《ツインキャノン・ワイバーン》 [編集]

ツインキャノン・ワイバーン R 火文明 (7)
クリーチャー:アーマード・ワイバーン 7000
スピードアタッカー
W・ブレイカー

DM-05で登場したアーマード・ワイバーン

スピードアタッカーの中でも大型かつW・ブレイカー持ちで、高い奇襲性能を誇るカード
最初期のスピードアタッカーの一体であり、《解体屋ピーカプ》とともにスピードアタッカーの威力を知らしめた一枚である。
初期の環境ではスピードアタッカーW・ブレイカーというだけでそれなりに強力。
除去されてもその時点で一仕事終えているのが他のファッティに勝る強みだった。

極神編に入ると《ボルシャック・大和・ドラゴン》の出現で完全に立場が無くなる。一応、あちらには《威牙の幻ハンゾウ》に耐えられるという点で勝るが、コストパフォーマンスで劣り第一線を退く。

覚醒編に入ると追い打ちをかけるかのごとく《爆裂マグマキラウェア》《爆竜 GENJI・XX》といった上位互換が登場した。それ以降も《鬼カイザー 「滅」》《百万超邪 クロスファイア》《熱血龍 GENJI・XXX》《メラビート・ザ・ジョニー》《“轟轟轟”ブランド》など、着実に上位互換が増えている。スペック面で散々に言われている《D2G ゴッドファーザー》でさえ上位互換であり、多くのカードの下位互換として埋もれている。

流石に単純なスペックのこのカードでは度重なるインフレの波に付いて行けなかったが、複数打点を持つスピードアタッカーの脅威性を知らしめた1枚であることは確かだろう。

環境において [編集]

登場当初からビートダウンでそこそこ使われ続けてきたが、当時が合えば【除去コントロール】【トリガービート】にさえもフィニッシャーとして投入された。ブロッカーさえ何とかすれば出てすぐ2枚ブレイクできたのが当時としてはどれだけ強力であったかが窺える。

そして【ボルバルステロイド】《無双竜機ボルバルザーク》に続くフィニッシャーとしてピックアップされる。【ボルバルブルー】でも《炎槍と水剣の裁》の返しにこれを《母なる大地》で呼び出してビートダウンするプランがあったぐらいなものである。
その後はボルバル系列デッキで細々と活躍を続けて来たが、そちらがプレミアム殿堂で消滅するとあまり見かけなくなった。

その他 [編集]

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

DMPP-01に収録。性能はそのままに、レアリティスーパーレアに格上げされた。

DMPP-01環境では、パワー7000未満のクリーチャーが大多数であり、大型のうち《二角の超人》《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》《青嵐の精霊バルキア》などにはスピードアタッカーから相打ちも取れる優秀なクリーチャーとして【青赤緑ビートダウン】などで活躍した。

DMPP-02環境に入ると速攻、ビートダウン系列のデッキとしては青緑型の【アストラル・リーフ】 (デュエプレ)や、《光器ペトローバ》を採用した種族デッキが台頭。これらのカードを採用したデッキタイプの影響により、このクリーチャーが採用されていた【青赤緑ビートダウン】というデッキタイプ自体がランクマッチ環境で殆ど見かけられない存在となった。ただし、スピードアタッカーW・ブレイカーを兼ね揃えたクリーチャーとしては数少ない存在であった。(他には《ボルシャック・スピード・ドラゴン》のみ。)

DMPP-03環境に入るとドラゴンの恩恵を受けることができる《無双竜機ボルバルザーク》《神滅竜騎ガルザーク》が登場。スピードアタッカーW・ブレイカーを兼ね揃えたクリーチャーという個性も珍しいものではなくなった。

サイクル [編集]

DM-05で登場したスピードアタッカー

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

  • DM-05DMC-06DMPP-01
    爆音を聞いた時には手遅れだ。
  • DMC-20
    圧倒的な何かの接近に、大気が震えた。
  • DM-18DMC-42
    その姿を確認する前、その爆音を聞いた時には諦めるしかない。ワイバーンは、次の瞬間目の前にいるのだから。
  • プロモ(P37/Y4)
    絶えず戦いの火花をまき散らす武闘派集団・火文明。死は誇りであり、潔い散り方こそが本望である。

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]