【赤単ボルシャック】 [編集]
ボルシャックカテゴリのシナジーを重視したデッキのうち、特に《ボルシャック・バラフィオル》を核としたもの。《ボルシャック・バラフィオル》の踏み倒しが確実に成功するように火のコスト6以下のクリーチャーとタマシードでデッキを固め、連続踏み倒しで過剰打点を形成する。
【赤緑ボルシャック】とはコンセプトや投入するカードがほぼ異なり、実質別物と言える。
DM23-RP1で登場したアーマードサポートによりさらに別のデッキに発展した。
ボルシャック・バラフィオル SR 火文明 (4) |
タマシード/クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ACE 9000 |
スピードアタッカー |
W・ブレイカー |
自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。 |
自分の、名前に《ボルシャック》とあるクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードがコスト6以下の火のクリーチャーまたはコスト6以下の火のタマシードなら出す。それ以外なら墓地に置く。 |
轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー OR 火文明 (5) |
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 5000+ |
シビルカウント3:自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが合計3つ以上あれば、このクリーチャーは「スピードアタッカー」を得、バトル中パワーが+50000される。 |
シビルカウント5:自分の火のクリーチャーまたは火のタマシードが合計5つ以上あれば、このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーをアンタップする。 |
このクリーチャーが破壊された時、カードを1枚引く。その後、名前に《ボルシャック》とある進化ではないドラゴンを1体、自分の手札から出してもよい。 |
主要カード [編集]
候補カード [編集]
このデッキの回し方 [編集]
序盤はタマシードや低コストボルシャックを並べ、除去でボードコントロールをしつつシビルカウント達成の準備をする。
《ボルシャック・バラフィオル》が着地したら攻撃開始。ほぼ確実に踏み倒しが成功するようにデッキが組まれるため、生半可な防御手段では止まらない過剰打点を形成できる。
素でスピードアタッカーを持つカードがあまり無いため、《ボルシャック・NEX》から《アニー・ルピア》を呼び出すか、《ボルシャック・フォース・ドラゴン》で全体スピードアタッカーが付与できると良い。
長所 [編集]
《百鬼の邪王門》や革命0トリガー程度では止まらない爆発力が魅力。
S・トリガーを踏んでしまっても、破壊やブロッカー踏み倒し程度なら《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》でケアできる。
また、デッキの半数前後がS・トリガーやG・ストライク持ちで組まれることが多いため、赤単ながら見た目以上に受けが厚い。
走り出しはあまり早くないデッキだが、相手のリーサルを止めた上で返しのターンに持ち前の爆発力を押し付けられる。
ほぼ単色で組まれるので、色事故の危険が無いのも嬉しい。
短所 [編集]
大きく分けて3点。
まずS・トリガーのオールタップに対するケア手段が全くと言っていいほど無い。呪文メタを持たないためそのまま通す他無く、無限攻撃できる《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》はアンタップタイミングがアタック時であるためタップされてしまう。
次に《ボルシャック・バラフィオル》への依存度が高い。打点形成手段の大半を《バラフィオル》に依存しており、引けなかった場合の出力低下が大きい。
また、シビルカウントのタネになる手札補充手段が《NEXの手甲》と《マルルの炎杖》くらいしかなく、無理やり引きに行く選択肢も取りづらい。
《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》ならば大量ドローが狙えるが、シビルカウントの達成に貢献出来ないので、唱えた次のターンではリーサルを組みづらくなる。
最後に除去手段が単体に偏っている点。
ジャストダイバーやアンタッチャブルに触れる手段がほぼ無く、特に踏み倒しメタでもある《異端流し オニカマス》が重い。
《オニカマス》相手には《スーパー・スパーク》で無理やりタップして殴り返すか、《ボルシャック・バラフィオル》による展開は諦めて、《ボルシャック・フォース・ドラゴン》や《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》によるシンプルなビートに移行する他無い。
環境において [編集]
主戦場はオリジナル。
DM22-RP2発売時にはパーツが揃っていたが、新規カードは【赤緑ボルシャック】との組み合わせが主に研究されていたこと、《轟炎の竜皇 ボルシャック・カイザー》の事前評価が高くなかったことなどから、実際に構築され出すのは発売から少し間が空いた。
登場後はチャンピオンシップ入賞が散見されるようになった。
参考 [編集]