《トンギヌスの(やり) [編集]

トンギヌスの槍 R 無色 (6)
呪文
アタック・チャンス−名前に《神(シェン)》を持つクリーチャー(自分の名前に《神(シェン)》を持つクリーチャーが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)
相手のカードを1枚、バトルゾーン、マナゾーン、またはシールドゾーンから選ぶ。バトルゾーンに自分の 《神聖牙 UK パンク》があれば、かわりにそれぞれのゾーンから1枚ずつ選ぶ。相手はその選んだカードを自身の山札の一番下に好きな順序で置く。

DMR-11で登場した無色アタック・チャンス呪文

に対応したアタック・チャンスと、バトルゾーンマナゾーンシールドゾーンから相手のカード1枚を選び山札の下に送る能力を持つ。

無色なのでどのデッキにでも入れられる。また、カード指定除去なので、クリーチャー除去ランデスシールド焼却に加えてクロスギアフォートレス対策にもなるという特長がある。

ランデスに関してはコストパフォーマンスが少々悪いので、それ以外のゾーンを狙うとよい。破壊ではなく山札の下に送るのでクリーチャーpig破壊置換効果を無視できる。状況に応じてクロスギアフォートレス除去でき、シールド焼却の対策までこなすため、汎用性は他の除去に比べて飛びぬけて高い。

更に《神聖牙 UK パンク》が存在していればそれぞれのゾーンから1枚ずつ選択できるようになるため、ハイスペックを通り越してオーバースペックとなる。
このようにこの呪文1枚で様々なことが出来るが、6コストとそれなりに重く、取れるアドバンテージは基本的に1枚であり、必要な時に手札に来ないことも考えられるので過信は禁物である。

この呪文を核としたデッキを組むことも考えられる。
その場合は名前に《神聖牙 UK パンク》を指定した《名も無き神人類》を使うのが手っ取り早いだろう。そこに《邪眼右神ニューオーダー》リンクさせれば1回の攻撃で相手のカードをそれぞれのゾーンから合計6枚も削り取るという凶悪極まりない能力を発揮する。《紫電左神ヴィタリック》まで合わせればもはやオーバーキル感すら漂う一撃となる。
ゾーンは1ヶ所に絞られるが、《神豚 ブータンPOP》で早期から除去ランデスを飛ばしつつ攻めてもそれなりに強い(→【ブータンビート】)。

無色呪文であるため《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》等で手札に加え、《真滅右神ジーザス・メリーチェーン》等でサルベージするのも難しくない。

メタカードとしての汎用性は高いものの、普通に使うとS・トリガーの無い《デーモン・ハンド》と言ったスペックになりがちなため、スペックをフルに引き出せるようなデッキビルディングが大切だろう。

ルール [編集]

環境において [編集]

登場からドラゴン・サーガ環境までは純粋な除去兼使い捨てアタッカーとしての運用がメインであった。

革命編環境では【マークロループ】革命ファイナル環境から新章デュエル・マスターズ環境にかけては【緑単ループ】【知新ジャスティス】で使われた。革命編以降は汎用除去としては失墜した感があるが、ループコンボフィニッシャーとしての活躍という新境地が開けたと言える。

その他 [編集]

  • 元ネタは、処刑されたイエス・キリストの生死を確かめる為に盲目のロンギヌスが突き刺した槍、通称「ロンギヌス(Longines)の槍」からだろう。フレーバーテキストも、「手に入れれば世界を支配できる」という後年に立てられた槍の伝説・伝承から。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

トンギヌスの槍 R 無色 (6)
呪文
アタック・チャンス:名前に《神》または《槍》を持つ、無色または闇のエグザイル・クリーチャー
バトルゾーンの相手のエレメント、または墓地、シールドゾーンから相手のカード1枚を選ぶ。自分の 《神聖牙 UK パンク》があれば、かわりにそれぞれのゾーンから1枚ずつ選ぶ。相手はその選んだカードをランダムな順番で山札の下に置く。

DMPP-21で実装。

バトルゾーンへの除去がエレメント除去になり、ランデスができなくなり、代わりの選択肢として墓地が追加された。また、後述するがシールドゾーンへの除去もTCGとは仕様が異なる。

バトルゾーンへの除去は進化クリーチャーを進化元ごと除去することが可能となった。退化封印の除去はできなくなっているが、相手のバトルゾーンに対してそれらをすることは稀であるためどちらかといえば強化だろう。

墓地への除去はランデスほどどんなデッキにも有効なわけではないため、汎用性や最大出力はやや落ちたといえる。
墓地利用メタとして見ると1枚というのは少なすぎるため、【アウトレイジ墓地ソース】 (デュエプレ)のような墓地の枚数を重視するタイプのデッキには効果が薄い。一方でその1枚は山札の一番下に置かれるため、【黒赤ゼロ・フェニックス】 (デュエプレ)のような特定のカードを墓地に置いておきたいデッキに対しては、《埋め立てロボ・コンクリオン》などより刺さる可能性がある。

デュエプレでは初のシールドゾーンに対するカード指定除去とも取れるテキストだが、あくまで選べるのはシールドのみであり、だけを山札送りにすることはできない。また、要塞化したシールドを対象に選んだ場合、その城は墓地に置かれる。

アタック・チャンスは、TCGでは《神(シェン)》という指定で無色ブータン《〜カツドンと仲間たち〜》だけが扱えたものだったのが、《》と闇が許容されるようになりブータンで誘発できるようになった。
《漢のキズナ カツブードン》にはブータンが描かれているが、カード名に《》も《》も含んでいないため対象外。

+  一覧

フルスペックこそ発揮できないものの、《豚魔槍 ブータン》は軽めのW・ブレイカーであるため攻撃しつつシールド焼却してやるだけでもなかなかに強力である。

  • 2024年9月24日メンテナンス後から遅くとも2024年10月14日までの間、呪文能力は以下のようなテキストだった(サイレント修正)。バトルゾーンの除去がエレメント除去であることを明示したテキスト修正だったが、それによって、墓地シールドゾーンからもエレメント(に分類されるカードタイプ)しか選べないかのようなテキストになってしまった。
    バトルゾーン、墓地、またはシールドゾーンから相手のエレメント1枚を選ぶ。自分の 《神聖牙 UK パンク》があれば、かわりにそれぞれのゾーンから1枚ずつ選ぶ。相手はその選んだカードをランダムな順番で山札の下に置く。

2024年9月26日メンテナンス前 [編集]

トンギヌスの槍 R 無色 (6)
呪文
アタック・チャンス:名前に《神》または《槍》を持つ、無色または闇のエグザイル・クリーチャー
バトルゾーン、墓地、またはシールドゾーンから相手のカード1枚を選ぶ。自分の《神聖牙 UK パンク》があれば、かわりにそれぞれのゾーンから1枚ずつ選ぶ。相手はその選んだカードをランダムな順番で山札の下に置く。

P'S封印が登場する前であり、エレメントP'S封印を区別する必要がなかったため、カードを指定するテキストになっていた。
ただしこの時点でも、デュエプレではバトルゾーンに対するカード指定除去オブジェクトの除去として処理されていた(《時空の支配者ディアボロス Z》を参照)。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DMR-11
    この槍を手に入れたものが世界を手に入れる。そして、今、誰が持っているか、その目に焼き付けろカツマスター! ---神聖牙 UK パンク
  • DMPP-21
    この槍を手に入れたものが世界を手に入れる。そして、今、誰が持っているか、その目に焼き付けろカツキング! ――神聖牙 UK パンク

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]