最終龍理(さいしゅうりゅうり) Q.E.D.+(キューイーディープラス) [編集]

最終龍理 Q.E.D.+ VIC 水文明 (7)
ドラグハート・クリーチャー:クリスタル・コマンド・ドラゴン 11000
W・ブレイカー
自分のターンのはじめに自分の山札の上から5枚を見る。そのうちの1枚を山札の上に戻し、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。その後、カードを1枚引いてもよい。
自分の水のドラゴンはブロックされない。
龍回避−このクリーチャーがバトルゾーンを離れるとき、バトルゾーンを離れるかわりに、フォートレス側に裏返す。
龍解前⇒《龍波動空母 エビデゴラス》

DMR-14で登場したビクトリーを持つクリスタル・コマンド・ドラゴンドラグハート・クリーチャー

サイクル中唯一のビクトリーであり、その性能も一つ抜きん出たものとなっている。

1つ目はターンのはじめに山札の上5枚を操作した上で任意で1ドローすることができるというもの。
通常の追加ドローの上位能力ともいえる能力で、龍解前より狙ったカード手札に寄せやすくなっている。

2つ目は自分のドラゴン全体にブロックされなくするというもの。
自身も対象であり、W・ブレイカーも併せて安定した打点としての活躍が期待できる。

3つ目は龍回避といって、離れるときに置換効果フォートレス側に裏返すというもの。
他のフォートレス面を持つドラグハート・クリーチャークリーチャー側になると除去されやすくなるという弱点を持つが、このクリーチャーはそれを除去耐性によりある程度克服している。

相手からすれば、ビートダウンに適したこのクリーチャーは出来る限り除去したいところ。
しかしただ除去するだけではフォートレス側に裏返すだけで場に残ってしまい、おまけにそのフォートレス除去する手段も乏しい。かといってフォートレスのまま放置してもある程度ドローすれば簡単に打点に戻るため、なかなか厄介。特に複数並べると、龍回避させてもターンはじめの追加ドロー数が増えているため、何らかの効果で少しドローしただけですべて龍解してしまい対処はかなり困難になる。ただしフリーズなどには弱く油断は禁物である。また龍解をし直すということはその分カードをドローしているということなのでライブラリアウトには要注意。

総じてフィニッシュ力の高いカードである。場にいるだけで基本的にアドバンテージは稼げるため、様々なデッキでの活躍が期待できる。

  • シークレットカードが1種類のみ存在する。通常版が紫色を基調としたフォイルなのに対して、シークレット版は銀色を基調としている。金色のフォイルを基調とした《暴龍事変 ガイグレン》の2番目のシークレット版との対比か。また背景には1と0の数字がまんべんなく並べられている。

旧裁定 [編集]

デュエル・マスターズ プレイスでは [編集]

最終龍理 Q.E.D.+ PS 水文明 (7)
ドラグハート・クリーチャー:クリスタル・コマンド・ドラゴン 11000
ビクトリーアイコン
W・ブレイカー
自分のターンの開始時、自分の山札の上から5枚を見る。その中から1枚を山札の上に置き、残りをランダムな順番で山札の一番下に置く。その後、自分の手札が8枚以下なら、カードを1枚引く。
自分の水のクリーチャーはブロックされない。
龍回避:このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに《龍波動空母 エビデゴラス》のほうに裏返す。
龍解前⇒《龍波動空母 エビデゴラス》

DMPP-23で実装。《龍覇 M・A・S》を入手することで特典として付いてくる。

ドローは強制かつ手札が8枚以下という条件がつき、山札の一番下に置く順番がランダムになった。
また、ブロックされない効果付与は水のドラゴンから水のクリーチャーに範囲が拡大された。

  • デュエプレでは手札上限枚数が10枚という仕様になっている。9枚以上ある時に《Q.E.D.+》の効果で引くとターン開始時ドローで引いたカードが上限超過で墓地に行ってしまうため、手札が8枚以下という条件はそれを防ぐための措置と思われる。
  • シークレット版のイラストではQ.E.D.が凛々しく腕組み仁王立ちしており、ボイスも彼女が担当している。
    • シークレット版フレーバーテキストのセリフはQ.E.D.のものと思しき内容だが、表示名は「最終龍理 Q.E.D.+」となっている。
      Q.E.D.の設定は、本体はクリーチャーで、対話するため人間の姿を取ったインターフェースなので、フルネームとして「最終龍理 Q.E.D.+」と書いているのなら間違いではない。

環境において [編集]

1弾前のビクトリードラグハート・クリーチャー《龍素王 Q.E.D.》とは異なり、効果を生かすのに全くデッキカラーの制約がないことから、緑入りグッドスタッフの手札補充要員として活躍している。New Divisionでは《超次元リュウセイ・ホール》《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》が担っていた枠の代替のイメージ。

緑は、構築によって《龍覇の天啓》を採用でき、2→4→6とテンポよく動けば《龍覇 M・A・S》または《龍覇 メタルアベンジャー》の着地が、コスト5水超次元で《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》を出すのと同速になる。
《龍波動空母 エビデゴラス》《ドンドン吸い込むナウ》1枚で除去されるというリスクがなく、出せれば高確率で複数ターンに置きドロー効果を発揮できる。

裏面のドラグハート・フォートレス、この面の龍回避の2つの除去されにくさはロングゲームで輝く。
DMPP-23環境では、今弾登場の《音感の精霊龍 エメラルーダ》も入れ、光のS・トリガーを埋めて延命する白青緑が比較的人気。>【白青緑M・A・S】

光抜きで《Q.E.D.+》を活用するものだと、青緑【リキッド・ピープル】(緑はタッチ気味)が頭一つ抜けている。

サイクル [編集]

DMR-14ドラグハート・クリーチャーサイクル

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]