ジャンケン [編集]グー、チョキ、パーの3種類の手を同時に出すことで勝敗を決めること。 デュエル・マスターズは、カード以外、一切の小道具を必要としないカードゲームであり、ランダムな選択には「ジャンケン」を用いる。 ジャンケンを行うケース [編集]先攻・後攻の決定 [編集]ゲーム開始前に「ジャンケン」で勝敗を決め、勝った方を必ず「先攻」とする。強制のため、勝った方が「後攻」を選ぶことはできない。 または、ジャンケンのかわりに「コイントス」で先攻後攻を決めることもできる。(公式) カードの効果を決定する時 [編集]一部のカードには能力の解決時にジャンケンを行うものがあり、それによって何らかの効果を生み出す。 勘違いされやすいが、DMではジャンケンは「勝敗が決まるまでやって一回」である。あいこはあるが「あいこという判定」はないため、必ず勝敗がつくまで行う。 そのため、勝敗が決まるまでに何度もジャンケンを行うこともある。 《JK人形ボッコグー》などの「相手が特定の手を出したら効果発動」タイプのカードの場合、勝敗が決まるまでに相手がその手を出し続けるとその効果が何度もトリガーする。 例:《JK人形ボッコグー》の能力で、 ジャンケンに関するカードの変遷 [編集]ジャンケンを行うカードは極神編ではじめて登場した。DM-25で、ジャンケンを用いて効果を決める《鎧亜の凄技ジョゼ・ウィルバート》が登場した。 DM-26では、《鎧亜の魔術師グッチョッパ》が登場。DM-27+1DREAMでは、《ウルトラ・ミラクルッピー》が登場。 この時点ではほとんどネタカードとしての扱いであり、リターンは大きいものの、負けた時のリスクが大きくそれほど注目されなかった。 戦国編に入るとDM-28でジャンケンを用いる「JK(じゃんけん)」サイクルが登場。 《JK人形ボッコグー》、《JK野郎チョッキー》、《JKパーネイチャー》の3体が登場。これらのクリーチャーはそれぞれのタイミングでジャンケンをする能力に加え、ジャンケンをしたとき、相手が特定の手を出した場合、何らかのアドバンテージを生み出す。 このシステムにより、ジャンケンを単なる運任せのものにせず、独特の駆け引きを作り出した。 DM-29でもジャンケンを用いる「JK(じゃんけん)」サイクルの《JKヤミノグーデリアン》、《JK軍曹チョキパン》、《JK兜パッパラ・ベンケイ》の3枚が登場。 DM-30にてジャンケン能力を持つ進化GVの《JK神星シャバダバドゥー》が登場。 神化編ではプロモーション・カードとして《炎舌実況 DJ・ショー》が登場し、イベントで配布された。 その後はしばらくジャンケンが注目されることはなかったが、革命編に入ると侵略を持つ《音速 ガトリング》が登場。相性のいい《炎舌実況 DJ・ショー》が大きく注目されることになった。 これらのカードは、不確実性が大きいわりに能力がいまいちなため、余り好まれない傾向にある。ただし、今までに登場したジャンケンを用いて効果を決めるカードの能力自体がリスクに見合ってないだけであり、ジャンケン=弱いというわけではない。面白い効果なので、今後はリスクに見合う能力のカードの登場が期待されている。 そして、DMEX-03において《「拳」の頂 デシブコ・グーチーパ》が登場。 DMEX-08では《虹を架ける者 スカイピース》、《ウソつきニュースペーパー》、《Eのスポーツ JKスタジアム》が登場。特に《Eのスポーツ JKスタジアム》はジャンケン能力を持つ初のD2フィールドであり、ターンエンド時のジャンケンに勝てば「ジャンケン」とテキストに書かれたクリーチャーの踏み倒しが可能。当然《「拳」の頂 デシブコ・グーチーパ》も踏み倒せるため、ジャンケンに関する能力を持つクリーチャーを主軸としたデッキも現実味をおびてきた。 ジャンケンと結果の捏造の関係 [編集]先攻・後攻を決めるジャンケンで負けた方が投了を宣言する行為は、「デュエル・マスターズ 競技イベント運営ルール」12.3の「非紳士的行為 ─ 結果の捏造」に該当する。 「デュエル・マスターズ 全国大会2018 エリア代表決定戦 南東北大会」においてこの非紳士的行為を行ったプレイヤーが、DMPランキング成立後初となる「結果の捏造」による失格処分を下された。この件はルールの確認不足が理由であり悪質性が低かったため、当該プレイヤー2名のハンドルネームは公式からは公表されなかったが、そのプレイヤーの内の1人がYoutubeで活動するデュエマ動画チームの準レギュラーであることが後に特定されたため物議を醸し、その本人が謝罪声明を発表する事態となった。 ジャンケンに関連する能力を持つカード [編集]
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