D2S(ディーツーエス) 皇帝(こうてい)ワルスラ》 [編集]

D2S 皇帝ワルスラ SR 水文明 (7)
クリーチャー:マジック・コマンド/マスター・イニシャルズ 7000
W・ブレイカー
G・ゼロ−バトルゾーンに自分の水のクリーチャーが5体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
自分のクリーチャーは攻撃されない。
呪文の効果によって、相手がバトルゾーンにあるクリーチャーを1体選ぶ時、自分のD2フィールドがバトルゾーンにあれば、自分のクリーチャーは選べない。

DMR-21で登場したマジック・コマンド/マスター・イニシャルズ

味方のクリーチャーが5体以上いることを条件としたG・ゼロ、味方を攻撃されなくする能力、そしてD2フィールドがあればさらに味方全員を呪文で選ばれなくする能力を持つ。

クリーチャーを展開していったところにG・ゼロで耐久力を上げるといった趣旨のクリーチャーマスター・イニシャルズの宿命としてD2フィールドを剥がされると弱体化してしまうが、幸いこのクリーチャーD2フィールドなしでも2つの能力が使える。

弱点は呪文以外の選択除去全体除去にはパワーの低めなクリーチャーが多いため(そもそもその点を補うためのカードなのだが)、クリーチャーによる火力効果バトル・一斉パワー低下などを食らえば全滅しかねない。これらは《「本日のラッキーナンバー!」》である程度ケアすることが可能であり、呪文限定の対抗手段だが《奇天烈 シャッフ》カードプール上にある。

他のカード・デッキとの相性 [編集]

アニメ・漫画において [編集]

アニメ「VSRF」第8話で意地悪 清盛の新たな切り札として切札 勝太戦(3戦目)で使用。声優は山下大毅(現名・山下タイキ)氏。
合体こそしないものの、登場時にG・ゼロ元のワルスラ達が積み上がるという、下記の「キングスライム」を思わせる演出を見せた。
また、《Dの悪意 ワルスラー研究所》能力《燃える革命 ドギラゴン》を呼び出す参照元となった。

漫画「VS」でも意地悪が使用した。

その他 [編集]

  • カードイラストには魔法陣とその中心に禁断文字が描かれており、中心に描いてあるのは「S」、魔法陣に沿って描かれているのは「HYDRO」。HYDROはギリシャ語で水という意味。
  • 元ネタは「ドラゴンクエスト」シリーズの「キングスライム」だろう(名前的には「スライムエンペラー」だが)。G・ゼロは「《ワルスラS》が合体してこのクリーチャーになる」と考えると違和感は少ない。その割に超無限進化ではないが。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

D2S 皇帝ワルスラ VR 水文明 (7)
クリーチャー:マジック・コマンド/マスター・イニシャルズ 7000
G・ゼロ:バトルゾーンに自分のコスト4以上の水のD2フィールド
ブロッカー
W・ブレイカー
自分のクリーチャーは攻撃されない。
自分のD2フィールドがあれば、相手の呪文の効果によって、相手がクリーチャーを選ぶ時、自分のクリーチャーは選べない。

DMPP-28で実装。レアリティベリーレアになった。

G・ゼロの条件がコスト4以上の水のD2フィールドに変更され、ブロッカーを獲得した。

  • この変更により《Dの悪意 ワルスラー研究所》とのシナジーが大幅に強化された。フィールドを張ればそのまま出せるため、1ターン中に複数体の《皇帝ワルスラ》を並べつつ《ワルスラー研究所》のドロー効果で手札枚数を補える。

サイクル [編集]

DMR-21で登場したマスター・イニシャルズサイクル

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DMPP-28
    悪意を注ぎ込まれて生まれたそれは、イタズラとして形となった。

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]