転々(てんてん)のサトリ ラシャ》 [編集]

転々のサトリ ラシャ P(UC) 光文明 (1)
クリーチャー:オラクル 500
このクリーチャーが出た時、無色ではないクリーチャーをすべてタップする。

DMX-14で登場したオラクル

cipバトルゾーンにある無色以外のクリーチャーをすべてタップする。

たったの1コストで全ての有色クリーチャーをタップする強力な能力を持つ。
当然自分にもデメリットが生じるが、オラクルの多くはターンの終わりにタップしてあるクリーチャーを対象に能力を発動させるので、が入る【オラクル】には必須パーツになり得るだろう。

環境において [編集]

稀に【サザン・ルネッサンス】に1コスト獣の数合わせとして入ることがある。コントロール軸かつ無色主体の【ジョーカーズ】なら、ほぼノーデメリットのオールタッパーとなる。その場合はパワーラインの問題を解決する手段を用意してやりたい。双極篇環境では【赤白“轟轟轟”ブランド】の原型、初期型である【白単“轟轟轟”ブランド】で使用されていた。

DMEX-05期には《ドープ “DBL” ボーダー》《BAKUOOON・ミッツァイル》との相性の良さにより注目された。タップした自分のクリーチャーすべてを《BAKUOOON・ミッツァイル》で破壊してアンタップクリーチャーを生成できるため、実質1コストの相手限定のオールタッパーと変わらず、メリットだけを享受できる。

DMGP2024-1st』終了後のオリジナルで【白単ウイング】がポツポツと結果を出し、そちらでの実績が見られるようになった。《ウィリデ・ゴル・ゲルス》経由で相手ターン中に簡単に出すことができて、相手の2枚目以降で効果から逃れるクリーチャーにはノータッチなものの、無色が皆無の現環境では1枚目までのアタッカーには原則1ターンを凌げるカウンター札となる。自軍に《翼速 ザ・ウイング》がある状況で出せば大量ドローも狙える。

その他 [編集]

  • 冠詞に「サトリ」がつくのは初登場のオラクルである《神託のサトリ 最澄》以来。
    • また低コストオラクルでは珍しく、信者側の命名法則だけでなく教団側の命名法則も満たしているカード。
  • ラシャ(羅紗)とは、毛織物の一種。また、よく見ると額にヒンドゥー教徒が付ける装飾「ビンディー」のようなものがある。これは本来女性の付けるものであるが、このクリーチャーが女性であると明確に示すものはない。
  • DMEX-08版のテキスト欄の背景には「人狼ゲーム」の役職が書かれており、同弾のカードとあわせて「人狼ゲーム」が行えるようになっている。このカードは「易者」である。

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

DMPP-20で全く同じ効果で実装。レアリティコモンになった。

初登場時は、TCG版と変わらず《マントラのイザナイ カリーナ》など光臨とのデザイナーズコンボ、加えて《神人類 ヨミ》が獲得したシンパシーと相性が良いことはすぐさま認識されていたが、パワー500に余分に手札1枚を消費するなどの理由で過小評価されていた。

ところがDMPP-21ゲームオリジナルカードとして《業欲のマントラ ゾロスター》が登場し、【オラクル】の研究が進められていくと評価が一変。攻撃をすることなく《カリーナ》の光臨を起動し、さらにそれで踏み倒した《ゾロスター》のハンデス枚数を水増しできることの強さが認知され、重要カードの1枚として重宝されるまでになった。

その他の採用例には、先攻1ターン目に出してオールタップした場合、自分へのデメリットが皆無なため【赤白速攻】《予言者クルト》《希望の親衛隊ラプソディ》に次ぐ9枚目のコスト1打点として採用されることがある。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]