D2P(ディーツーピー) ヘビーポップ》 [編集]

D2P ヘビーポップ SR 光文明 (6)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/マスター・イニシャルズ 6500
W・ブレイカー
自分のターンの終わりにカードを1枚引いてもよい。その後、光のコスト3以下のクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
自分のターンのはじめに、バトルゾーンに自分のD2フィールドと、自分の同じ名前のクリーチャーが4体以上あれば、自分はゲームに勝つ。

DMR-21で登場したエンジェル・コマンド/マスター・イニシャルズ

ターン終了時のドロー手札からのコスト踏み倒しに加え、D2フィールドと同名カード4枚以上が揃っている事を条件とした特殊勝利能力を持つ。

一番目の能力クリーチャーを揃えていき、二番目のエクストラウィン能力による勝利を目指すという分かりやすいカード

揃えるクリーチャーの種類に制限はないのだが、通常クリーチャーデッキに4枚入れ、それらとこのクリーチャー、そしてD2フィールドバトルゾーンに集めてくるのは至難の技である。
だが4枚より多くデッキに入れることができるクリーチャーなら難易度は格段に下がる。特に同時収録の《O・HA・NA・P》《師団の先導者 ツラトゥストラ》で集められる《遊撃師団 ニューイー》は一番目の能力で踏み倒すことができるため、それらと合わせて専用構築を組むのが良い。
あるいは《時空の英雄アンタッチャブル》《光器シャンデリア》といった耐性持ちの軽量サイキック・クリーチャー超次元呪文で一気にばら撒くという手もある。

D2フィールドに関しては別に用意するしかないが、これまた同時収録の《Dの楽園 サイケデリック・ガーデン》から繋げることができる。そちらのエスケープ付与能力でこのクリーチャーや揃えたいクリーチャー除去から守れば勝利は目前である。

この手のカードの定番として除去に弱いというのがある。上記の通り《Dの楽園 サイケデリック・ガーデン》で補うことができるが、破壊以外の除去、特に軽量バウンスをやられると数を揃えるのは困難になる。また、当然ながら《天使と悪魔の墳墓》も天敵中の天敵である。
幸いには呪文封じの能力が多いため、それらを駆使しつつ数を揃えていきたい。

  • ツインパクトでもあるクリーチャーの名前を特殊勝利で参照する場合、クリーチャー面のみを参照する(2019年1月11日正式回答)。

背景ストーリーでは [編集]

「P」の名を冠するイニシャルズ達のマスター。
《悪革の怨草士 デモンカヅラ》率いるアクミ団を花のアート《Dの楽園 サイケデリック・ガーデン》にて待ち構えており、《O・HA・NA・P》を集結させ巨大な1つのアートを作り上げようとしていた。このアートが完成したときに世界は終わるが、アートに夢中になっている隙を《悪革の怨草士 デモンカヅラ》につかれ撃破された。
が、彼のアートは止まらなかった

アニメ・漫画などでの活躍 [編集]

「VSRF」第4話で破道 ロクローの切り札としてぶっちゃけ戦で初使用。声優は高坂篤志氏。
《O・HA・NA・P》5体と《Dの楽園 サイケデリック・ガーデン》を並べてエクストラウィンを成功させた。
第15話の百獣 レオ戦でも使用したが、《Dの楽園 サイケデリック・ガーデン》が間に合わず敗北に終わった。

  • 余談だがバトルゾーンに登場した時に使われたフォントは「ベビポップ EB」。製作スタッフの遊び心がうかがえる。

その他 [編集]

  • 頭文字の「P」はPsychedelic(サイケデリック)もしくは、Pop(ポップ)と思われる。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

D2P ヘビーポップ SR 光文明 (5)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/マスター・イニシャルズ 5500
自分のターン終了時、カードを1枚引く。その後、自分の手札から光のコスト3以下のクリーチャー1枚をバトルゾーンに出してもよい。
相手のターン終了時、自分のD2フィールドがあれば、カードを1枚引く。その後、自分の手札から光のコスト3以下のクリーチャー1枚をバトルゾーンに出してもよい。
自分のターン開始時、自分のD2フィールドと、自分の同じ名前のクリーチャーが4体以上あれば、自分はゲームに勝つ。

DMPP-28で実装。

コスト5・パワー5500に減少し、W・ブレイカーが削除された。
ドロー任意から強制へと変更されているが、自分のD2フィールドがあれば相手のターン終了時にも発動するようになった。

相手ターン終了時に出せるということは、TCG版よりもエクストラウィンの要求クリーチャー数が事実上1体減少していることになる。ただ、結局のところ相手の妨害を少なくとも1ターン耐えねばならないという弱点はまるで変わっておらず、それどころか《Dの楽園 サイケデリック・ガーデン》の除去耐性付与の対象が「コマンド・クリーチャー」に限定されたため、むしろ狙うのは当時以上に困難となっている。
更にデュエプレ特有の仕様として、《へビーポップ》自身で1枚、並べる《O・HA・NA・P》または《遊撃師団 ニューイー》で4枚、要求されるD2フィールドで1枚と、最低限必要な枚数[1]で既に盤面上限の7枚まで残り1枚に迫ってしまう。もし《師団の先導者 ツラトゥストラ》を採用するなら7枚全てが埋まるため、他のエレメントを置いておくことは出来なくなる。

総じてエクストラウィンを狙うのは難しいと言わざるを得ないが、単純に無条件で使用できる置きドローとしての性能は大幅に強化されている。
いっそ【白単連鎖】のようなデッキに単体で採用する方が活躍の場は広く持てるかもしれない。
ただしドラゴン種族を持たないため革命チェンジ《ドラゴンズ・サイン》を使用するなら《真紅の精霊龍 レッドローズ》《戦弓の精霊龍 ローザンテ》に分があるか。

サイクル [編集]

DMR-21で登場したマスター・イニシャルズサイクル

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DMPP-28
    アートによって、世界が終わる。

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]


[1] 《へビーポップ》を4体並べるのであれば1枚削減できるが、現実的ではない。