《シス＝魔＝シャル》 - デュエル・マスターズ Wiki

《シス＝魔(マー)＝シャル》 [編集]

DM23-RP4で登場した闇/自然のアビスキマイラ。

コスト5以上のアビスを条件とした革命チェンジを持つW・ブレイカー。
登場時に任意で自分の墓地枚数に応じた全体除去を放ち、終極宣言で3体のアビスクリーチャーをマナゾーンもしくは墓地から呼び出す。

除去能力は墓地の状況に依存するがアビスを軸にするデッキであれば墓地が自然と貯まるため、広範囲に一掃することができる。
ただ、墓地にいた方が都合の良いアビスをマナに送ってしまう可能性があり、相手のマナを大幅に増やしてしまうこともあるなど、場合によっては利敵行為になりかねないため、状況によっては発動を控えることも必要。
《アビスベル＝覇＝ロード》のマッハファイター付与における、適当な殴り先を消滅させてしまい、味方のアタックトリガー発動にラグを生じさせてしまう可能性もあるが、S・トリガーの発動を警戒するなら、この手の選択もアリだろう。

終極宣言はコストを問わず３体のアビスを踏み倒せる。
登場時の効果で一掃した場に大型アビスが一気に並び、ボード・アドバンテージを確たるものにできる。
ただ、他のカードの補助がなければこのカードを出す→次のターン開始時に終極宣言→召喚酔いしているためさらに次のターンで総攻撃、と決着までに３ターン必要になってしまうのが玉に瑕。
《アビスベル＝覇＝ロード》と併用すれば全体にマッハファイターを付与できるため、終極宣言のターンで反撃の芽を潰して総攻撃のターンを迎えることができる。
また、コストが無制限ということで今後のアビスのカードプールが増加するたび出力の増加が見込める。

環境において [編集]

アビス系統なら《邪幽 ジャガイスト》を始めとした既存の展開系で事足りる上にタイムラグが厳しい。
《百族の長 プチョヘンザ》のようなcipリセット性能に期待した事前予想もあったが、《エリー＝ザ＝ダーティ》のほうが先に結果を残した。

アニメにおいて [編集]

• アニメ「デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編」では第33話から第34話で斬札 ウィンがプリンス・カイザ戦で初使用。声優は強化前の《邪闘 シス》と同じく露崎亘氏。
  《アビスベル＝覇＝ロード》の攻撃時に革命チェンジで登場し、他のクリーチャーをマナ送りにした。
  • 革命チェンジ時にはハイタッチはせず、地面から溢れ出る闇と共に現れる演出がなされている。
  • 全体除去の描写は「テメエらなんか俺一人で十分だよ！！」と言い放ち、該当クリーチャーを触手で絡め取るか貫くことでマナゾーンに送るというもの。
    ちなみに言動に威厳があった強化前から一転して暴走族チックになるのは革命チェンジのアビスのお約束である。
• 第33話から第34話では終極宣言は無かったが、続く第35話にて邪神くんによってパワーアップする形で習得し、同話のカレン戦で早速使用して《ア：ニーオ：マクア》を三体踏み倒した。
  • それ以降も何度か使用した。
  • また、第35話のミニコーナーである「今日のカード」でも紹介された。

その他 [編集]

• 初となるアビスロイヤル以外の革命チェンジ持ちアビス。

• 名前の由来は暴走族御用達のバイクのパーツやライダー服のブランド「マーシャル」。《シス》は「アビスの軍師」とされるので、元帥、総司令官を意味する「Marshall」もかかっていると思われる。

• 通常版のイラストとアドレナリン版のイラストをよく比べてみると、身体の一部と釘バットの棘の大きさ、ライダージャケットやそれにつけているバッジに差異が見られる。

• シークレットレアのイラストの元になったのは覚猷作の「鳥獣戯画」の「蛙と兎の相撲」。《シス＝魔＝シャル》と《ガ：ナテハ》が蛙、《ラーテ：ガ：フヨーキ》が兎のポジションにいる。
  • どうやらシス系統のシークレットレアのイラストは日本画に固定されているようである。

サイクル [編集]

DM23-RP4のオーバーレアとスーパーレアの終極宣言を持つ革命チェンジサイクル。

• 《富轟皇 ゴルギーニ・エン・ゲルス》
• 《ボルシャック・ヴォルジャアク》
• 《芸魔龍馬 バルバトチェス》
• 《超重竜 ゴルファンタジスタ》
• 《シス＝魔＝シャル》

関連カード [編集]

• 《百族の長 プチョヘンザ》

• Prev
  • 《邪闘 シス》

収録セット [編集]

• illus.akagi
  • DM23-RP4 「アビス・レボリューション第4弾 竜皇神爆輝」（S8/S8）
  • DM23-RP4X「アビス・レボリューション 第4弾 竜皇神爆輝 超刺激パック」 （S8/S8）（S8X/S8）
• illus.douzen
  • DM23-RP4 「アビス・レボリューション第4弾 竜皇神爆輝」（10B/22）（8A/20）
  • DM23-RP4X「アビス・レボリューション 第4弾 竜皇神爆輝 超刺激パック」 （10B/22）（8A/20）

参考 [編集]

• アビスキマイラ
• 革命チェンジ
• アビス
• W・ブレイカー
• cip
• 墓地
• コスト火力
• マナ送り
• 終極宣言
• コスト踏み倒し
• リアニメイト

公式Q＆A

• 4つ目の能力について

Q.自分のマナゾーンにカードが4枚あり、自分の《シス＝魔＝シャル》と相手の《キャディ・ビートル》がバトルゾーンにいる状況です。
自分のターンのはじめに《シス＝魔＝シャル》の「終極宣言」で、墓地から《謀遠 テレスコ＝テレス》を3体出す場合、どうなりますか？
A.結果として2体出ます。
1体目の《謀遠 テレスコ＝テレス》を出す際、マナゾーンのカードが4枚なので《キャディ・ビートル》の置換効果によってマナゾーンに置かれます。
2体目以降の《謀遠 テレスコ＝テレス》を出す際、1体目がマナゾーンに置かれたことでカードが5枚になっているので、《キャディ・ビートル》の置換効果が適用されず、バトルゾーンに出ます。
引用元（2023.12.15）

Q.自分のマナゾーンにカードが5枚あり、自分の《シス＝魔＝シャル》と相手の《キャディ・ビートル》がバトルゾーンにいる状況です。
自分のターンのはじめに《シス＝魔＝シャル》の「終極宣言」で、マナゾーンから《謀遠 テレスコ＝テレス》を1体出す場合、バトルゾーンに出ますか？
A.いいえ、バトルゾーンに出せません。
マナゾーンからバトルゾーンに出そうとした《謀遠 テレスコ＝テレス》は保留状態になり、マナゾーンにあるカードの枚数として数えられなくなります。出そうとした時点でマナゾーンのカードが4枚になるため、《謀遠 テレスコ＝テレス》は《キャディ・ビートル》の置換効果によってマナゾーンに残ります。
《謀遠 テレスコ＝テレス》を2体や3体マナゾーンから出そうとした場合も同様です。

+

（総合ルール　409.1c）

409.1c カードが保留状態になっている間、そのカードは元々置かれているゾーンに属していますが、そのゾーンにあるカードの枚数としては数えません。 例 ： 《紅神龍オグリストヴァル》がいる状況で、手札にある残り1枚の《エナジー・ライト》を唱えた場合、カードを引く効果を解決する前に、《紅神龍オグリストヴァル》のパワーは0になり、破壊されます。 例2： 手札から唱えた《エマージェンシー・タイフーン》の効果で手札のカードを捨てる場合、その唱えた《エマージェンシー・タイフーン》自身を捨てることはできません。 例3： 自分のマナゾーンにカードが4枚あり、バトルゾーンに相手の《獣軍隊 ヤドック》がいる状況で、マナゾーンから《虹速 ザ・ヴェルデ》を召喚する際、《虹速 ザ・ヴェルデ》が保留状態になることでマナゾーンのカードの枚数が3枚になるので、《獣軍隊 ヤドック》の置換効果が適用されます。

引用元（2023.12.15）

Q.《シス＝魔＝シャル》の「終極宣言」でアビス・クリーチャーを出す際、マナゾーンから1体、墓地から2体というように、合計3体になるよう好きな数出せますか？
それとも、墓地から3体、マナゾーンから3体のように、どちらかからしか出せませんか？
A.合計3体になるよう、墓地とマナゾーンから好きな数組み合わせて出せます。
墓地かマナゾーンどちらかからしか出せないといったことはありません。
引用元（2023.12.15）