(あつ)侵略(しんりゃく) レッドゾーンZ(ゼット) [編集]

※実際のカードでは『Z』に斜線あり

熱き侵略 レッドゾーンZ SR 火文明 (6)
進化クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 11000
進化−自分の火のクリーチャー1体の上に置く。
侵略−火のコマンド
W・ブレイカー
このクリーチャーを進化ではないクリーチャーの上に置いた時、相手のシールドをひとつ選び、持ち主の墓地に置く。
※殿堂入り

DMD-27で登場したソニック・コマンド/侵略者進化クリーチャー

背景ストーリーで倒された《轟く侵略 レッドゾーン》が復活した姿。

オリジナルとマナコスト進化元侵略条件はそのままだが、パワーと打点が下がっており、cipによる一掃能力も無くなっている。

その代わりに、進化ではないクリーチャーの上に重ねた時にシールド焼却できる能力が付いた。これにより、これまで【速攻】の弱点であった《アクア・スーパーエメラル》などで仕込まれたシールドに太刀打ちできずに、そのまま盤面を覆されて負けてしまうといった事態を回避できるようになった。
《奇跡の精霊ミルザム》ウルトラシールド・プラスされたシールドもこのカード1枚で対処可能。この能力のおかげでオリジナルより落ちた打点も補うことができる。

また、侵略時に相手のシールドが残り1つならば、最後のシールド焼却してそのままダイレクトアタックすることも可能。この方法なら《古代王 ザウルピオ》《白騎士の神羅エターナル・ムーン》の効果を無視できる。

より相手プレイヤーを直接狙うスペックとなっており、S・トリガーに頼っているデッキだと《轟く侵略 レッドゾーン》よりも厄介なクリーチャーとなる。

背景ストーリーでも革命0のクリーチャーが3体集まってやっと倒れるぐらいに粘り強かったレッドゾーンだけあって、復活したカードにおいてもその名に恥じないスペックを持っている。環境でも元祖レッドゾーンと共に【レッドゾーン】の中核を担う活躍を見せた。

環境において [編集]

DMD-27【レッドゾーン】の新戦力として登場して以来、長らく【レッドゾーン】の主要カードとして活躍した。

2020年7月1日付で、殿堂入りとなった。おそらくDMEX-12で登場する《轟く革命 レッドギラゾーン》シールド焼却を使い回される事が危惧されたのだろう。また十王篇で登場したギャラクシールドを封殺できるためとも考えられている。

【レッドゾーン】ではほぼ必須パーツであるにもかかわらず、再録に恵まれないまま殿堂入りとなってしまった。

殿堂入り後は主に【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】に採用される。《轟く革命 レッドギラゾーン》革命チェンジと同時に宣言して侵略して即手札に回収することでシールド焼却をおかわりできる。《轟く革命 レッドギラゾーン》で同時に《Q.Q.QX.》のシールド焼却を再利用できれば言う事無し。もっともゴッド・オブ・アビス環境辺りになると、【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】としては《轟く革命 レッドギラゾーン》で過剰打点を作れば大体勝てる環境となっていたため、採用がまばらになっていった。

【レッドゾーン】でも引き続き採用されるが、【レッドゾーン】自体が下火になっているためこちらのでの活躍は控えめ。とはいえコマンドに重ねるだけで簡単に1打点を用意できる強さは驚異的で、DM22-EX2期に《禁断の轟速 ブラックゾーン》型の【赤黒バイク】が流行するとそちらに投入されることもあった。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

熱き侵略 レッドゾーンZ SR 火文明 (6)
進化クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 11000
進化:火のクリーチャー
侵略:火のコマンド
W・ブレイカー
このクリーチャーを進化でないクリーチャーの上に置いた時、相手のシールドを1つを墓地に置く。

DMPP-26で実装。性能はTCG版と全く同じ性能。

非進化→《熱き侵略 レッドゾーンZ》と《轟く侵略 レッドゾーン》の連続侵略で実質Q・ブレイカーにするか、相手の残りシールドが1つのときにダイレクトアタックするという動きは魅力だが、平時の性能は「《轟く侵略 レッドゾーン》よりパワーが1000下がって盤面処理を失ったカード」に近い。5枚目以降の3打点として3枚程度は投入されるが、4枚積みは多くない。
TCG版では連続侵略の中央に挟むと効果がなくなってしまう《超音速 ターボ3》が上方修正されているため、そちらにデッキスロットを割きたい都合で《熱き侵略 レッドゾーンZ》4枚はデッキが進化過多になるのではとの考えもある。

  • デュエプレではカード名指定時にはルビは見ず、指定文字もギリシア文字のゼータではなくラテン文字のゼットなので、Ζ名称カテゴリに含まれるようになった。類似例にはデュエプレのゲーム内なら「NEX」サポートを《超戦龍覇 モルトNEXT》が受けられるなどがある。
  • このカードが実装された当時から既にTCG版の《レッドゾーンZ》は殿堂入りしていた。それにも関わらずそのまま実装されたのは、TCG版では初登場から殿堂入りまで約5年の期間があったため、当分の間は問題ないとの判断だと推測できる。

演出について [編集]

召喚侵略時は《轟く侵略 レッドゾーン》と同じ物だが、こちらはタイヤ痕が水色になっている。

ボイスは以下の様になっている
通常版
「熱さが収まらねェぜ!」
「燃やし尽くしてやるゥ!」

シークレット版
「滾る!滾るぞォ!」
「この熱さ!止まらねェぞォ!」

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DMPP-26
    レッドゾーンを元に生み出されたクローンの1つ、それがレッドゾーンZだ!
  • DMPP-26(Sec)
    燃えるエンジンは炎を上げ、敵を燃やし尽くす!
  • プライズ
    その目に焼き付けて!――ルビー

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]


[1] 文明は違うが、強化体である《S級不死 デッドゾーン》の派生カードである《SSS級天災 デッドダムド》、進化前の《轟速 ザ・レッド》の派生カードである《虹速 ザ・ヴェルデ》まで含めると5例目。