【ワルボロフ】 (デュエプレ) [編集]

《龍覇 ワルボロフ》が山札から墓地肥やししていなくてもディスカードで墓地を確保できる性質と、《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》墓地利用および龍解を利用して戦うデッキタイプ。
かなり低い要求値で4ターン目に《魔壊王 デスシラズ》が生き残って着地できる。緑を入れて《龍覇の天啓》を使えば最速3ターン目に《魔壊王 デスシラズ》が登場する。

DMPP-26からは《デュエにゃん皇帝》とのシナジーで強化されており、軽量クリーチャーを増やせばビート寄りの戦術を取れるようにもなっている。

2024年7月25日に《龍覇 ワルボロフ》DP殿堂入りし、以降は【ヘルボロフ】に吸収された。《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》入りの【ヘルボロフ】というTCGでは見慣れないデッキが結果を出している。

龍覇 ワルボロフ SR 闇文明 (7)
クリーチャー:ファンキー・ナイトメア/ドラグナー 5000
スレイヤー
このクリーチャーを召喚する時、自分の手札からファンキー・ナイトメア1枚を捨ててもよい。そうした場合、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。
バトルゾーンに出た時、自分の超次元ゾーンからコスト4以下の闇のドラグハート1枚をバトルゾーンに出してもよい。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)
滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル PS 闇文明 (4)
ドラグハート・ウエポン
ビクトリーアイコン
バトルゾーンに出た時、または、これを装備したクリーチャーが攻撃する時、自分の墓地からコスト5以下のファンキー・ナイトメア1体をバトルゾーンに出してもよい。
龍解:自分のターン終了時、このドラグハートを《魔壊王 デスシラズ》のほうに裏返してもよい。そうした場合、自分のクリーチャー3体を破壊する。
魔壊王 デスシラズ PS 闇文明 (7)
ドラグハート・クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 12000
ビクトリーアイコン
T・ブレイカー
龍解した時、相手のクリーチャー1体を破壊する。
攻撃する時、自分の墓地から進化でない闇のクリーチャー1枚をバトルゾーンに出してもよい。
(龍解前:《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》)

主要カード [編集]

カード名コスト解説
《龍覇 ワルボロフ》7《魔壊王 デスシラズ》軸の最重要カード
《デュエにゃん皇帝》5軽量ファンキーからの侵略や《ワルボルフ》とのコンボが強力
《爆霊魔 タイガニトロ》4自ターン終了時に相手の手札を1枚にする(マナ武装5効果)

候補カード [編集]

ファンキー・ナイトメア [編集]

カード名コスト解説
《強襲のボンスラー》2最軽量ブロッカーが偉い。贅沢だが3T目に《デュエにゃん皇帝》を侵略させることもできる
《不死身のフッシッシ》2自ターン中の破壊スーサイドでは実質死なない
《オタカラ・アッタカラ》2《龍覇 ワルボロフ》以外の墓地肥やし要員
《ステニャンコ》2デュエにゃん皇帝の侵略元、兼高速で自壊させる要員
《爆弾魔 タイガマイト》3スレイヤーが残るランダムハンデスマナ武装3効果)
《爆弾団 ボンバク・タイガ》3一撃奪取など軽量クリーチャーを焼く(マナ武装3効果)
《ポーク・ビーフ》3S・トリガーでもリアニメイトでも役立つブロッカー
《ミラー怪人 ドテラバラ》3呪文メタ
《ハサミ怪人 チョキラビ》3主に破壊スーサイドに手札補充の付加価値を与える
《ニンジシ・チクボーン》4単独でも3文明確保時の《斬撃虫ブレードワーム》と同程度には使える
《龍覇 ニンジャリバン》5《魂喰いの魔狼月下城》やコスト2ドラグハート・ウエポンを使い倒す
《クスクス・ハッカ》5ブロッカーを途切れさせず防御に使う
《シバカゲ斎》5リアニメイトに付随する5枚墓地肥やしで、デーモン・コマンド・ドラゴン《葬英雄 ゲンセトライセ》を墓地に設置する狙いがある
《龍覇 ウルボロフ》6極論手札からは出さないが、墓地からの蘇生や《デュエにゃん皇帝》に食わせて出す

それ以外 [編集]

《葬英雄 ゲンセトライセ》自ターン終了時、味方1体を破壊し墓地のこれを出せる(マナ武装5効果)/ アタックトリガーでファンキー・ナイトメアを墓地からコストの合計が7以下で2枚まで出せる(マナ武装7効果)
《一撃奪取 ブラッドレイン》4ターン目に《龍覇 ワルボロフ》+破壊用3体を確保できる
《魔狼月下城の咆哮》長期戦する黒単の最高峰クラスのS・トリガー
《ボーンおどり・チャージャー》闇のマナ武装5を4ターン目に達成するのが主な目的 All Divisionなら《エンゲージ・チャージャー》も類似カードとして使える
《コダマダンス・チャージャー》同上 《ワルボロフ》のディスカードで使う手札に余裕が生まれる
《白骨の守護者ホネンビー》墓地回収で手札リソースを減らさず公開領域を広げるブロッカー
《リュウセイ・イン・ザ・ダーク》闇以外タップイン《二刀龍覇 グレンモルト「王」》始動を完封でき、小型ブロッカーがスレイヤーを得て防御力も高まる
《超復讐 ギャロウィン》ファンキー・ナイトメア。タップして存在していれば《轟く侵略 レッドゾーン》など強制で破壊する効果を軽くロックできる

このデッキの回し方 [編集]

《魔壊王 デスシラズ》軸の立ち回りは、1〜2ターン目までは最悪手札事故でパスしてもよく、3ターン目までに《一撃奪取 ブラッドレイン》1体を出しておき、4ターン目に自分の手札からコスト5以下のファンキー・ナイトメアを捨てながら4マナで《龍覇 ワルボロフ》を召喚。《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》cipで捨てたばかりのファンキー・ナイトメアをリアニメイトする。するとバトルゾーンにクリーチャー3体+ウエポン1枚の状態でターン終了ステップが来るため、《魔壊王 デスシラズ》自壊させることなく龍解できる。

別パターンは、2ターン目は何かクリーチャー、3ターン目は闇のチャージャー、4ターン目に《龍覇 ワルボロフ》という流れでも同じ速度で展開可能。

ポイントとして、バトルゾーンに《爆霊魔 タイガニトロ》、マナゾーンはマナ武装を達成している状態で、ターン終了ステップ《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》龍解で破壊しても良いこと。この状態だとすでに《タイガニトロ》は誘発済みなため、破壊の種に選んでいても相手の手札を1枚にさせるセルフハンデス効果は発動する。

したがって、5ターン目《魔壊王 デスシラズ》始動でも十分強い。
2、3、4ターン目に適当な破壊用クリーチャーを出しておき、5ターン目に《龍覇 ワルボロフ》を召喚。メインステップ中にcipで墓地から《タイガニトロ》を出し、ターン終了ステップで《デスシラズ》の3打点を残しながら《タイガニトロ》効果で相手の手札が1枚になる。
種族デッキの濁りにはなるが、《停滞の影タイム・トリッパー》《デュエマの鬼!キクチ師範代》などで相手の動きを鈍らせればより効果的。

DMPP-26より、《デュエにゃん皇帝》《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》で直接出せることを利用したコンボが可能となった。
《ワルボルフ》のコスト軽減の際に《デュエにゃん皇帝》を手札から墓地に送り、龍解時の《デスシラズ》の効果で《デュエにゃん皇帝》のpigを発動させることが出来るので、《ワルボルフ》および《ゴー・トゥ・ヘル》を再度登場させることが出来る。
特に、

  1. 事前に墓地肥やしで《デュエにゃん皇帝》か《タイガニトロ》を墓地に置く(《タイガマイト》も墓地に置けるとベスト)
  2. 5マナ溜まったら1.のもう片方を《ワルボルフ》のディスカードで墓地に置く
  3. 《ゴー・トゥ・ヘル》の効果で《ワルボルフ》を《デュエにゃん皇帝》に進化し、アタックトリガーで《タイガニトロ》をリアニメイト、アタック終了後に《タイガマイト》を食わせる
  4. 《デスシラズ》龍解前に《タイガニトロ》で手札ほぼ焼却→龍解時のスーサイドにより《デュエにゃん皇帝》のpigで《ワルボルフ》&《タイガマイト》を蘇生させて最後の1枚もハンデス

という流れが非常に強力。
この流れの中で墓地に行った《ウルボルフ》を《デュエにゃん皇帝》に食わせてさらに加速させる、《タイガマイト》を置けなかったときに備えて《龍魂宮殿 ブラックロ》で代用するなど、上振れ・安定のカスタマイズも可能。

《ワルボルフ》を《デュエにゃん皇帝》のアタック後に食わせることは出来ず、《デュエにゃん皇帝》にはターン1制限がある点に注意。

参考 [編集]