊び方である。それ以前のルールも含めて競技性の高いチャンピオンシップや公認グランプリでは多人数戦のフォーマットはなく、これからも導入されることはないだろう。
- 一応デュエパーティー以前にも公式にもルールは定められてはいた。ただし、その存在を知る人は少なく、様々なハウスルールの元で行われているのが現状。
ページ自体はまだ残っているが、公式からのリンクも切れてしまっている。
- 2017年現在、公式サイトからは消滅している。2011年の時点で既にリンクは切られていた模様。
- 別名「サバイバル」とも。基本的に遊びであるため、せっかくならタッグ戦など他のルールを模索して楽しんでみるのもいいだろう。
多人数戦で性能が変わるカード [編集]
上述したように殆どのカードは1対1のゲームを想定してデザインされているため、多人数戦では性能が変化するものも存在する。以下はその例。
- 使い方によっては利敵、あるいは友情コンボになり得るカード(《父なる大地》、《フューチャー・ブレイン》、《コマンダー・ラッキーロトファイブ》など)
- 多人数戦では対戦相手すべてが常に敵であるとは限らない。誰か1人だけが優勢でそれをひっくり返さねば勝てないときや、自分にヘイトを向けたく無いとき、他のプレイヤーと結託して支援にカードを使うことも考えられる。
勿論いつでもできる戦略ではないし、支援したプレイヤーが一人勝ちしてしまっては元も子もないが、そういった1対1のゲームでは起こらない選択肢を産むことができるということは覚えておきたい。
- 相手のカードと1:1交換を行うカード(《ゴースト・タッチ》、《マナ・クライシス》、《デーモン・ハンド》など)
- 通常の対戦では1:1交換となるが、多人数戦においてはディスアドバンテージとなる弱いカード。これは損失をしていない対戦相手がいるためで、そのプレイヤーからしてみれば何もしていないのに相手2人が1枚ずつカードを失い、2枚分のアドバンテージを稼いだことになるからである。
せめて除去であればどうしても対処しなくてはならないシステムクリーチャーなどのために使えるが、1人のハンデスやランデスにしかならないカードは特に弱い。
そういったカードを使うのは避け、自分の得になる効果を含むものや、各プレイヤーに影響を及ぼすもの、多大なアドバンテージ差を生み出せるものを採用したい。
アニメ・漫画での多人数戦 [編集]
- 漫画「FE」では1対20や2対2のデュエルが行われたが、1人の方が20個のデッキを使って同時に相手をしたり、1対1が単に同時に行われていたりと、特別なルールがある訳では無かった。
- アニメ「VS」にて3対3のチーム戦が行われた。
その時のルール
- コラボ漫画「デュケシ・カスターズ」にて2対2のチーム戦が行われた。
その時のルール
- チームで向き合って座り、ターンの進め方は先攻チームのプレイヤーの片方→後攻チームの片方→先攻のもう一人→後攻のもう一人
- 相手のチームメンバーが二人ともシールド0にならなければダイレクトアタックできない
- 相方への攻撃もブロック可
- 「相手」と書かれている効果の対象は1人のみ、「各プレイヤー」と書かれている効果は4人全員が受ける
- マナは個人で管理
- 集中攻撃可
- エクストラウィンは可能(作中で切札 ジョーが《ジョリー・ザ・ジョニー》のエクストラウィンを発動させていた)
- 劇中で説明は無かったが複数シールドをブレイクするときは相手2人のシールドを合わせた中から好きに選べる描写があった。また、《ジョリー・ザ・ジョニー》のエクストラウィンは相手2人のシールド・クリーチャーが0で無ければ発動しない様である。
多人数戦ルールオプション [編集]
以下多人数戦を行う場合にあらかじめ決めておいた方がよい事柄。
お互いの話し合いの上で決めよう。
- 「各プレイヤー」ではなく「相手」と書かれている呪文などの扱い(対戦相手全員かプレイヤー一人か-ドローカードの扱い(同上)
- 集中攻撃
タッグ戦向けオプション [編集]
- 一方ねらいの有無(片方のプレイヤーだけ先に倒すことに関する有無)。
- 共同ブロック(相方への攻撃のブロック)
- マナの扱い(個人個人で管理or共同)
ガチンコ・ジャッジ方式 [編集]
一人狙いを防ぐための独自ルールとしては、相手プレイヤー全員がガチンコ・ジャッジして負けた方が攻撃や効果などの対象となるという方法が存在する。
この場合、自分を対象に取る効果は自由に使うことができ、全体に及ぶ効果は普通に処理される。
殴り返しの際はいったん対象を選んでからガチンコ・ジャッジによる抽選で対象を改めて選ぶという体になる。そのため、抽選の結果として攻撃対象となるクリーチャーがいない相手に対象が移った場合は攻撃が不発になる。
デッキビルディングによって対象に取られやすくなったり取られにくくなったりしないように、ガチンコ・ジャッジ専用の山札を用意すると望ましい。専用山札から《おやすみヒッポポさん》が捲れた際の扱いは各自で決めること。
参考 [編集]
関連URL [編集]