《
|
轟速 ザ・ゼット P 火文明 (4) |
クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 7000 |
スピードアタッカー |
W・ブレイカー |
自分のターンの終わりに、そのターンこのクリーチャーが攻撃していたら、破壊する。 |
デメリット能力を持つ代わりにコストパフォーマンスの高いスピードアタッカー。
《轟速 ザ・レッド》に次ぐ2枚目の4コストスピードアタッカー持ちのソニック・コマンドで、打撃力が増したかわりにターン終了時に自身が攻撃していれば自壊してしまう。
ただしこの自壊能力はアタックトリガーではなく、あくまで「攻撃したかどうかをターンエンド時に確認するトリガー能力」である。従って、フレーバーテキスト通り《轟速 ザ・ゼット》が侵略した場合はトリガーしないため破壊を免れる。
侵略面に関しては《轟速 ザ・レッド》とほぼ同じ。種族もコストもスピードアタッカーも同じであるため、純粋に8枚体制になったものと見てよいだろう。
ただしパワーが高いため、《轟速 ザ・レッド》と違い《暴走龍 5000GT》や《恐龍界樹 ジュダイオウ》などに阻害されないというメリットもある。
各種ソニック・コマンドに侵略できるのはもちろん、このクリーチャー自身も4コストのスピードアタッカー持ちW・ブレイカーと驚異的な力を持っており、使い捨てのシールドブレイクとして使えるなど、ビートダウンのエースとしても活躍でき得るスペックを持つ。
《プラチナ・ワルスラS》の現役時代は、比較的手軽にそちらを殴り返しで処理できる札としても利用価値があった。
ただ、《暴走獣斗 ブランキー》が出た頃になると、5枚目以降の《暴走獣斗 ブランキー》に甘んじるようになり、【レッドゾーン】でも《暴走 ザバイク/ブンブン・バースト》に次ぐ9枚目以降の侵略元という立ち位置になった。
後に火単色縛りでも《武打!rAsh&ルピア》、《偽りの希望 鬼丸「終斗」》といったよりスペックが高い、あるいは取り回しが良い対抗馬が登場し、お役御免となった。
初期の侵略元コマンドなので後年では致し方なさが目立つが、登場からそれなりの期間に渡って侵略との相性と素のスペックの優秀さを振るった1枚であった。