《「奇妙(きみょう)」の頂天(ちょうてん) クリス=バアル》 [編集]

「奇妙」の頂天 クリス=バアル 無色 SR (10)
クリーチャー:ゼニス・セレス 17371
G・ゼロ:自分のマナゾーンに裏向きのマナが5枚以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
T・ブレイカー
このクリーチャーは、出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる。
このクリーチャーが出た時、ゼニスまたは無色のカードを1枚、自分の墓地から手札に戻す。

DM24-SP2で登場した無色ゼニス・セレス

水晶マナが5枚以上あればG・ゼロで出せるT・ブレイカー
出たターン、相手プレイヤーを攻撃できcipゼニスまたは無色カード墓地回収する。

水晶ソウル持ち有色ゼニス・セレスが3〜4枚の水晶マナで最低コストになれることを考えると、5枚という要求数は一見重いように感じる。だがこのクリーチャーの場合はG・ゼロであり、水晶マナタップを要求しないのが大きな違い。これにより、水晶マナタップしたり、タップインで生成したりした直後に出すという芸当が可能。
マナブーストを多めに引けたゲームでは水晶ソウルに先んじて着地することも珍しくない。
また、《弾丸超邪 クロスファイア》などと異なり同名がいても弱体化しないため、一旦G・ゼロの条件を満たせば手札と墓地のこのクリーチャーをすべて展開できる。

疑似スピードアタッカーで攻撃するかは任意でアビスラッシュのようなデメリットもないので、cip目的で出しつつ敢えて殴らないといった動きも取れる。エターナル・Kこそ持たないものの、コスト10・パワー17000超えというスペックに加え破壊されても2体目で回収できる点、バウンスが刺さらない点により除去耐性は十分。
革命チェンジ先である《蠅の王 クリス=タブラ=ラーサ》cipは強力だが裏を返せば自分へのオールハンデスと相手のマナブーストであり、ダイレクトアタックに失敗すると一気に劣勢になる。そのため、リーサルが組めていない時などこのクリーチャーや他のエターナル・K持ちの除去されにくさを活かして溜めるプレイングが求められる場面もそれなりに存在する。

他のカード・デッキとの相性 [編集]

環境において [編集]

【緑零ゼニス・セレス】の主要なアタッカーであり、《蠅の王 クリス=タブラ=ラーサ》革命チェンジするのが主な役目。
疑似スピードアタッカーゼニスが珍しい上に、G・ゼロによる奇襲性能、墓地回収によるドローソースの回復で自身の2体目以降を呼び込める点が評価されている。
【緑零】以前に主流だった【黒緑ゼニス・セレス】では《ベートーベン》と《偽りの名 ワスプメリサ》フィニッシャーとして肩を並べていたが、【緑零】ではサーチ水晶マナブーストでこのカードを呼び込める《ベートーベン》が4枚積みされ《ワスプメリサ》が減らされるなどデッキビルディングにも影響を与えている。

その他 [編集]

  • 名前の由来はウガリット神話における最高神「バアル・ゼブル」。後にキリスト教圏において邪神として扱われ、「ベルゼブブ」と呼ばれるようになった。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

参考 [編集]