【G・イズモ】 (デュエプレ) [編集]

種族がゴッドのカードを多く採用し、かなり早いタイミングでコスト5以下の呪文ロックで妨害しつつ、3枚リンクで耐性を得た大型クリーチャーを着地させ勝つデッキタイプ。

DMPP-21で成立。

無法神類 G・イズモ VIC 光文明 (9)
クリーチャー:ゴッド・ノヴァOMG 12000+
中央G・リンク
パワード・ブレイカー
自分のマナゾーンにあるゴッドの数だけ、召喚コストを1少なくする。ただし1より少なくならず、かつこのクリーチャーの持つ文明の数より少なくならない。
相手はコスト5以下の呪文を唱えられない。
このクリーチャーがカード3枚でリンクしていれば、相手は呪文を唱えられず、自分のリンクしているゴッドはパワーが0より大きければ、バトルゾーンを離れない。

【5色G・イズモ】 [編集]

最速《G・イズモ》を《フェアリー・ミラクル》で実現するタイプ。

再現性を考えると、2ターン目《霞み妖精ジャスミン》など、3ターン目《フェアリー・ミラクル》、4ターン目に使用可能マナが6〜7あるので、その6〜7枚の中にゴッドが2〜3枚程度あると召喚ができる。

非現実的だが、3ターン目《フェアリー・ミラクル》始動でも大量にマナゾーンにゴッドがあると4ターン目に召喚ができる。
しかし多色が多くなる《ミラクル》基盤で4ターン目に非多色をチャージできる保証がなく、4ターン目に多色ゴッドをチャージする場合は使用可能マナ5+マナゾーンに4枚ゴッドがある軽減が要求される。
4ターン目に単色をチャージした場合を考えると、有色単色ゴッドは《G・イズモ》しかないためゴッド以外を埋めることになりがちで、3ターン目に《ミラクル》2ブースト完了時点、つまりマナゾーンに5枚のカードがある時点でゴッドが3枚あるときにようやく4ターン目に《G・イズモ》が召喚できる。

【5色G・イズモ】はDMPP-21序盤に使われた以外は、コンスタントな使用率が確認できず、結論としてはデッキパワーが足りないという結果だった。

【5色G・イズモ】の主な採用カード [編集]

《無法神類 G・イズモ》コンセプト
《竜極神》闇/火マナとしてほぼ必須。現役時代と異なり、リンク前を出すだけでは環境デッキへの圧力が弱まっている
《超絶究極神》出す暇は少ないが、色とゴッド枚数で入れることが強いられる
《崇高極上神》出しやすさは《超絶究極神》より上だが、出したクリーチャーが性能が控えめ
《超次元リュウセイ・ホール》多色のこの呪文を4枚入れ、軽減目的に多色のゴッド・カードを大量に入れたらデッキの回転が鈍化する
《フェアリー・ミラクル》この呪文で遅れを取り戻さなければ話にならないのに、デッキを5色にしなければならない制約で採用カードが難しくなる
《ゴッド・ゲート》上の多色ゴッド・カードをデッキに入れている欠点を相殺したいがためのS・トリガー

【零白緑G・イズモ】 [編集]

上の【5色】の欠点は、《竜極神》《超絶究極神》などのマナチャージ以外の役割が薄いことで、デッキ内の死に札が多かったことである。特に多色の色事故が弱みを加速させていた。

それを踏まえて、極限まで採用する文明を削った結果生まれたのがこのタイプである。
闇文明まで削っているが、これは闇文明の大方のメリットを「《サマソニア》+《ラウドパーク》の高速3体リンクができる」とみなしたからである。
《インガ・ルピア》が1体あれば「2マナ《サマソニア》+4マナ《オメガ》」とむしろ【5色G・イズモ】より軽く3体リンクができる。

【零白緑G・イズモ】の主な採用カード [編集]

《インガ・ルピア》【5色G・イズモ】では色数の問題で採用できなかったカード。ブン回りに必須
《ピクシー・ライフ》初動
《フェアリー・ライフ》
《霞み妖精ジャスミン》
《イズモ》無色コスト4のほう。縁の下の力持ちで、対面に合わせて《ディーヴォ》と《クラフト・ヴェルク》を使い分けて戦っていく
《神人類 ヨミ》2→4→5で最速4ターン目に着地できるドローソース兼3打点のアタッカー。生き残れば中央G・リンクでさらに盤面を荒らす
《神の裏技ゴッド・ウォール》G・ゼロでマナが要らないゴッド呪文。確実に生存させたい対象を選択
《黄泉秘伝トリプル・ZERO》アタック・チャンスでマナが要らないゴッド呪文。お手軽シールド追加&リソース伸ばしに。とりわけ対速攻で殴り返し時に唱えるのが効果的
《無法神類 G・イズモ》コンセプト
《超次元ホワイトグリーン・ホール》色が合う便利呪文
《支配のオラクルジュエル》残念ながら多色で色事故の原因になってしまうが、S・トリガーとしてなら非常に優秀で、《ラウドパーク》や《ビッグディアウト》召喚用のマナ基盤にもなる

白黒赤G・イズモ】 [編集]

DMPP-23中期以降は、《超次元リュウセイ・ホール》《超絶究極神》など【5色G・イズモ】の採用カードがNew Divisionで使えなくなったことで、消去法かつ合理的にその3色にたどり着いた。

特にハンデスで相手のマナ加速を妨害しながら5ターン目に『コスト5以下の呪文ロック』が着地してしまえばデッキが機能不全になる相手は驚くほど多い。

具体的に【モルト「王」】なんかは《フェアリーの火の子祭》《爆剣・チャージャー》《ボルメテウス・ホワイト・フレア》《グローバル・ナビゲーション》《英雄奥義 バーニング銀河》などが止まる。

《ドンドン吸い込むナウ》《フェアリー・シャワー》《フェアリー・ライフ》をロックしてブレイクの裏目をかなり消せる【カイザー「刃鬼」】《魔狼月下城の咆哮》を基本的な受け札にしている【黒単ワルボロフ】も3体リンクするまでもなく雑殴りでダメージレースに勝てることも。(後者は《魔壊王 デスシラズ》の「龍解した時」やスレイヤーによる反撃には注意する必要があるが。)

白黒赤G・イズモ】の主な採用カード [編集]

《特攻人形ジェニー》2ターン目の初動。《竜極神ゲキ》と相性◯。
《ゴースト・タッチ》《ゲキ》で再利用できないので5枚目以降。
《学校男》《聖龍の翼 コッコルア》など相手の2〜3ターン目の初動クリーチャーを潰す
《制御の翼 オリオティス》2ターン目を手持ち無沙汰にしないためのメタクリーチャー
《聖鐘の翼 ティグヌス》DMPP-23期には《墓守の鐘ベルリン》がND落ちしているため
《ミラー怪人 ドテラバラ》《フェアリーの火の子祭》《ドンドン吸い込むナウ》などのアド稼ぎメタ
《インガ・ルピア》上記ランダムハンデスで、相手の手札の除去札を奪って生き残らせるのが白黒赤のコンセプト
《竜極神》《インガ》を入れない【5色G・イズモ】とは異なり、マナチャージ用だけではなく明確に召喚も行う
《イズモ》出しても良し、マナチャージでも良し
《無法神類 G・イズモ》コンセプト

上記以外のデッキカラーについて [編集]

白黒緑
《無法神類 G・イズモ》《大地と永遠の神門》のカラー。All Divisionでは《G・A・E》を採用できる。零白緑で捨てた《サマソニア》+《ラウドパーク》の1ターンリンクを狙えるようにもなったことも大きい。
白黒
光臨を使っていなかったDMPP-20期の【オラクル】のような形。リソース管理が非常にシビアなカラーのため、《透明妖精リリン》も駆使して《神人類 ヨミ》シンパシーは最大限活用する。
白青黒
《無法神類 G・イズモ》《崇高極上神》《超絶究極神》の3種を入れたドロマーハンデスのような形を取る。

長所 [編集]

ファッティが軽い呪文ロックを携えながら早期に出てくる。ここで相手の動きを遅くできれば、そのまま完全呪文ロックパワー低下以外で離れないようになり、勝利は目前。

中央G・リンクはバトルゾーンにリソースを残せるため、相手から5ターン目《偽りの星夜 オレオレ・ダークネス》などで手札を枯らされてもバトルゾーンからフィニッシャーを狙うことができる。

一度主導権を握ってしまえば逆転はなかなか許さない。《極大左神 マックス》が出せれば2つシールド追加しながら2体フリーズできるのも蓋として優秀。

短所 [編集]

基本的にコスト5以下呪文ロックから相手を締め付けていくデッキタイプなので、軽量呪文を使わず突破力も高いデッキ相手なら苦しい。
【アウトレイジ墓地ソース】【リキッド・ピープル】【赤単ヴァルブレア】のようなクリーチャー主体のデッキには刺さりが悪い。

【ヘブンズ・ゲート】【ウェディング・ゲート】など、3体リンクして完全呪文ロックしないと安心できない相手も、速度勝負になる相手である。

【神聖牙 UK パンク】はコスト5以下の範囲外の《トンギヌスの槍》を有しており、3体リンク前にどかされてしまう展開がありうる。

非呪文やコスト6以上呪文によって3体リンク前の《無法神類 G・イズモ》を除去されてしまった場合、デッキタイプにもよるが切り返しが難しいことがほとんど。

参考 [編集]